遠い花より近くの笑顔
「けど、、、それは、美味しいご飯食べるくらい幸せな事、なんじゃないか、とも、思ってる、、」
遠慮がちにミーアが答える。
「あ?美味い飯が食えたら、付き合うって事なのか?」
きょとんとした顔でゼブラが聞いた。
「そういうことじゃねぇだろっ」
思わず突っ込むミーア。
「それくらい幸せな事なんじゃないかって言ってんの!わかんないけど!」
「へぇ」
興味のなさそうに適当な返事をする。
「ところで、お前はなぜそれが知りてぇんだよ?」
「なぜって、、、」
聞かれてふと、浮かんだのはヤマトの事だった。
ヤマトに告白された時、はじめて相手からの恋愛の好きという感情を知った。
「、、、ヤマトは私が告白を受け入れてたら、何がしたかったんだろうな」
ちいさく呟くが、ゼブラの耳にははっきりと聞こえていた。
「前に好きだとか言われた時か?」
「、、うん、、ゼブラはどう思う?」
「、、、んな事、俺がわかるかよ」
「だよな」
想定内、とあきらめ顔で笑った。
「てめえ、、直接ヤマトに聞こうとか思ってんじゃねぇだろうな」
少し声色を変えてゼブラが聞く。
「へ?ダメなの?」
ミーアのその答えは余りにも間抜けで、呆れてしまった。
「アホか。やめとけ」
ゼブラはあの時、ミーアが好きだと言っていたヤマトの真剣な顔を思い出していた。
「、、、あいつが傷つくだけだろ」
「あ、、、」
その一言でミーアは悟った。
そうだ。
私は1度、ヤマトを傷付けていた。
直接本人から聞いた訳では無いが、ミーアの中途半端な態度がヤマトを傷つけていたのでは、と、思い出していた。
「他に聞く相手なんざいくらでもいるだろ」
そう言われて、リンや陽輝の顔が浮かんだ。
「だよなー、あいつらに聞いてみるかー、、変なこと聞いて悪かったな、お前にわかるわけねぇよな」
「、、、」
「ゼブラ?」
突然返事の無くなったゼブラを不思議に思い、顔を覗き込むミーア。
「、、、お前、好きなやつでもいんのか?」
「へ?あ、、、えーと、、、」
なんでだろう、いないとはっきり答えられない自分がいた。
その曖昧な答えしかできない自分自身に驚いてしまい、言葉が出てこない。
「でないと、そんな疑問出てこねぇよな?」
「えーと、、どうだろ、、?」
心臓がドクドクと鼓動を打つ。
「やっぱりヤマトが気になってんのか?」
「それはないな」
即答だった。
ゼブラが思わず不憫に思ってしまうほどに。
「もし、仮に私に気になってるやつがいたとしたら、ゼブラ、どう思う?」
ズキッ
「!?、、、」
思ったこともなかった事を聞かれ、胸の奥が痛くなった。
「ゼブラ?」
「、、、俺は嘘をつくのが大嫌いだからな。正直に言う」
少しの沈黙の後、ゼブラがそう切り出した。
「その相手、ぶっ潰したくなるかもしれねぇ」
遠慮がちにミーアが答える。
「あ?美味い飯が食えたら、付き合うって事なのか?」
きょとんとした顔でゼブラが聞いた。
「そういうことじゃねぇだろっ」
思わず突っ込むミーア。
「それくらい幸せな事なんじゃないかって言ってんの!わかんないけど!」
「へぇ」
興味のなさそうに適当な返事をする。
「ところで、お前はなぜそれが知りてぇんだよ?」
「なぜって、、、」
聞かれてふと、浮かんだのはヤマトの事だった。
ヤマトに告白された時、はじめて相手からの恋愛の好きという感情を知った。
「、、、ヤマトは私が告白を受け入れてたら、何がしたかったんだろうな」
ちいさく呟くが、ゼブラの耳にははっきりと聞こえていた。
「前に好きだとか言われた時か?」
「、、うん、、ゼブラはどう思う?」
「、、、んな事、俺がわかるかよ」
「だよな」
想定内、とあきらめ顔で笑った。
「てめえ、、直接ヤマトに聞こうとか思ってんじゃねぇだろうな」
少し声色を変えてゼブラが聞く。
「へ?ダメなの?」
ミーアのその答えは余りにも間抜けで、呆れてしまった。
「アホか。やめとけ」
ゼブラはあの時、ミーアが好きだと言っていたヤマトの真剣な顔を思い出していた。
「、、、あいつが傷つくだけだろ」
「あ、、、」
その一言でミーアは悟った。
そうだ。
私は1度、ヤマトを傷付けていた。
直接本人から聞いた訳では無いが、ミーアの中途半端な態度がヤマトを傷つけていたのでは、と、思い出していた。
「他に聞く相手なんざいくらでもいるだろ」
そう言われて、リンや陽輝の顔が浮かんだ。
「だよなー、あいつらに聞いてみるかー、、変なこと聞いて悪かったな、お前にわかるわけねぇよな」
「、、、」
「ゼブラ?」
突然返事の無くなったゼブラを不思議に思い、顔を覗き込むミーア。
「、、、お前、好きなやつでもいんのか?」
「へ?あ、、、えーと、、、」
なんでだろう、いないとはっきり答えられない自分がいた。
その曖昧な答えしかできない自分自身に驚いてしまい、言葉が出てこない。
「でないと、そんな疑問出てこねぇよな?」
「えーと、、どうだろ、、?」
心臓がドクドクと鼓動を打つ。
「やっぱりヤマトが気になってんのか?」
「それはないな」
即答だった。
ゼブラが思わず不憫に思ってしまうほどに。
「もし、仮に私に気になってるやつがいたとしたら、ゼブラ、どう思う?」
ズキッ
「!?、、、」
思ったこともなかった事を聞かれ、胸の奥が痛くなった。
「ゼブラ?」
「、、、俺は嘘をつくのが大嫌いだからな。正直に言う」
少しの沈黙の後、ゼブラがそう切り出した。
「その相手、ぶっ潰したくなるかもしれねぇ」
