風邪と看病

しばらくして震えがおさまり、小松の言う通り大量の汗を吹き出したミーア。

あらかじめ、小松に言われた通り、タオルで汗を拭いてやるゼブラ。

「くそっ、なんで俺がこんなことっ、、」

小さく愚痴を吐くが、ミーアの意識はまだほぼ、なく、ただの独り言になっていた。

ミーアの意識がハッキリとしてきたのは、それからしばらくしてからの事だった。

、、、汗も引き、ベタついた体に気がつく。

「ん、、あっつい、、、」

身を起こすと、違和感に気がついた。

背後に誰かがいる。

!!!

ガバッと、振り向くと、不機嫌な顔をしたゼブラがこちらを見ていた。

「なっ、、、おまっ、、!?え、、!?」

状況が把握出来ない。

「よぉ、目ぇ覚めたかよ、、、よっ、、っと、、」

ゼブラも体を起こす。

ミーアが驚きすぎて口をパクパクうごかしていると、コキコキと肩を鳴らしてベッドから降りるゼブラ。

「あー、、ちいせぇベッドだなー!体が痛てぇ」
そして、続けてこう言った。
「熱は下がったか?」

未だに状況がわからないミーア。

「な、、、な、、、何やってんだ!!!この、、変っっ態!!!!」

ばちぃぃいん!!!!

渾身の平手打ちが油断していたゼブラの頬にクリーンヒットした。


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