【資料用】キャラ背景・補足設定


【悪魔とノアの一族】

当創作における悪魔は、他種族よりも高い戦闘能力と魔力を持つ、好戦的な存在として知られている。
その中でもノアの一族は、地の底に独自の集落を築く純血主義の一族であり、外の世界との交流を極端に拒んでいた。

一族の中でも特に優れた魔術師として知られていたのが、ノアの母・アルテマである。
彼女はある日、地底へと続く入口がある森で倒れていた人間の男を助けたことをきっかけに恋に落ち、やがて二人の間に一人の子――ノアが生まれる。

しかし、この異種族間の恋は一族の掟に背くものであった。
怒りをあらわにした族長は、アルテマ夫妻を処刑し、さらにノアにも手をかけようとした。
そのとき、アルテマの妹であったエルトマが命を賭してノアを守り抜く。
彼女もまた“同罪”として一族から追放され、幼いノアを抱えて外の世界へと逃れることとなった。

外界での生活は過酷だった。
この時代、ハーフは“どちらの世界にも属せぬ半端者”として蔑まれており、ノアは人間社会にも悪魔社会にも受け入れられなかった。
それでもエルトマは希望を捨てず、わずかに理解ある人々の助けを借りながら、ノアを我が子のように育て上げた。
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