【資料用】キャラ背景・補足設定


ミカゲの行動原理の根源にある「尊敬・絶望・トラウマ」を軸に、設定資料として活用しやすい形でまとめました。

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1. 憧憬:背中を追いかけた少年時代

幼少期、戦う力(体力・技術)が乏しかったミカゲは、故郷や家族を守る為に傷だらけになりながらも魔物と戦うリクトの姿に心を打たれ、「リクトや村の仲間を支えたい」という純粋な願いが、魔法の素質があったミカゲを「治癒師」の道へと突き動かす原動力となった。

【状態】
この時点での献身は、対等な友人としての健全な友情に基づいたものだった。

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2. 絶望:再会と「痛みの喪失」

7歳の時に修行の為に村を離れたミカゲは、街にある治癒師協会で三年にわたる基礎修行を修了する。
ようやくリクトたちを支えられる力を手にした矢先、村の壊滅という悲劇が起こる。
大切な場所を守れずに失った無力感と、協会で再会したリクトの変わり果てた姿。この二つの衝撃が、幼いミカゲの心に深い絶望を与えた。

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3. 恐怖:植え付けられたトラウマ

リクトが木から落ちて死にかけた姿や、自身の生を確認するために自傷した姿を目の当たりにした経験が、決定的なトラウマとなっている。

【思考回路】
※痛みがない = 危険に気づかない = 自分の目が届かない場所で死ぬ。

この時、「支えたい」という願いは「(何をしてでも)生かさなければならない」という強迫観念へと変質した。

【現在への影響】
この恐怖が常にミカゲの根底にあり、リクトの些細な異変も逃さない観察眼と、世話焼きの原動力となっている。

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4. 渇望:真に求めているもの

ミカゲが心の底から切望しているのは、リクトが不意にこぼす本心からの「助けて」という言葉である。

痛覚を失っているリクトは無意識に「大丈夫」という言葉で自らの痛みを隠す癖があるため、ミカゲに対して素直に頼ることは極めて稀である。
そのためミカゲは、リクトがほんの一瞬でも自分に対して弱さを見せ、心から頼ってくれる瞬間が訪れることを強く願っている。
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