その娘、慌て者につき。

「むぐっ!?もごもごっっ」
「今の話は気にするな!」

サニーが慌てて言い繕う。

「う、うん、、わかったよ、、まぁ、よく聞こえなかったし、、、てゆうか、四天王の最後の1人はあんただったんだな」

「俺が最後の1人?ほかの3人は知ってるってのか?」
陽輝の口を塞いだまま歩く。
もがく陽輝を2人とも無視して話を続けた。

「うん!トリコは小松とよく店に来るぞ!たまに限定数達したあとに来て、落ち込んで帰ってるけどな!」

そう言ってイヒヒと笑った。

「ココは、この前、トリコに聞いたッつって、来てくれたな。最初、普通盛りでいいって言ってたのに、あとからめっちゃおかわりしてた!」

ココの話も楽しそうに話す。

「へぇ、、ココも来たのか、意外だな」

「あとは、、、ゼブラ、、、」

「、、、、」

「あいつはー、、、、まぁ、うん、よく来るよ、、、」

「、、、あのゼブラがよく来るのか!?珍しいな、、だいたい1人でいるのを好むヤツなのに、、ふーん。」
少し驚いた表情をする。

「扉壊れそうな開け方するし、いただきますもご馳走様も言わねぇし、美味いも言わねぇけどなっ」

ケッと口をとがらすミーア。

「あいつらしいちゃ、らしい、か、、、ほんっと、美しくねぇ、、」
じとっとした顔をするサニー。

「まぁ、でも、3人とも、ほんと美味そうに私の料理食ってくれるんだよ。必ず完食してくしな!見てて気持ちいいぞ」

その笑顔はどの笑顔よりも、キラキラしていた。

「、、完食が嬉しい、か。お前も、料理人なんだな」

「どういう意味だよっ」

「戦い方が熟練されてたから、正直驚いたんだよ」

「この辺に店出してんだ。あれくらい捕獲できて当たり前だ。じゃなきゃ、今日のメイン食えないところだったぞ。ま、コイツは思ったよりでかくて、危なかったけどな、私1人だったら諦めてたかもしれない、、あんたがいたから捕獲できたと言ってもいいくらいだ!ありがとな!」

もごもごもごっっ!!

「なぁ、サニー」

「なんだよ」

「陽輝、死にそうだけど、大丈夫か?」

未だに口を塞がれたままの陽輝が顔を青くしてもがいていた。

「やっべ、忘れてた」








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