「ごちそうさま!ミーアちゃん」

「はーい!運が良かったらまたな!」

9番目の客が満足そうに帰っていく。

「よし、、あと、1食だな」

額の汗を拭い、小さく呟いてテーブルを丁寧に拭いていく。
、、、

ばんっ!!
あと少しで全てのテーブルを拭き終わるというその時。
いつかのように大きな音を立てて扉が開いたかと思うと、どかっと目の前のテーブルに腰を降ろしたものがいた。

「!!、、、なんだ、ゼブラか。驚かすなよ。てゆうか、扉、壊れるから静かに開けろ」
テーブルを拭き上げながらミーアが静かに口を開いた。

「調子に乗ってんじゃねぇ。早く出せ。」

「?」

わざとなのか、違うのか、なんのこと?と言わんばかりの顔を向けた。

「てめぇ。ぶっ殺すぞっ定食だ!あと1食なんだろうが!早くもってこい!」

ゼブラが顔を至近距離まで近づけて睨む。

「わ、分かった、、、てことは、あんたで今日の客は、、最後か。」

そう言って表の看板をCLOSEに変えた。

今日の分、10食、全て完売。



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