岸家の日常
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外も肌寒くなってきた初秋
旦那様をお仕事に見送ったあとのこと
ピンポーン…
「はーい」
高橋「こんにちは!」
「高橋さん!」
高橋「今お時間ある?」
「はい、どうぞ」
高橋さんを居間に案内して「お茶入れてきますね」と言葉を残してキッチンに向かう。
高橋「おかまいなく!」
お茶を持っていくとはるくんを抱っこしてて、
「あれっ、起きちゃいました?!」
高橋「今ね!はるくん本当にかわいいわぁ…」
「すみません、泣いてませんでした?」
高橋「全然!いい子だったもんね〜」
はる「きゃっきゃっ」
にこにこご機嫌そうでよかったぁ
高橋「それでね!本題なんだけど、」
「はい」
高橋「実はね〜、ここの旅館素敵じゃない?」
高橋さんに見せてもらったパンフレットに目を通すと
自然に囲まれた場所にある老舗感のある立派な建物の写真が載っていた。
「すごい〜!素敵ですね!」
高橋「実はね、うちの家族と親戚家族と予約してたんだけどね〜…親戚の方が行けなくなっちゃって。
よかったら、りんちゃんたち一緒にどうかなって!」
「え、でも…」
高橋「ここの旅館なかなか予約も取れないし、キャンセルするのも勿体無いじゃない?」
高橋「それにいつもりんちゃんにも岸さんにもご迷惑お掛けしちゃってるから、
すぐに決めなくても大丈夫だから、岸さんにも相談してみて!
予約してるのはこの日だから!」
「わかりました!主人が帰ってきたら相談してみますね」
高橋「いい返事待ってるわ!」