独占欲
「、、ーア!」
「ミーアさん!!」
「、、、、」
陽輝の言う店に着き、メニューを眺めるも、なんだか頭に入ってこない。
おまけに2人が呼んでいる声も。
「ミーア!!」
「!?!?うわっ、な、なんだよっ」
リンがミーアの持つメニューを取り上げて顔を覗き込んだ。
「ホテルグルメで厨房に行ってから、様子がおかしいし。なんかあった?」
「え?いやっ、なんにもないない!メニュー返せよっ」
慌ててリンからメニューを取り戻す。
「ミーアさん。さっきまでと明らかに様子が違います。何も無かったじゃ済まないくらい、変ですよ?」
「うぐっ、、、、、、」
はぁ、と諦め半分に小さくため息をついて、この2人ならと、観念したように話し始めた。
「、、、実はさっき、、ホテルグルメにさ、、、ゼブラが来てたんだよ」
「えっ!?」
「ゼブラが!?なんか話して来たし?」
2人が驚きの声を上げた。
「いや、、食事中でさ、声は掛けなかった」
、、正しくは、掛けられなかったんだけど、、
「なんで!?」
「なんか、酷いこと言われたとかじゃないみたいですね、そこで、何があったんですか?」
注文そっちのけでメニュー表を放り投げ、2人は身を乗り出した。
「、、、わかんない」
出てきたミーアの返答に目が点になる2人。
「は?わかんないって、どういう事だしっ」
リンも困惑していた。
「、、、ゼブラがただ食事してるところを見ただけなのに、なぜか心の中がモヤモヤしちゃってさ、、、よくわかんなくなっちゃって、、このモヤモヤはなんなんだって、、ずっと考えてた」
「ミーアさんは、厨房に行ったんですよね?」
陽輝が整理しようと質問した。
「うん」
「それから、どうしたんですか?」
「厨房でシェフの会話からゼブラが来てることがわかって、、、そんで、ゼブラが来てんのか、と思ってたら、足が勝手に食事の部屋に向かってた」
ミーアも少し落ち着いて、その時のことを思い出しながらゆっくりと答える。
「それから、、あいつの声が聞こえて、食事してるところを窓の端からチラッとだけ、見た」
「そこで、声は掛けなかったんですか?」
「かけようと思ったよ?思ったけど、、、」
2人の視線がミーアに集まる。
「思った、けど、、?」
「あいつがホテルグルメの豪華な食事を美味そう食べてるところを見てたら、なんだか、、モヤモヤしちゃって、、、、声も掛けられなくなって、、、」
思わず俯いてしまう。
陽輝とリンは顔を見合せて、コクンと頷きあった。
多分、2人は同じ思いなのだろう。
そして、ミーアを見て、陽輝がこう言った
「ミーアさんは、ゼブラが自分以外の人が作った食事で美味しそうな顔してるのが、気に入らなかったんじゃないですか?」
「ミーアさん!!」
「、、、、」
陽輝の言う店に着き、メニューを眺めるも、なんだか頭に入ってこない。
おまけに2人が呼んでいる声も。
「ミーア!!」
「!?!?うわっ、な、なんだよっ」
リンがミーアの持つメニューを取り上げて顔を覗き込んだ。
「ホテルグルメで厨房に行ってから、様子がおかしいし。なんかあった?」
「え?いやっ、なんにもないない!メニュー返せよっ」
慌ててリンからメニューを取り戻す。
「ミーアさん。さっきまでと明らかに様子が違います。何も無かったじゃ済まないくらい、変ですよ?」
「うぐっ、、、、、、」
はぁ、と諦め半分に小さくため息をついて、この2人ならと、観念したように話し始めた。
「、、、実はさっき、、ホテルグルメにさ、、、ゼブラが来てたんだよ」
「えっ!?」
「ゼブラが!?なんか話して来たし?」
2人が驚きの声を上げた。
「いや、、食事中でさ、声は掛けなかった」
、、正しくは、掛けられなかったんだけど、、
「なんで!?」
「なんか、酷いこと言われたとかじゃないみたいですね、そこで、何があったんですか?」
注文そっちのけでメニュー表を放り投げ、2人は身を乗り出した。
「、、、わかんない」
出てきたミーアの返答に目が点になる2人。
「は?わかんないって、どういう事だしっ」
リンも困惑していた。
「、、、ゼブラがただ食事してるところを見ただけなのに、なぜか心の中がモヤモヤしちゃってさ、、、よくわかんなくなっちゃって、、このモヤモヤはなんなんだって、、ずっと考えてた」
「ミーアさんは、厨房に行ったんですよね?」
陽輝が整理しようと質問した。
「うん」
「それから、どうしたんですか?」
「厨房でシェフの会話からゼブラが来てることがわかって、、、そんで、ゼブラが来てんのか、と思ってたら、足が勝手に食事の部屋に向かってた」
ミーアも少し落ち着いて、その時のことを思い出しながらゆっくりと答える。
「それから、、あいつの声が聞こえて、食事してるところを窓の端からチラッとだけ、見た」
「そこで、声は掛けなかったんですか?」
「かけようと思ったよ?思ったけど、、、」
2人の視線がミーアに集まる。
「思った、けど、、?」
「あいつがホテルグルメの豪華な食事を美味そう食べてるところを見てたら、なんだか、、モヤモヤしちゃって、、、、声も掛けられなくなって、、、」
思わず俯いてしまう。
陽輝とリンは顔を見合せて、コクンと頷きあった。
多分、2人は同じ思いなのだろう。
そして、ミーアを見て、陽輝がこう言った
「ミーアさんは、ゼブラが自分以外の人が作った食事で美味しそうな顔してるのが、気に入らなかったんじゃないですか?」
