サイドストーリー⑦~ミーア&ヤマト~出会い編
「そんじゃ、遠慮なく借りるよ。そこのあんた、悪いけど副菜の仕込みわかるよな?お願いできるか?」
「は、はいっ!」
先輩の怒号ですっかり縮こまっていたその辺にいた2、3人の料理人が女の言葉に散らばって動いていく。
「そんで、あんた、、、は、さっきの、、、」
「あ、、、」
冷や汗が止まらない。
何を言われるのか怖い。
大きな口を叩いていながら、怖い先輩に縮こまって何もできていない自分が恥ずかしかった。
あんなことしたんだ。どうせまた、ごみ捨てとか皿洗いとかの雑務に決まってる。
「、、、デザート2種類あんだけどさ、ムース使うから作っててくんない?」
「え、、い、いいんすか、、」
「こいつは使えねぇぞ!」
背後から先輩が怒鳴る。
「るせぇ!後輩の育てかたも捌き方も分からねぇやつが口だすんじゃねぇよ!クソ忙しいのに使える料理人使っていかないと間に合わねぇぞ!お前は後輩怒鳴ってる暇があるんなら小松に指示仰いでこい!」
「っぐっ、、、っ」
「すげぇ強ぇ、、」
その女は先輩にそう返すとまた、ヤマトに向き直った。
「できるよな?料理人だもんな?さっきあれだけ大きな口叩いて、出来ないなんて言わせねぇぞ」
瞳の奥にギラリと光るものが見えて背筋が伸びた。
「で、できる!」
それだけ言うと厨房を走った。
こんな気持ちは久しぶりだ。
荒んでいた気持ちが少しづつ晴れていくような感覚だった。
無事に披露宴が終わり、いつもよりやり切った感覚がヤマトの中に残る。
「久しぶりに何か作ったな、、、ムース、、手直しはあったけど、、やっぱり作るって楽しい、、!」
「おい、ヤマト!見ろよ!あれ!」
「ん?」
見るといつも横柄な態度のあの先輩が小松にこっぴどく何かを言われていた。
「多分、応援に来た女があの先輩の事小松シェフに言ったんじゃないか?これで変わってくれるといいけどなぁ、、」
同僚は少し期待をするような顔で見ていた。
「、、、、あの人、、もう帰った?」
「応援の料理人?いや、あっちにいたのを見たけど、、おい、どこ行くんだよ!?待てよヤマト!」
「、、、今朝のこと、謝ってくる」
許してもらえるなんて思ってない。
だけど、見下していた自分が恥ずかしくて、調理の指示をくれた事が嬉しくて、もう一度話がしたいと思った。
探していると、腰をかけて小松と何かを話しているその人を見つけた。
「いた!」
「は、はいっ!」
先輩の怒号ですっかり縮こまっていたその辺にいた2、3人の料理人が女の言葉に散らばって動いていく。
「そんで、あんた、、、は、さっきの、、、」
「あ、、、」
冷や汗が止まらない。
何を言われるのか怖い。
大きな口を叩いていながら、怖い先輩に縮こまって何もできていない自分が恥ずかしかった。
あんなことしたんだ。どうせまた、ごみ捨てとか皿洗いとかの雑務に決まってる。
「、、、デザート2種類あんだけどさ、ムース使うから作っててくんない?」
「え、、い、いいんすか、、」
「こいつは使えねぇぞ!」
背後から先輩が怒鳴る。
「るせぇ!後輩の育てかたも捌き方も分からねぇやつが口だすんじゃねぇよ!クソ忙しいのに使える料理人使っていかないと間に合わねぇぞ!お前は後輩怒鳴ってる暇があるんなら小松に指示仰いでこい!」
「っぐっ、、、っ」
「すげぇ強ぇ、、」
その女は先輩にそう返すとまた、ヤマトに向き直った。
「できるよな?料理人だもんな?さっきあれだけ大きな口叩いて、出来ないなんて言わせねぇぞ」
瞳の奥にギラリと光るものが見えて背筋が伸びた。
「で、できる!」
それだけ言うと厨房を走った。
こんな気持ちは久しぶりだ。
荒んでいた気持ちが少しづつ晴れていくような感覚だった。
無事に披露宴が終わり、いつもよりやり切った感覚がヤマトの中に残る。
「久しぶりに何か作ったな、、、ムース、、手直しはあったけど、、やっぱり作るって楽しい、、!」
「おい、ヤマト!見ろよ!あれ!」
「ん?」
見るといつも横柄な態度のあの先輩が小松にこっぴどく何かを言われていた。
「多分、応援に来た女があの先輩の事小松シェフに言ったんじゃないか?これで変わってくれるといいけどなぁ、、」
同僚は少し期待をするような顔で見ていた。
「、、、、あの人、、もう帰った?」
「応援の料理人?いや、あっちにいたのを見たけど、、おい、どこ行くんだよ!?待てよヤマト!」
「、、、今朝のこと、謝ってくる」
許してもらえるなんて思ってない。
だけど、見下していた自分が恥ずかしくて、調理の指示をくれた事が嬉しくて、もう一度話がしたいと思った。
探していると、腰をかけて小松と何かを話しているその人を見つけた。
「いた!」
