星空のダンス

「ぶへっ」
男たちは逃げ、投げ捨てられて雪の上に突っ伏すミーア。

「ふんっ、腰抜け共が、ちょっとは楽しませろよ、、、で、、お前は、、何やってんだ?」

「油断した、、いつもなら軽く蹴散らしてやるのにさ、病み上がりで体が上手く動かせなくて、、、って、言い訳だな、、はぁ、、だから、不意打ちは苦手なんだよ、、くそっ、、」
ゆっくりと身を起こし、店内へと戻っていく。

目に入ったのは壊れた椅子と倒れたテーブル。

「厨房の次は、フロアかよ、、、もぉ、勘弁してくれ、、」

小さく愚痴ると黙ってフロアを片付けようと折れた椅子を持ち上げる。

「おい」

ミーアに続いてゼブラもフロアに入ってきて惨状を目の当たりにする。

「助けてくれて、ありがとな、、」

明らかに肩を落としているのがわかった。

また、こいつ、泣きそうな顔して、、、
、、、、

「こないだの礼も引っぱたいた謝罪もまだちゃんとしてなかったのに、また、助けられて、、ほんっと、情けない、、」

「、、、礼、、か。また、寝てる間に頬になんかすんのか?」
指で自分の頬を指す。
「そっ、それは、前の話だろっもう忘れてくれよ、、!」

顔が熱くなる。すぐにそっぽを向いて目の前に落ちている壊れた椅子を持ち上げた。

「、、すぐに直るかな、、」

残骸を集めながら絶望的に嘆くミーア。

「、、、お前らしくねぇな」

「!!私らしいって、なんだよ!店、また壊されたんだぞ!修理して再開するまで、また、どれだけ時間がかかると思ってんだ!それでもいつもみたいに笑ってろってのか!今回ばかりは、、っできるかよ、、、」


「はぁ、、、ちょっとついてこい」
と、ゼブラはミーアの手を引いて歩き出した。





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