好敵手
ガチャっ
「おー、いらっしゃい!今日は休みか?」
あぁ、今日も笑顔が可愛い。
店内にいるその人を見るなり自分の顔がニヤけるのがわかる。
いつ来てもこの変わらない笑顔が自分を迎えてくれるのだ。
「まだ、あるっすよね?」
「うん!あるよ!けど、ギリギリ!あと2食ってとこだ!ラッキーだったな、ヤマト!」
ヤマトはニコニコとしながらフロアの空いた椅子に座った。
、、、
「はーい、おまたせ~!」
グラスの水を飲んでいるとミーアが定食を持って現れた。
目の前のほかほか、あつあつの定食を目の前に、はやる心を抑えつつ、食の始まりの言葉を言いかけた。
「よーしっ、いただきー、、、」
ばんっっ!!
「っっ!?」
手を合わせてまさに今から、という時。
扉が大きな音を立てて開いた。
「ゼブラ!扉は静かに開けろって何回言えばわかるんだよっ!ったく、いい加減にしないと出禁にするぞっ!」
「んな事どうでもいいから、最後の1食早く持ってこい!」
「どうでもいいってなんだよっ、つーか、怪我は?もう治ったのか?」
手を合わせたまま固まってしまったヤマトをよそにいつもの軽い口喧嘩が始まる。
この2人はいつだってこうだ。
けど、時々羨ましくなる時がある。
自分もこんなふうにミーアさんと沢山言葉を交わしたい。そう思ってしまう。
しかし、、なぜこのタイミングなんだ、、、
「でも、珍しいな。ゼブラがまだ客がいる内に来店してくるなんて、、」
わざとなのか、無意識なのか、ヤマトの隣のテーブルにどっかりと座り腕組みをするゼブラにグラスの水を置きながらミーアが不思議そうに言った。
「別にいいだろ、、さっさと飯持ってこい!」
「分かったよっ、ほんっと、腹減ってるとイライラすんだから、、まったく、、」
そう言ってゼブラを睨む。
ミーアさんは、ゼブラさんがどんなに悪態ついても動じることはない。
「悪いな、ヤマト、ゼブラがいて落ち着かないかもしれないけど、ゆっくり食べててな!」
「は、はいっす、、」
「なんだと!?どういう意味だ、コラ!」
ヤマトに一声かけてゼブラにあっかんべーをするとさっさと厨房に行ってしまったミーア。
「、、、、」
なんとなく固まってしまって箸が進まない。
「どうした?冷めるぞ」
ゼブラの声にピクリと反応して体を震わせた。
「あの、、」
「あ?なんだよ、食わねぇのか?なら、俺が、、」
ヤマトの定食に手を出そうとするゼブラ。
「わー!!ダメダメ!ダメっすよ!これは、ミーアさんが俺のために作ってくれたご飯なんすから!!今から食べようと思ってたところっす!取らないでくださいっす!ゼブラさんのは今からミーアさんが持ってくるじゃないっすか!大人しく待っててくださいっす!」
定食の乗ったトレーをゼブラから必死に離すヤマト。
「チッ」
ゼブラは不機嫌そうに舌打ちをした。
「、、他の客が帰るまでゼブラさんは、この店に来ない、みたいなことさっきミーアさんが言ってましたけど、本当すか?本当ならなんで今日はまだ俺がいるのに来たんすか?」
シャクシャクとサラダをこれみよがしに頬張りながらゼブラに問う。
「おー、いらっしゃい!今日は休みか?」
あぁ、今日も笑顔が可愛い。
店内にいるその人を見るなり自分の顔がニヤけるのがわかる。
いつ来てもこの変わらない笑顔が自分を迎えてくれるのだ。
「まだ、あるっすよね?」
「うん!あるよ!けど、ギリギリ!あと2食ってとこだ!ラッキーだったな、ヤマト!」
ヤマトはニコニコとしながらフロアの空いた椅子に座った。
、、、
「はーい、おまたせ~!」
グラスの水を飲んでいるとミーアが定食を持って現れた。
目の前のほかほか、あつあつの定食を目の前に、はやる心を抑えつつ、食の始まりの言葉を言いかけた。
「よーしっ、いただきー、、、」
ばんっっ!!
「っっ!?」
手を合わせてまさに今から、という時。
扉が大きな音を立てて開いた。
「ゼブラ!扉は静かに開けろって何回言えばわかるんだよっ!ったく、いい加減にしないと出禁にするぞっ!」
「んな事どうでもいいから、最後の1食早く持ってこい!」
「どうでもいいってなんだよっ、つーか、怪我は?もう治ったのか?」
手を合わせたまま固まってしまったヤマトをよそにいつもの軽い口喧嘩が始まる。
この2人はいつだってこうだ。
けど、時々羨ましくなる時がある。
自分もこんなふうにミーアさんと沢山言葉を交わしたい。そう思ってしまう。
しかし、、なぜこのタイミングなんだ、、、
「でも、珍しいな。ゼブラがまだ客がいる内に来店してくるなんて、、」
わざとなのか、無意識なのか、ヤマトの隣のテーブルにどっかりと座り腕組みをするゼブラにグラスの水を置きながらミーアが不思議そうに言った。
「別にいいだろ、、さっさと飯持ってこい!」
「分かったよっ、ほんっと、腹減ってるとイライラすんだから、、まったく、、」
そう言ってゼブラを睨む。
ミーアさんは、ゼブラさんがどんなに悪態ついても動じることはない。
「悪いな、ヤマト、ゼブラがいて落ち着かないかもしれないけど、ゆっくり食べててな!」
「は、はいっす、、」
「なんだと!?どういう意味だ、コラ!」
ヤマトに一声かけてゼブラにあっかんべーをするとさっさと厨房に行ってしまったミーア。
「、、、、」
なんとなく固まってしまって箸が進まない。
「どうした?冷めるぞ」
ゼブラの声にピクリと反応して体を震わせた。
「あの、、」
「あ?なんだよ、食わねぇのか?なら、俺が、、」
ヤマトの定食に手を出そうとするゼブラ。
「わー!!ダメダメ!ダメっすよ!これは、ミーアさんが俺のために作ってくれたご飯なんすから!!今から食べようと思ってたところっす!取らないでくださいっす!ゼブラさんのは今からミーアさんが持ってくるじゃないっすか!大人しく待っててくださいっす!」
定食の乗ったトレーをゼブラから必死に離すヤマト。
「チッ」
ゼブラは不機嫌そうに舌打ちをした。
「、、他の客が帰るまでゼブラさんは、この店に来ない、みたいなことさっきミーアさんが言ってましたけど、本当すか?本当ならなんで今日はまだ俺がいるのに来たんすか?」
シャクシャクとサラダをこれみよがしに頬張りながらゼブラに問う。
