名のある占い師にご注意を

、、、

「ふぅ。ご馳走様でした。」

丁寧に手を合わせ、空になった食器を前に静かに食の終わりの言葉を告げた。

何度もおかわりをした間にすでに他の客は、帰っていた。

来た時とは違い、静かな店内。

奥から仕込みをする音がする。

「賑やかな店内も、この静かな店内も、どちらも心地いい空間だ、、」

少し食べすぎた腹を落ち着かせるように、静かに目を閉じた。

しばらくして目を開くと、目の前にミーアが向かいの椅子に腰掛けて頬杖をついてこちらを見ていた。

「、、い、いつの間に、、っ、、余韻に浸ってて気が付かなかった、、」

少し焦るココ。

「様子見に来たら、あんたが気持ちよさそうにしてたからさ。トリコに聞いてここに来たって言ってたよな?」

「うん、限定10食、ありつけたらラッキー、ビックリするくらい美味い、ってね。実際ほんとにその通りだったよ」

そう言って満足そうに笑った。

「それはよかった!」

心から嬉しそうに笑うミーア。

「そういえば、さっき、あいつとは大違いって言ってたけど、誰のこと?」

「あー、、、ふふっ、ゼブラの事だよ。四天王ならあんたも知ってるだろ?あいつ、一度も美味いって言ったことないんだ、私の料理、めちゃくちゃ食うくせにさ」

「ゼブラもここに来るのかい!?」

ココの目が驚いて丸くなる。






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