喫茶店の女給になった元婚約者
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この日記は日記でいいのだろうか?
月記とか年記の方がいいのかも知れない。
煉獄様は目を覚まされて2ヶ月後に無事に蝶屋敷を退院された。片目を失い腹部に大きな傷を負った為に隊士を引退はされたけれど、まだまだ元柱として求められる役割は多い。それでもまだ体は完全とは言えなくて私は時折煉獄家に容体を確認に出向いていたりした。
そろそろ私の背中の傷も経過観察の必要がなくなったので再び煉獄家へ入ろうかと考えていた頃、ピタリと煉獄様からの食事や身の回りの世話に関する要請が無くなった。お伺いしても素気無く帰されることもしばしばだ。
この感じには覚えがある。
婚約破棄をされる前の煉獄様の態度によく似ている。
胸がざわついて落ち着かない。
またあれを繰り返すのだろうか。
そう思ってしまうと煉獄家に足が向かなくなってしまった。行っても帰されるだけならばその労力を杏寿郎様に……煉獄様に払わせるのは申し訳ない。二度目の婚約破棄は流石に想像していなかった。
私は、これまで何の為に……。
やめよう。
私には前世の、未来の記憶がある。女が一人で生きて行くのが容易いとは言わないが、出来ないことはないだろう。また蝶屋敷を出て働き口を探そう。
煉獄様に縋るような生き方をしてはいけない。実家にも愼寿郎様や千寿郎様にも……お館様にもご迷惑をかけてしまうが、煉獄様の重荷になるような人間にはなりたくない。
あの方の幸せを遠くで祈れるような……そんな人間になろう。
月記とか年記の方がいいのかも知れない。
煉獄様は目を覚まされて2ヶ月後に無事に蝶屋敷を退院された。片目を失い腹部に大きな傷を負った為に隊士を引退はされたけれど、まだまだ元柱として求められる役割は多い。それでもまだ体は完全とは言えなくて私は時折煉獄家に容体を確認に出向いていたりした。
そろそろ私の背中の傷も経過観察の必要がなくなったので再び煉獄家へ入ろうかと考えていた頃、ピタリと煉獄様からの食事や身の回りの世話に関する要請が無くなった。お伺いしても素気無く帰されることもしばしばだ。
この感じには覚えがある。
婚約破棄をされる前の煉獄様の態度によく似ている。
胸がざわついて落ち着かない。
またあれを繰り返すのだろうか。
そう思ってしまうと煉獄家に足が向かなくなってしまった。行っても帰されるだけならばその労力を杏寿郎様に……煉獄様に払わせるのは申し訳ない。二度目の婚約破棄は流石に想像していなかった。
私は、これまで何の為に……。
やめよう。
私には前世の、未来の記憶がある。女が一人で生きて行くのが容易いとは言わないが、出来ないことはないだろう。また蝶屋敷を出て働き口を探そう。
煉獄様に縋るような生き方をしてはいけない。実家にも愼寿郎様や千寿郎様にも……お館様にもご迷惑をかけてしまうが、煉獄様の重荷になるような人間にはなりたくない。
あの方の幸せを遠くで祈れるような……そんな人間になろう。