【名前】アレン・ターナー
【性別】男性　【年齢】25歳
【誕生日】11月11日(蠍座)
【身長】185㎝【血液型】B型
【趣味】なんとなく筋トレを続けている。
【好きなもの】コーヒー。ビスケット。
【嫌いなもの】特になし。

　エメラルドカフェの店主。

　フィオンの恋人のひとり。幼少期、両親の離婚が起因となり、シゾイドパーソナリティ障害を患っている。自他共に興味や関心を持てず、何事においても「なんだっていい」と考えている。カフェの店主になったのも、フィオンの恋人になったのも、頼まれて、特に断る理由がなかったから受け入れただけだ。

　しかし彼には、無意識に求めているものがある。それは自分「だけ」を愛してくれる存在だ。フィオンとセックスする際、必死に縋られながら何度も「好き」と言われることに、快感を覚えている。そのため、フィオンとのセックスには積極的だ。因みに彼は絶倫だ。

　アレンは習慣的に、誰に対しても敬語を使う。それは自分が無愛想なのを自覚しているため、敬語を使うことで人間関係を少しでも円滑にし、自分が理不尽な損害を被らないためだ。

※シゾイドパーソナリティ障害について、以下「MSDマニュアル」より一部引用。

「シゾイドパーソナリティ障害の患者は、近親者も含め、他者と親密な関係をもちたいという欲求がないようにみえます。患者には、ときに第1度近親者（親や兄弟など）がいる以外、親しい友人や相談相手がいません。…患者は一人でいることを好むため、他者との交流の必要がない活動や趣味を選ぶ傾向があります。…シゾイドパーソナリティ障害の患者は、他者が自分のことをどのように考えているかについて、それがよいことであれ、悪いことであれ、悩まないようにみえます。無関心であるように、または自分のことに没頭しているようにみえることがあります。普通の社会的行動様式に気づかないため、社会的に不器用にみえることがあります。

　シゾイドパーソナリティ障害の患者は、社会的状況に反応したり（例えば、微笑んだり、頷いたりすることにより）、感情を示したりすることがまれです。患者は、挑発された場合でも、怒りを表すことに困難があります。重要なライフイベントに適切に反応することがなく、状況の変化に対する反応が受け身にみえることがあります。そのため、自分の人生に方向性をもっていないようにみえることもあります。」