Who owns it?
「で、でもそれは!相手があいつじゃなくても思ってたかも、、、っ」
「いいえ、きっと、その人だけに思うはずよ。それが、恋、ってものよ」
「っっ!?」
ジーナがウインクしてミーアの声に被せるように言った瞬間に祝福の鐘がなり、2人がいた部屋の扉が静かに開いた。
「ジーナ、時間だよ」
ルイスだった。
「綺麗だよ、ジーナ、、さぁ行こう!みんなが待ってる。ミーアさんも、今日はありがとう、この日が迎えられたのもあなたのお陰だ」
そこには、あの日告白できなくてモジモジしていたルイスはいなかった。
神父の前で手を取り合い、指輪の交換をする。
そして、誓いのキスをした。
ミーアも拍手で祝福する。
時々アリスが見えた気がして空を見た。
「それが恋」
という言葉がずっと心に留まっていて、時折瞼に浮かぶ自分の作った料理を食べるゼブラの顔が、離れずにいた。
。。。
「ふぅー、、、疲れたぁ、、」
式が終わり、食事会があって、ミーアが自分の店に帰りついたのは、辺りがすっかり暗くなった頃だった。
リンに借りた黒いワンピースとヒール。
慣れない格好にいつもの倍以上疲れ果てていた。
「足、いてぇ、、、」
ワンピースもヒールも脱ぎすてて、薄いロンTを着ると、ベッドに突っ伏した。
クルルル、、、
「レイン~ただいま、1日留守にしてごめんなぁ、、、」
帰りを待っていたレインがミーアに喉を鳴らして擦り寄ってくる。
ミーアは寝たままヨシヨシとレインの頭を撫で回した。
ガゥ、、、?
いつもと違うミーアに帰ってきて嬉しい反面、戸惑いもあった。
「大丈夫だよ、ちょっと慣れないことして疲れただけ。あ、腹減ってるよな。ご飯準備してやるからちょっとまっててな」
ガゥ!!
空腹なのは間違いなかったようで、レインが嬉しそうに鳴いて舌を出した。
しばらくして、暖かいうまそうな匂いがしてきてレインが嬉しそうにヨダレを垂らしていた。
「はい、お待たせ!ゴメンな、今日はあまり手の込んだものは作ってやれなくて」
ガゥ!!
(それでもミーアのご飯が食えるならいい!)
と言うように一声鳴くと、ガツガツと食事を頬張っていった。
しゃがみ込んでレインの食事をぼぉっと見ていた。
「、、、今日は、あいつ、何してんのかな、、今日は店休むって、伝えてあるから来ないだろうし、どっかで何か捕獲して食べてんのかなぁ、、それとも、どこかのお店でたべてんのかな、、、」
頬杖をしてレインがお皿を舐め尽くすのを見つめていた。
「、、、って!!ばか!私何考えてんだ!?」
無かったことにするかのように首をブンブンと横に振った。
「ジーナさんがあんな事言うから変なこと考えちまったっ、、」
その時。
バン!!!
「!?な、なんだ!?」
扉が唐突に音を立てて開いた。
ガゥ?
レインは落ち着いていた。
体が成長してきてからはあまり人や物音に怯えなくなっていた。
「よぉ、結婚式とやらから帰ってきたか?遅かったな?なんか食わせろ」
「ゼブラ!!な、なんで!?今日、店休みっつったろ!?」
ミーアの返しも聞かずにドカッといつも座る椅子に腰掛けた。
「俺にこの店の店休日なんか関係ねぇんだよ。俺が食いたい時に来る。お前は黙って料理を作りゃぁいいんだよ」
「また、自分勝手な、、、私、今日疲れてんだけど、、」
「そいつには作ってやったんだろ?なら、俺にも作れ」
そう言ってレインを睨む。
レインは、
「いいだろ?」
と言わんばかりのドヤ顔をして見せた。
「、、、ったく、、、あまり手の込んだのは勘弁してくれよ?」
ミーアはそう言うと厨房に向かった。
「まったく、、何考えてんだよあいつはー、、」
でも
「なんでかな、嫌とは思わないんだよなぁ、、」
胸の奥がきゅぅっと締め付けられた。
脳裏に浮かぶジーナの言葉。
「、、、、」
今まで、「まさか」とか「ないない!」とか否定してきたけど、もし、、もしも。
「そうかもしれない」と認めたら、、どうなってしまうんだろう。
ミーアは作りながらそう思っていた。
「いいえ、きっと、その人だけに思うはずよ。それが、恋、ってものよ」
「っっ!?」
ジーナがウインクしてミーアの声に被せるように言った瞬間に祝福の鐘がなり、2人がいた部屋の扉が静かに開いた。
「ジーナ、時間だよ」
ルイスだった。
「綺麗だよ、ジーナ、、さぁ行こう!みんなが待ってる。ミーアさんも、今日はありがとう、この日が迎えられたのもあなたのお陰だ」
そこには、あの日告白できなくてモジモジしていたルイスはいなかった。
神父の前で手を取り合い、指輪の交換をする。
そして、誓いのキスをした。
ミーアも拍手で祝福する。
時々アリスが見えた気がして空を見た。
「それが恋」
という言葉がずっと心に留まっていて、時折瞼に浮かぶ自分の作った料理を食べるゼブラの顔が、離れずにいた。
。。。
「ふぅー、、、疲れたぁ、、」
式が終わり、食事会があって、ミーアが自分の店に帰りついたのは、辺りがすっかり暗くなった頃だった。
リンに借りた黒いワンピースとヒール。
慣れない格好にいつもの倍以上疲れ果てていた。
「足、いてぇ、、、」
ワンピースもヒールも脱ぎすてて、薄いロンTを着ると、ベッドに突っ伏した。
クルルル、、、
「レイン~ただいま、1日留守にしてごめんなぁ、、、」
帰りを待っていたレインがミーアに喉を鳴らして擦り寄ってくる。
ミーアは寝たままヨシヨシとレインの頭を撫で回した。
ガゥ、、、?
いつもと違うミーアに帰ってきて嬉しい反面、戸惑いもあった。
「大丈夫だよ、ちょっと慣れないことして疲れただけ。あ、腹減ってるよな。ご飯準備してやるからちょっとまっててな」
ガゥ!!
空腹なのは間違いなかったようで、レインが嬉しそうに鳴いて舌を出した。
しばらくして、暖かいうまそうな匂いがしてきてレインが嬉しそうにヨダレを垂らしていた。
「はい、お待たせ!ゴメンな、今日はあまり手の込んだものは作ってやれなくて」
ガゥ!!
(それでもミーアのご飯が食えるならいい!)
と言うように一声鳴くと、ガツガツと食事を頬張っていった。
しゃがみ込んでレインの食事をぼぉっと見ていた。
「、、、今日は、あいつ、何してんのかな、、今日は店休むって、伝えてあるから来ないだろうし、どっかで何か捕獲して食べてんのかなぁ、、それとも、どこかのお店でたべてんのかな、、、」
頬杖をしてレインがお皿を舐め尽くすのを見つめていた。
「、、、って!!ばか!私何考えてんだ!?」
無かったことにするかのように首をブンブンと横に振った。
「ジーナさんがあんな事言うから変なこと考えちまったっ、、」
その時。
バン!!!
「!?な、なんだ!?」
扉が唐突に音を立てて開いた。
ガゥ?
レインは落ち着いていた。
体が成長してきてからはあまり人や物音に怯えなくなっていた。
「よぉ、結婚式とやらから帰ってきたか?遅かったな?なんか食わせろ」
「ゼブラ!!な、なんで!?今日、店休みっつったろ!?」
ミーアの返しも聞かずにドカッといつも座る椅子に腰掛けた。
「俺にこの店の店休日なんか関係ねぇんだよ。俺が食いたい時に来る。お前は黙って料理を作りゃぁいいんだよ」
「また、自分勝手な、、、私、今日疲れてんだけど、、」
「そいつには作ってやったんだろ?なら、俺にも作れ」
そう言ってレインを睨む。
レインは、
「いいだろ?」
と言わんばかりのドヤ顔をして見せた。
「、、、ったく、、、あまり手の込んだのは勘弁してくれよ?」
ミーアはそう言うと厨房に向かった。
「まったく、、何考えてんだよあいつはー、、」
でも
「なんでかな、嫌とは思わないんだよなぁ、、」
胸の奥がきゅぅっと締め付けられた。
脳裏に浮かぶジーナの言葉。
「、、、、」
今まで、「まさか」とか「ないない!」とか否定してきたけど、もし、、もしも。
「そうかもしれない」と認めたら、、どうなってしまうんだろう。
ミーアは作りながらそう思っていた。
