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「しのぶちゃーん」
「あら紗雪さん。どうかされましたか?」
蝶屋敷に顔を出した紗雪にしのぶはにっこり微笑んだ。紗雪がしのぶの対面の椅子の座る。
「煉獄さんに女ってばれた〜」
「あらあら」
「しかも好きって言われたー」
「あらあ、ら?」
「保留にしてきちゃったぁ」
「…まぁ」
しのぶは紗雪が女だと知る数少ないの鬼殺隊士だ。余程の秘密なのだろうと思っていたのに、紗雪の余りに軽い態度にしのぶは頬に手を当てると呆れた様子を見せる。
「保留にしてしまったんですか」
「うん。煉獄さんの事、良く知らないしさぁ」
「そこなんですね」
紗雪の腕にある細かい傷に気が付いてしのぶは軟膏を取り出した。丁寧にそれを塗り広げながら口を開く。
「紗雪さんは正直どうなんですか?」
「う〜ん…うーーーーーん」
「えぇ、よく分かりました」
なんにも考えてない。しのぶは軟膏を塗り終わるとペチリとその腕を叩いた。自分よりも多少しっかりした腕ではあるが、それでも鬼殺隊士の中では細い。この腕で鬼の首を手数で刻み切り落とすのだから恐れ入る。
「紗雪さんの中で人とお付き合いするってどう言う事なんですか?」
「えぇ?一緒にご飯行ったりとかぁ?」
「…それでは私も甘露寺さんも、柱の全員とお付き合いしている事になってしまいますよ?」
「…おぉ」
今気付いたと言わんばかりの紗雪にしのぶは頭を抱えた。これで自分より一つ年上だと言うのだから困ったものだ。
「紗雪さん、少しお時間頂いてお話ししましょうか」
「………はぁい」
しのぶの圧に素直に頷く紗雪だった。
「あら紗雪さん。どうかされましたか?」
蝶屋敷に顔を出した紗雪にしのぶはにっこり微笑んだ。紗雪がしのぶの対面の椅子の座る。
「煉獄さんに女ってばれた〜」
「あらあら」
「しかも好きって言われたー」
「あらあ、ら?」
「保留にしてきちゃったぁ」
「…まぁ」
しのぶは紗雪が女だと知る数少ないの鬼殺隊士だ。余程の秘密なのだろうと思っていたのに、紗雪の余りに軽い態度にしのぶは頬に手を当てると呆れた様子を見せる。
「保留にしてしまったんですか」
「うん。煉獄さんの事、良く知らないしさぁ」
「そこなんですね」
紗雪の腕にある細かい傷に気が付いてしのぶは軟膏を取り出した。丁寧にそれを塗り広げながら口を開く。
「紗雪さんは正直どうなんですか?」
「う〜ん…うーーーーーん」
「えぇ、よく分かりました」
なんにも考えてない。しのぶは軟膏を塗り終わるとペチリとその腕を叩いた。自分よりも多少しっかりした腕ではあるが、それでも鬼殺隊士の中では細い。この腕で鬼の首を手数で刻み切り落とすのだから恐れ入る。
「紗雪さんの中で人とお付き合いするってどう言う事なんですか?」
「えぇ?一緒にご飯行ったりとかぁ?」
「…それでは私も甘露寺さんも、柱の全員とお付き合いしている事になってしまいますよ?」
「…おぉ」
今気付いたと言わんばかりの紗雪にしのぶは頭を抱えた。これで自分より一つ年上だと言うのだから困ったものだ。
「紗雪さん、少しお時間頂いてお話ししましょうか」
「………はぁい」
しのぶの圧に素直に頷く紗雪だった。