雨の日の暇つぶし

、、、、

「で?そのめんどくさい相手って、なんだよ」

「あぁ、さっきの話か」

テーブルに、スナックを盛り合わせた皿を出しながら、話を続ける2人。
まるで、元から店は休みだったように、ミーアはエプロンをはずし、椅子にゆったりと座って楽しそうに話し始めた。

「私が応援に来たのが気に入らなかったのか、脅しかけてきてさ、泣きみる前に帰れっつぅんだよ」

「ふんっ、お前がそんな事で凹むタマかよ。どうせ返り討ちにでもしたんだろ」

パクッと口にスナックを放り込んで頬杖ついて笑った。

「あったりー!ちょっとだけ壁に穴、開けちまったけど、すっかりおとなしくなっちゃってさ!」

言って拳をゼブラに向ける。

「、、ちいせぇ、、」

その拳を見て思わず声が漏れる。

「っっ、、なんだよっ急に」

なんとなく恥ずかしくなり、すぐに手を引っ込めるミーア。

「いや、、なんでもねぇ。んで?」


「あ、うん、最後には小松にも怒られててすっかり小さくなってた!」

「小僧にも怒られてたのかそいつら!笑えるな!見たかったぜ!」

豪快に笑って、スナックを鷲掴みして口に放り込む。

「だろー?でも、披露宴のあと、謝罪もしてきたし、許してやったら、姐さん!なんて、呼んできてさー。鬱陶しいったらなかったよ。」

グラスから滴る水滴を指でなぞる。

「小松には感謝してるよ。私の料理をもっと多くの人に食べてもらいたい!って思って声掛けてくれたんだって。実際、当日は忙しくて目ぇ回りそうだったけど、、楽しかったな〜」
その時のことを思い出しながらニヤニヤするミーア。
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