遠い花より近くの笑顔
暖かな昼下がり。
客の切れ間に少し休憩、と椅子に腰かけるミーア。
ふぁぁ、、、
木漏れ日がフロアに差し込んで、不意にあくびが出て、瞼が閉じそうになる。
ウトウト、、、
カクン、と首が力を無くして寝てしまう。
ガチャッ
「ミーアちゃん、まだある?」
常連客の声で、ハッとして顔を上げた。
「ふぁっ!?ぇ、あっ、うん!あるよ!」
反射的にパッと椅子から立ち上がる。
「あれ、ミーアちゃん、もしかして、うたた寝してた?」
常連客は少し笑っていつも座るテーブルに腰を下ろした。
「いやぁ、こうあったかいと、ついウトウトしちゃって、、ははは、、1人前でいい?」
焦ったようにグラスに水を注ぐと、手慣れた様子で常連客の前に差し出した。
「うん、お願い!わかるー、この前まで寒かったのに、急に暖かくなって、服装にも困るよ」
そう言ってグラスの水を一気に飲み干した。
、、、
「はい、おまたせ」
「ありがと」
客は目の前の料理にぱぁ、と顔を明るくさせ、
「いただきます!」
と手を合わせた。
「今日は、なんだか客足も緩やかだし、ゆっくり食べていってな、おかわりもあるから」
既に何口か頬張る客を見て笑いながらミーアは言った。
「多分、それって花まつりのせいじゃない?」
ゴックンと飲み込んでそういう客。
「花まつり、、?なんだそれ」
初めて聞く言葉に不思議そうな顔をして少なくなったグラスの水を追加した。
「ミーアちゃんがしばらく居なかったここ数年の間に街で新しい春の祭りが開かれるようになったんだよ、あ、おかわりちょうだい」
そう言って器を渡してくる。
「へぇ、春の祭り、ねぇ、、」
呟きながら渡された器をもって厨房へと向かった。
祭りと言えば、いつか行った夏の花火大会くらいか。
あの時は確か、偶然ヤマトに声かけられて一緒に回ったっけ。
あの時見た花火、綺麗だったなぁ、、、
その前か後になぜか現れたゼブラにラムネ瓶横取りされたりしたんだっけ。
思い出して腹が立ってくる。
、、、でも、結局、なぜか最後はあいつといる事が多いんだよな、、、
胸の奥が小さく疼く。
「まぁ、どうでもいいけど」
そう呟くことで自分の気持ちに蓋をするような感覚にも襲われた。
「花まつりか、、どんなお祭りなんだろう、店終わったら行ってみようかな」
まだ、昼を少しすぎた時刻。
このままいけば、夕方には終わるはず。
ミーアは少しだけワクワクしつつ、次の客が来るのを待った。
客の切れ間に少し休憩、と椅子に腰かけるミーア。
ふぁぁ、、、
木漏れ日がフロアに差し込んで、不意にあくびが出て、瞼が閉じそうになる。
ウトウト、、、
カクン、と首が力を無くして寝てしまう。
ガチャッ
「ミーアちゃん、まだある?」
常連客の声で、ハッとして顔を上げた。
「ふぁっ!?ぇ、あっ、うん!あるよ!」
反射的にパッと椅子から立ち上がる。
「あれ、ミーアちゃん、もしかして、うたた寝してた?」
常連客は少し笑っていつも座るテーブルに腰を下ろした。
「いやぁ、こうあったかいと、ついウトウトしちゃって、、ははは、、1人前でいい?」
焦ったようにグラスに水を注ぐと、手慣れた様子で常連客の前に差し出した。
「うん、お願い!わかるー、この前まで寒かったのに、急に暖かくなって、服装にも困るよ」
そう言ってグラスの水を一気に飲み干した。
、、、
「はい、おまたせ」
「ありがと」
客は目の前の料理にぱぁ、と顔を明るくさせ、
「いただきます!」
と手を合わせた。
「今日は、なんだか客足も緩やかだし、ゆっくり食べていってな、おかわりもあるから」
既に何口か頬張る客を見て笑いながらミーアは言った。
「多分、それって花まつりのせいじゃない?」
ゴックンと飲み込んでそういう客。
「花まつり、、?なんだそれ」
初めて聞く言葉に不思議そうな顔をして少なくなったグラスの水を追加した。
「ミーアちゃんがしばらく居なかったここ数年の間に街で新しい春の祭りが開かれるようになったんだよ、あ、おかわりちょうだい」
そう言って器を渡してくる。
「へぇ、春の祭り、ねぇ、、」
呟きながら渡された器をもって厨房へと向かった。
祭りと言えば、いつか行った夏の花火大会くらいか。
あの時は確か、偶然ヤマトに声かけられて一緒に回ったっけ。
あの時見た花火、綺麗だったなぁ、、、
その前か後になぜか現れたゼブラにラムネ瓶横取りされたりしたんだっけ。
思い出して腹が立ってくる。
、、、でも、結局、なぜか最後はあいつといる事が多いんだよな、、、
胸の奥が小さく疼く。
「まぁ、どうでもいいけど」
そう呟くことで自分の気持ちに蓋をするような感覚にも襲われた。
「花まつりか、、どんなお祭りなんだろう、店終わったら行ってみようかな」
まだ、昼を少しすぎた時刻。
このままいけば、夕方には終わるはず。
ミーアは少しだけワクワクしつつ、次の客が来るのを待った。
