二章
夢小説設定
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「最後は全身訓練です!」
「要は追いかけっこです!」
「炎柱様が椎名さんを捕まえるんですよ!」
「なるほど!わかった!!」
(最後まで元気だなぁ)
杏寿郎や椎名も手伝って薬湯を片付けた後、椎名と杏寿郎は向かい合って立った。ぐっと腰を低くして構える杏寿郎に椎名が距離を取る。
「よーい、はじめ!!」
ダン!と杏寿郎が床を蹴り付け一気に間合いを詰める。
椎名はひらりと交わし壁を蹴って反対側へ。
椎名の体の流れに沿って杏寿郎が腕を伸ばすが、それはぐっと身を低くした椎名の上を空振った。
「速いな!」
「取り柄なもんで!!」
ダダダダダダダダダ!!
「「「………」」」
ほえ〜、と三人娘は口を開けた。もう早過ぎて二人の動きを目で追うことさえできない。それどころかあまりの動きの激しさになほがとうとう叫んだ。
「止まってー!止まって下さーい!!」
「「!?」」
ピタリと止まった二人にきよが続ける。
「続きはお庭でお願いします!」
「お家が壊れちゃう!」
すみにまで言われて杏寿郎と椎名は顔を見合わせた。確かにちょっとやり過ぎたかもしれない。
「機能回復訓練としては十分な成果があったと思うのだがどうだろう!」
「異議なし!屋敷を壊してしのぶに怒られたくない!!」
「同感だ!!」
最後はしっかり意見を合致させると、こうして杏寿郎の機能回復訓練は幕を閉じたのだった。
「要は追いかけっこです!」
「炎柱様が椎名さんを捕まえるんですよ!」
「なるほど!わかった!!」
(最後まで元気だなぁ)
杏寿郎や椎名も手伝って薬湯を片付けた後、椎名と杏寿郎は向かい合って立った。ぐっと腰を低くして構える杏寿郎に椎名が距離を取る。
「よーい、はじめ!!」
ダン!と杏寿郎が床を蹴り付け一気に間合いを詰める。
椎名はひらりと交わし壁を蹴って反対側へ。
椎名の体の流れに沿って杏寿郎が腕を伸ばすが、それはぐっと身を低くした椎名の上を空振った。
「速いな!」
「取り柄なもんで!!」
ダダダダダダダダダ!!
「「「………」」」
ほえ〜、と三人娘は口を開けた。もう早過ぎて二人の動きを目で追うことさえできない。それどころかあまりの動きの激しさになほがとうとう叫んだ。
「止まってー!止まって下さーい!!」
「「!?」」
ピタリと止まった二人にきよが続ける。
「続きはお庭でお願いします!」
「お家が壊れちゃう!」
すみにまで言われて杏寿郎と椎名は顔を見合わせた。確かにちょっとやり過ぎたかもしれない。
「機能回復訓練としては十分な成果があったと思うのだがどうだろう!」
「異議なし!屋敷を壊してしのぶに怒られたくない!!」
「同感だ!!」
最後はしっかり意見を合致させると、こうして杏寿郎の機能回復訓練は幕を閉じたのだった。