その娘、慌て者につき。

もごもごもご!!!

また、口を塞がれたまま忘れられていた陽輝がなんとか、サニーの手から脱して、ゼェハァと肩で息をした。

「とにかく!俺たちは付き合ってねぇ。ったく、、行くぞ!陽輝」

そう言って陽輝の手を躊躇無く握り、店の扉まで歩くサニー。
僅かに見えた横顔が、少し赤らんでいた事には、誰も気が付いていなかった。

、、、

「じゃあ、また、来ます!ミーアさん!今日はありがとうございました!」
改めてぺこりと礼をする陽輝。
「あぁ!今度は来るなら開店時間丁度に来いよ!」

「えへへっはぁい!!」

「まぁ、でも、一緒に捕獲したのも楽しかったから、また行くか?」

「行くかっ!!また俺に獲物運ばせる気だろっっ」

「ありゃ、バレたか」

そう言ってペロリと舌を出して笑うミーア。

「でも、、、食事と紅茶は、確かに美味かった、それは認めてやる」

サニーはそれだけ最後に言うと、踵を返して歩き出した。

「あっ、待ってくださいよ!サニーさん!」
「早く来い、置いてくぞ!!この辺、暗くなるとあぶねぇからな」

遠くからそのやり取りを眺めていたミーア。

「やっぱ、付き合ってるよなぁ、、あの二人」

と、首を傾げていた。


、、、、

SpecialThanks/翡翠様☆陽輝ちゃんをお貸しくださって、ありがとうございました!書いていてとても楽しい章でした!
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