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【一次創作】性癖悪役

03. Accidia

【名前】アッチーディア
【愛称】アディ
【性別】男性
【年齢】28歳
【身長】183㎝
【愛用の武器】ダガー。
【パラレル元】アレン

 フリーの殺し屋。あらゆる手段を持って標的を殺めるが、得意な殺害方法は、優れた身体能力と圧倒的な力で叩きのめすこと。殺し以外にも、護衛の仕事を受けることがある。
 アレンと同じくシゾイドパーソナリティ障害を患っており、自他共に無関心。殺し屋になった理由は、当人曰く「頼まれて、報酬もよかったから、断る理由もなく引き受けただけ」。別に殺しに快感を覚えるわけでもなく、それしか道がなかったわけでもない。あらゆる事柄に対して彼の思考は怠惰である。因みに、アレンと変わらず「自分だけを愛してくれる存在」を無意識に欲している。



 以下、アディエンドのおはなし。

 あるときスビィ経由で、リアから依頼を受けたアディ。その後リアにとっては恒例の、お仕事お疲れさまセックスをするのだが、このときあまりに体の相性が良かったため、それ以降リアは、頻繁にアディとの行為を求めるようになった。リアはフィオンと同じく、行為中「好き」と連呼する癖があり、それを肉体の快感とともに聞きつづけたアディ。無意識でも「自分だけを愛してくれる存在」を欲していた彼にとって、これは非常に心地の良い時間だった。そう思えば、その時間を永遠にしたいと望むのは普通のことで。リアが自分以外と性欲を解消させるなんて、もったいないことはさせたくないわけで……かくしてアディは、リアを檻に閉じこめ、依存性の高い薬を打ちこんだ。
 それからのリアは、檻の中でアディの帰りと、薬の時間を待つだけの人形に成り果てる。虚ろな目で注射器を見あげ、強要された「好き」を何度も口に出してそれを強請る。そんな壊れたリアを見おろして、アディは若干、口角を上げた。
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