その夜。定食も終わり、店を閉めて1人仕込みを始める。

、、、
「チッ、、また、か。」

またも感じる視線に苛立ちを表す。

その時、CLOSEにしたはずの表の扉が音を立てて開いた。

!!
「だ、誰だ!?」

「俺だ。なんか食わせろ」

その一言で、体の力が一気に抜ける。

「なんだ、、ゼブラか。てか、なんか食わせろってなんだよ。もう今日の分終わったぞ?表のCLOSEが見えなかったのか?」

「腹減ってんだよ、なんでもいいから食わせろっ」

「はぁ、、めちゃくちゃだな、お前、、しょうがねぇなぁ、、それなら、食材の残りでなんか作ってやるから待ってろ」

呆れたようなそして安心したような顔でミーアが厨房へと向かう。

「早くしろよ」
「はいはい」

、、、、数分後。

「はーい、おまたせー」

ぱくっ
もぐもぐもぐ
、、、
「ほんとに腹減ってたんだな。」
すごい勢いで出された食事がゼブラに吸い込まれていく。

「また、ジロジロと、、、鬱陶しいんだよっ」

途中でミーアを睨む。

「閉店後に勝手に来て無銭飲食するやつに言われたくねーよっ」

「ふんっ、、あむっもぐもぐ、、ん?」

、、、

ピクッ

ゼブラの耳が何かの音をとらえた。

「おい、、、いつからだ?」

空になった茶碗を出し、おかわりを要求しながら静かに問う。

「、、、ゼブラも気づいたか。もう1週間くらいになるかな。今のところ手は出してこねぇけど、、一体なんなんだ?お前、何か知ってるのか?何者だ?」







4/7ページ
スキ