悪い虫
早朝、いつもの様に店内の清掃を終えたミーアが捕獲に向かう。
「今日はどんなのが捕れるかな~いいおかずができるといいんだけど、、」
そんな呑気な事を1人で呟きながら山の方へと歩いていく。
しばらくして大きな獲物と共に店に戻ると、見覚えのある人影が見えた。
「ん?、、あれは、、、」
その人物はこちらに気がついて手を振った。
「ココ!どうしたんだよ、こんな早くに」
「やぁ、おはよう、ミーア!捕獲に行ってたのかい?」
優しげな笑みと共にこちらに近づいてくるココ。
「そうだよ、今日のいいメインの食材が捕れた!ほら、みろよこれ!」
そう言ってその獲物を得意げにココに見せびらかすミーア。
「ほんとだ!すごいね!これからこれを仕込むの?」
「そうだよ!、、ってか、どうした?私に用事か?」
「この辺に依頼された食材の群生地があってね、近くだったから久しぶりにミーアの顔を見に寄ったんだ」
後ろに控えていたキッスがココに甘えるように鳴いた。
「そうだったのか!もうすぐ開店するし、時間があるなら定食作るけど、、待つか?」
「もちろん!そのために寄ったって言う方が早いかも」
少し意地悪そうに笑うココに呆れた顔で分かったよ、とミーアが返した。
「、、しかしミーア、少し顔色が悪くないかい?睡眠はとれてる?」
小さな変化を見逃さなかったココはいつもと少し違うミーアを案じてそう聞いた。
「なーんか、さっき変な虫にここを刺されちゃってからおかしいんだよなぁ、、」
そう言って首筋をココに見せた。
一見何の変哲もないミーアの白い首筋。
よく見ると小さな赤い斑点が浮いていた。
「ま、大したもんじゃないだろ、んじゃ、ちょっと待ってな!急いで仕込みしてくるから!」
「あっ、ちょっとっ、、」
ココの心配を他所にミーアはその獲物を抱えて厨房の方へと走っていってしまった。
それを心配そうに見つめるココ。
「ほんとに大丈夫かな、、 あの首筋の跡、どうも気になるな、、」
少し気になりつつも、そのままミーアの店が開店するのを待った。
、、、
しばらくして開店すると、ココを招き入れて定食を振舞った。
「おまたせ、、、っ、、おっとっ、、」
定食を置くとともにミーアの足元が少しふらついた。
「ミーア!?」
よく見るとあぶら汗がひどい。
顔色もさっきより悪くなっている。
「やっぱり大丈夫じゃないじゃないか!首筋、もう少しちゃんと見せて!」
「ん?う、うんっ、、目眩が、、、」
目の前がグルグルとまわる。
「目眩がするの?」
「少しな、、さっき刺された虫に毒でもあったかな、、」
そのミーアのつぶやきにココがハッとした。
「毒、、、!?まさか!」
「今日はどんなのが捕れるかな~いいおかずができるといいんだけど、、」
そんな呑気な事を1人で呟きながら山の方へと歩いていく。
しばらくして大きな獲物と共に店に戻ると、見覚えのある人影が見えた。
「ん?、、あれは、、、」
その人物はこちらに気がついて手を振った。
「ココ!どうしたんだよ、こんな早くに」
「やぁ、おはよう、ミーア!捕獲に行ってたのかい?」
優しげな笑みと共にこちらに近づいてくるココ。
「そうだよ、今日のいいメインの食材が捕れた!ほら、みろよこれ!」
そう言ってその獲物を得意げにココに見せびらかすミーア。
「ほんとだ!すごいね!これからこれを仕込むの?」
「そうだよ!、、ってか、どうした?私に用事か?」
「この辺に依頼された食材の群生地があってね、近くだったから久しぶりにミーアの顔を見に寄ったんだ」
後ろに控えていたキッスがココに甘えるように鳴いた。
「そうだったのか!もうすぐ開店するし、時間があるなら定食作るけど、、待つか?」
「もちろん!そのために寄ったって言う方が早いかも」
少し意地悪そうに笑うココに呆れた顔で分かったよ、とミーアが返した。
「、、しかしミーア、少し顔色が悪くないかい?睡眠はとれてる?」
小さな変化を見逃さなかったココはいつもと少し違うミーアを案じてそう聞いた。
「なーんか、さっき変な虫にここを刺されちゃってからおかしいんだよなぁ、、」
そう言って首筋をココに見せた。
一見何の変哲もないミーアの白い首筋。
よく見ると小さな赤い斑点が浮いていた。
「ま、大したもんじゃないだろ、んじゃ、ちょっと待ってな!急いで仕込みしてくるから!」
「あっ、ちょっとっ、、」
ココの心配を他所にミーアはその獲物を抱えて厨房の方へと走っていってしまった。
それを心配そうに見つめるココ。
「ほんとに大丈夫かな、、 あの首筋の跡、どうも気になるな、、」
少し気になりつつも、そのままミーアの店が開店するのを待った。
、、、
しばらくして開店すると、ココを招き入れて定食を振舞った。
「おまたせ、、、っ、、おっとっ、、」
定食を置くとともにミーアの足元が少しふらついた。
「ミーア!?」
よく見るとあぶら汗がひどい。
顔色もさっきより悪くなっている。
「やっぱり大丈夫じゃないじゃないか!首筋、もう少しちゃんと見せて!」
「ん?う、うんっ、、目眩が、、、」
目の前がグルグルとまわる。
「目眩がするの?」
「少しな、、さっき刺された虫に毒でもあったかな、、」
そのミーアのつぶやきにココがハッとした。
「毒、、、!?まさか!」
