その娘、慌て者につき。

「空いてる好きな席座りな!今持ってくるから!」

ミーアが笑って2人を案内した。

「え、、四天王のサニーじゃん!」
「サニーだ!」

店にいた客がサニーに気が付いて沸き立つ。

「んだよ、鬱陶しいなぁ、、」
怪訝そうな顔で外が見える席に座るサニー。
陽輝がまぁまぁ、となだめる。

「ほらほら!この店では四天王とか関係ないよ!食べることに集中しな!困ってんだろ!ゆっくり食わしてやれ!」

ココの時のようにミーアの声で大人しくなる客たち。

「、、ほぉ、、」

ミーアの威勢の良さにサニーは思わず感嘆の声をあげていた。

しばらくして、いい匂いの漂う定食が2つ、運ばれてきた。
もちろん、メインは朝、一緒に捕獲に行ったあの巨大モグラ。

「うわぁ!!これが噂の!限定10食の定食!!」

「んじゃ、さっそく、いただいてみるとするか」

お互い同時に箸を手に取り、
「いただきます!」
の言葉と共に料理を口に運んだ。

「!!!」

「なんだこれ!!!美味しい!!!」
陽輝が思わず声を上げた。

「え、、これが、今朝のでっかいモグラ、、?うそ、、想像と違って、お肉、とろける、、おいひい、、!!ね!サニーさん!!」

目をキラキラ輝かせてサニーを見る陽輝。

「ん!これは、美味い!どの料理も味付けも美味いし見た目の盛り付けも美しい!!気に入ったぜ!」

長い髪がキラキラとなびく。
「最初、陽輝に美味い定食屋があると聞いた時は、田舎モンのいくとこだろ、なんて、思っていたが、、とんでもなかったな、、、また、来たくなる味だ」

と、小さく独り言を呟いて笑った。





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