#1 幻想御手編×学園都市編
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黒子「風紀委員(ジャッジメント)ですの‼器物損壊および、強盗の現行犯で拘束します‼」
強盗犯3人「⁉」
強盗犯のリーダーと思わしき人「嘘ッ⁉何でこんなに早く……ん?」
黒子「?」
黒子のことをただの子供だと思っているんだろうな…。
強盗犯の3人は笑っていた。
バカだな…そう思っていると痛い目にあうだけなのに。
強盗犯のリーダーと思わしき人「どんなヤツが来たかと思えば、風紀委員(ジャッジメント)も人で不足かあ?」
黒子「……」
イラっとしたんだろうな。そりゃ中学生だけど、大能力者になるとそういうの関係なくなるのにね。
考え事をしていたら現行犯の太った人が黒子に向かって殴り込む。
だが黒子は軽やかにかわし、現行犯の太った人の足をひっかけ投げ飛ばす。
黒子「……そういう三下の台詞は死亡フラグですわよ?」
現行犯のリーダーと思わしき人「やるじゃねえか」
現行犯の下っ端「クッ」
現行犯のリーダーと思わしき人「見た目通りじゃねえって事か。だが、俺だってな」
発火能力者(パイロキネシス)か……
黒子「はっ。戦う前から手の内を見せて、どういうつもりですの?」
黒子の言うようにやれやれだね…これだから素人は。
黒子「そういうのは、ぎりぎりまで隠しておくものでしょうに」
現行犯のリーダーと思わしき人「なっ⁉…お前わかってんのかコレ‼強能力(レベル3)だぞ!もうちょっとビビッたり、警戒したりしろよ‼」
黒子「まあ…確かにそこそこのものですわね。それだけの力、怠惰な人間では制御できませんわ。大方…」
黒子は気づいたのだろう…私も黒子の言いたいことはわかる。
黒子「能力開発の途上で壁にぶちあたって、これが限界だと自分で勝手に決めつけて、諦めて拗ねてグレたクチかしら?」
現行犯のリーダーと思わしき人「うっ…」
黒子「あら?図星ですの。諦めたらそこで試合終了ですわよ?」
現行犯のリーダーと思わしき人「テメえッ‼」
黒子に近づいたけど、それじゃ間に合わない…
やはり黒子を捕まえるのは無理だったか。ま、そうなる。
そして黒子ならテレポートをして後ろに回りこみ頭に蹴りをするだろう。
そして釘のようなものを使って動けないようにする。
うん、完璧だね黒子!
現行犯のリーダーと思わしき人「空間移動能力者(テレポーター)⁉」
黒子「これ以上抵抗を続けるなら、次は体内に直接テレポートさせますわよ」
現行犯のリーダーと思わしき人「ま、まいった」
黒子かっこいい!
美琴「累…心の声駄々洩れだから…ん?」
現行犯の三下「どけ‼」
累・美琴「おっと」
美琴「あーあ、黒子から逃げきれるわけないのに」
累「ですね……って、美琴さん…制服に…(これはヤバい‼)」
美琴「あら?………」
黒子「ゲッ…」
美琴「あ—————。累、黒子?」
累・黒子「はっ…はい‼ですの‼」
美琴「これは私が個人的にケンカを売られたって事だから。手、出してもいいわよね?」
累・黒子「あ————……」
現行犯のリーダーと思わしき人「おっ、思い出した!!風紀委員(ジャッジメント)には、捕まったが最後、心も体も切り刻んで再起不能にする、最悪の腹黒テレポーターがいるという噂っ‼」
黒子「誰の事ですの?それ…」
累「ふっ、腹黒テレポーターだっtぐふっ」
現行犯のリーダーと思わしき人「それだけじゃなえ!」
お?下っ端が車を使って逃げるぞ…これは美琴さんアレを使うかなー。
現行犯のリーダーと思わしき人「そのテレポーターを虜にする相方…あの最強の電撃使い…超電磁砲(レールガン)‼」
黒子「どんな噂になっているのか知りませんけど」
累「久しぶりに美琴さんの能力が見られる。ラッキー」
現行犯のリーダーと思わしき人「電気…まさか⁉」
累「そうだよ。お兄さん」
黒子「ええ。あの方こそが———」
累「学園都市230万人の頂点。7人の超能力者(レベル5)の第3位——————」
黒子「『超電磁砲(レールガン)』御坂美琴お姉様。」
累「おお‼車を吹っ飛ばすとは、さすがだねー。」
美琴「フッ…」
黒子「常盤台中学が誇る最強無敵の電撃姫ですの」
現行犯のリーダーと思わしき人「ば、化物…」