遠い花より近くの笑顔
「仕方ないだろ、今日はおかわりする客ばかりだったんだから、黙って食え」
そう言ってグラスに水を注いだ。
むしゃむしゃ、、
もぐもぐ
「、、ねぇ」
「あ?」
残り数口で食べ終わる、という時。ミーアが声をかけた。
「花まつりって、知ってる?街の方で今日あってるらしいんだけど、、、って、知るわけないか。食事以外興味無いもんな」
「、、、知ってる」
「だよな、、、ん?え!?今なんて言った!?」
思っても見なかったゼブラの答えに思わず椅子から立ち上がる。
「るせぇな。知ってるっつったんだよ」
「なんで!?」
「、、、そろそろか、、、」
残りひと口をパクリと口に入れ込むと、時計を伺い見て席を立つゼブラ。
「ねぇ、聞いてんのかよ!なんでゼブラが食べる事に関係の無い花まつりの事知ってんだって!」
軽く無視され、カチンとくる。
「説明はあとだ。ついてこい」
食べ終えた口元を腕で拭うと、それだけ言って店を出た。
「え?あっ、ちょっと!おい!」
慌ててついて行くミーア。
しばらく歩いていくと、突然目の前が開けた。
「前に星を見に来たあの場所とは違うな、、なんなんだ?こんなところに連れてきて」
少し遠目に街の灯りが見えた。
「ちょうどあの辺か、、」
大きな木があると思われる場所がライトアップされていて、ぼんやりと明るく見える。
前にいたゼブラがよっこらしょ、と腰を下ろした。
「?」
まだ理解の追いつかないミーア。
「説明はいつしてくれるんだ?」
さっきから黙ったままのゼブラをつつく。
「いいから、黙ってまっすぐ、向こう見てろ」
「なんだよ、、」
そう言って呆れた顔をした瞬間。
さっきまでぼんやりと明るかった街が、ふと、暗くなった。
まるで街全体が停電にでもなったんじゃないか、と思うくらいに。
次の瞬間。
「、、、!!」
音こそ聞こえないが、それを表現するならば、ぱちんと弾けているような光景。
弾けた後に様々な色の光が飛び散る。
それがいくつも重なって、夏に見たあの花火のようだった。
「まさかこれって、、」
「、、、」
前を見据えたままゼブラはとても静かだった。
「なん、、で、、、?」
疑問に思ったが遠くに見える花の実の花火がとても綺麗でそれ以上、何も言えなくなってミーアも黙って見ることにした。
「、、、」
同じ方向を向いていたゼブラが、そっと視線をミーアにむける。
綺麗だ、と何度も呟き、惚けるミーアの横顔。
不覚にも自分の胸の鼓動が早くなるのが分かってしまった。
「、、ゼブラ!!あそこ!ほら!また弾けた!」
そう言ってグラスに水を注いだ。
むしゃむしゃ、、
もぐもぐ
「、、ねぇ」
「あ?」
残り数口で食べ終わる、という時。ミーアが声をかけた。
「花まつりって、知ってる?街の方で今日あってるらしいんだけど、、、って、知るわけないか。食事以外興味無いもんな」
「、、、知ってる」
「だよな、、、ん?え!?今なんて言った!?」
思っても見なかったゼブラの答えに思わず椅子から立ち上がる。
「るせぇな。知ってるっつったんだよ」
「なんで!?」
「、、、そろそろか、、、」
残りひと口をパクリと口に入れ込むと、時計を伺い見て席を立つゼブラ。
「ねぇ、聞いてんのかよ!なんでゼブラが食べる事に関係の無い花まつりの事知ってんだって!」
軽く無視され、カチンとくる。
「説明はあとだ。ついてこい」
食べ終えた口元を腕で拭うと、それだけ言って店を出た。
「え?あっ、ちょっと!おい!」
慌ててついて行くミーア。
しばらく歩いていくと、突然目の前が開けた。
「前に星を見に来たあの場所とは違うな、、なんなんだ?こんなところに連れてきて」
少し遠目に街の灯りが見えた。
「ちょうどあの辺か、、」
大きな木があると思われる場所がライトアップされていて、ぼんやりと明るく見える。
前にいたゼブラがよっこらしょ、と腰を下ろした。
「?」
まだ理解の追いつかないミーア。
「説明はいつしてくれるんだ?」
さっきから黙ったままのゼブラをつつく。
「いいから、黙ってまっすぐ、向こう見てろ」
「なんだよ、、」
そう言って呆れた顔をした瞬間。
さっきまでぼんやりと明るかった街が、ふと、暗くなった。
まるで街全体が停電にでもなったんじゃないか、と思うくらいに。
次の瞬間。
「、、、!!」
音こそ聞こえないが、それを表現するならば、ぱちんと弾けているような光景。
弾けた後に様々な色の光が飛び散る。
それがいくつも重なって、夏に見たあの花火のようだった。
「まさかこれって、、」
「、、、」
前を見据えたままゼブラはとても静かだった。
「なん、、で、、、?」
疑問に思ったが遠くに見える花の実の花火がとても綺麗でそれ以上、何も言えなくなってミーアも黙って見ることにした。
「、、、」
同じ方向を向いていたゼブラが、そっと視線をミーアにむける。
綺麗だ、と何度も呟き、惚けるミーアの横顔。
不覚にも自分の胸の鼓動が早くなるのが分かってしまった。
「、、ゼブラ!!あそこ!ほら!また弾けた!」
