「、、知らねぇ」

それだけ言うと、ガツガツと残りのご飯をかきこみ、何も言わずに出ていった。

、、、

翌日。

一日の仕事が終わり、厨房でいつもの様に仕込みをしている時だった。

「ん?今日はやけに静かだな。謎の視線も感じねぇ。何者かも、目的も知らないけど、諦めてどっか行ったかな。何もしてこないならこっちから向かう必要もないしな。」

少しだけホッとして、仕込みを続けた。

そして、更にその翌日、早朝。
ドンドン!!
ドンドンドン!!

激しく扉を叩く音で目を覚ました。

店の奥を自宅にしているミーアが小さなベッドから身を起こした。

「こんな朝早くに、、誰だよ、、ふぁぁ、、」

ドンドン!!

「はいはい。どちらさ、、ま、、」

鍵を開けて扉を開けると目の前に立ちはだかっていたのは、喧嘩でもしてきたのかと思うような出で立ちのゼブラだった。

「おま、、どうした、それ、、」

眠気も吹き飛び、丸くした目でゼブラを見上げる。

「飯、くわせろ。」

ただ、それだけ言うと、ずかずかと店内に入っていった。

「ちょっ、、」

入店を止めようとしたが、なんとなく、それは違う気がして、仕方なく、グラスに水を注ぐとゼブラの目の前に出した。

「わかったよ」
それだけ言うと奥へと1度戻った。

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