闇の嵐の終焉

「お、ミーア、もう大丈夫なのか?てか、まだ、夜中だぞ。またゼブラと喧嘩でもしてたのか?何やってんだよ。あんな事があったってのに、相変わらずだなぁ、お前らは、、ったく」

「ふぁぁ。トリコさーん?どこですかぁ?、、あれ、、皆さん、ここで、何をしてるんですか?、、」

小松も寝ぼけまなこでフロアに来る。

「あぁ、ごめん、2人とも!起こしちゃったな、、なんでもねぇよ。ただ、目が覚めて店の事が心配になったんで、フロアの様子を見に来たら、ゼブラがいて、ビックリしただけだ!」

「はは!暗闇にゼブラがいたら、そりゃ驚くわな!」

「ふんっ俺はおばけじゃねぇぞ!ふざけんな!」

その時、4人の腹から音がした。

ぐるるぅきゅぅぅ、、、

「、、、腹減った、、、」

トリコが弱々しく腹を撫でる。

「、、、、こんな時間だけど、食材も少し残ってるみたいだし、、なんか作るよ!簡単なもんしかできねぇけど。ちょっと待ってな!ゼブラも!定食はできねぇけど、文句言うなよ!」

「けっ!しゃーねーなぁっ」

「あ!ミ、ミーアさん!無理はダメですよ!!僕も!手伝いますぅ!!待ってくださーい!!」

小松がミーアを追いかけた。

、、、

トリコとゼブラだけになったフロア。
もはや、暇つぶしの喧嘩をする元気もない。

2人の腹の虫の合唱が響き渡っていた。

「、、音、、」

ポツリと呟いたゼブラの声にトリコが力無く反応する。

「ん?なんだって?」

「なんでもねぇよ。いちいちうるせーな、独り言だ、ばか」

「なんだよっ、独り言ならもっと小さい声で言えよ、、あー、、、、腹減ったァ、、」

トリコがゴロンとフロアに寝そべる。

(、、、あいつ、、腕を引いた時と、、腰を引いた時と、心音が僅かに違ったな。なんだったんだ?、、、)

静かに暗闇から白じんでいく空を窓から見上げながら、俺が美味いといえば、あいつはどんな顔をするのだろうか。
と考えていた。






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