星空のダンス

ゼブラの肉を捌いたり焼いたりする手つきと、暖かく燃える炎を何を思うでもなくボーッと眺める。

「、、店ん事、考えてんのか?」

突然発せられた声にハッとして我に返る。

「、、いや、別に、今は何にも、、、、」

「ははっ、だろうな、だいぶアホ面晒してたぞ」

笑いながら肉を返していく。

「なんだとっ!?てか、なんで急にこんなとこ連れてきて、肉焼き出したんだよ、なんのつもりだ」

「、、、小松の粥、、、うまかったか?」
意表をついたゼブラの質問に一瞬とまどったが、

「、う、うん、うまかったよ。久しぶりに他人が作った食事を口にした。お腹もすいてたし。」

と答えた。

「作ってもらった飯って、自分でこしらえるより何故かうまいんだよ。ありゃ、なんでだ?」

またゼブラが聞く。

「なんで、って、、そりゃ、相手に喜んで欲しくて作るご飯だから、じゃないか?こう、、気持ちが入るというか。少なくとも私はそう思いながら作ってるけど、、」

「、、、、ほれ」

!!

目の前に差し出されたのは串に刺さった焼かれた肉。

「食え」

、、、、

ゆっくりとその串をゼブラから受け取る。

「、、、変なもん盛ってねぇだろうな?」
「盛るか!!いいから黙って食え!!ひと言多いんだよ、クソが!!」

「い、、いただきます、、」
、、ふぅーふぅー、、
ハムッはふはふっ
、、もぐもぐもぐ、、、

「!!」

かぷっ
もぐもぐっ
もぐもぐっ
ごくんっ

「ぅ、、う、、うまぁぁぁい、、、なんだこれ、、!めちゃくちゃうまい!!肉の焼き方も固くならず、柔らかさと丁度いい歯ごたえをキープしたギリギリのところで止めてるこの感じ!」

がぶっ
もぐもぐっっ

「んんーっっ!!最高っっ」



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