雨の日の暇つぶし

「、、、また、小僧に呼ばれたら行くのか?」

「うん!時々なら、って、小松には言ってある!コックコートは、嫌いだけどな」

困り顔しながらも、嬉しそうに笑うミーア。

「、、、ふーん。田舎モンのお前がノコノコ出ていって、変なやつに騙されんなよ」

「田舎モンって言うなってばっ!騙されるかよっ!もしもの時だって切り抜けられる力くらいは持ってるつもりだっ」

ミーアが自分の拳をゼブラに当てようと身を乗り出した。

パシッ

しかし、軽々とゼブラの大きな手のひらに収まってしまう。
ぐぐっ
「わっ!ちょっ、、離せよっ」

「もしもの時は切り抜けられる力、持ってんだろ?だったら切り抜けてみろよ」
嘲笑うかのようにニヤニヤしながら手のひらに収めたミーアの拳を握りしめた。

ぎゅぅぅっっ

「いぃ痛い痛い!!!ばかっ!離せっ!折れる折れる!!」

パっ

「いってぇなぁっっ!!もぉぉ!!お前は別だ!そんな馬鹿力に勝てるわけねーだろっ」

涙目でゼブラを睨みつける。

「こないだ腕に付けられたアザも暫く消えなかったんだぞっ!美食會に付けられた首のアザより消えないっておかしいだろっ、、!!」

「そうか、、俺がつけた腕のアザの方が残ったか、、くくく、、っ」

「え、やだ、怖い、何その優越感に浸った顔、、」

「、、美食會のやつより、やっぱり俺の方が強いって事だな!!、、ふはははっ」
まるで、ヒーローを打ちのめした悪役のような笑い声を上げた。

「、、こっわ、、相変わらず悪そうな顔してんな」

「うるせぇっ」
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