口喧嘩
「乾杯っ」
ミーアが少し嬉しそうにそう言った。
ごくっごくっ
「ぷはっ、、、ん、まぁまぁだな、だが、あいつにしてはいい酒寄越してきた、、悪くはねぇ」
ゼブラは一気に飲み干すと次の1杯をまたグラスに注いだ。
「、、、、度数、高そうだなー、、ま、少しくらいなら、、っごくっ」
口に広がるアルコールの甘み。
ふんわりと体が軽くなり、喉がぎゅぅっと熱くなった。
「うぇぇ、、、」
顔が一気に赤くなる。
「ほんっとに弱ぇな、一口でそれかよ」
面白いものでも見るようにゼブラはミーアをみて笑った。
今にもトロンと瞼が落ちてきそうだった。
「うん、一口が限界、、、」
呂律もうまく回らなくなる。頭が重くて思わずテーブルにつっぷした。
「おいコラ、まだ寝るんじゃねぇぞ」
「ふぇ?なんで?」
ふにゃりとした顔でゼブラを見るミーア。
「、、、お前には聞きたい事が山ほどある」
ゼブラのあまり見ない表情に、一瞬酔いが覚めた気がした。
「き、、聞きたい事?、、」
アルコールのせいなのか、なんなのか、心臓がドキドキと音を立てて早くなる。
ごくっごくっごくっ
ぷはっ
2杯目を飲み干して、更にグラスに次を注ぐ。
「、、、なんで黙って行った?」
「、、、、」
「俺のせいか?」
「、、、、ぐぅ、、、」
「おい、寝るなっつってんだろっ起きろ!調子に乗ってんじゃねぇっ」
アルコールに負けて寝そうになるミーアの頭をペチリと軽く小突く。
「イテッ、、、」
「俺のせいならハッキリそう言え」
「、、、いや、、、そうじゃなくて」
寝たフリで誤魔化そうとしたのをあっさりと見破られる。
そして観念したように話し始めた。
「あの日、、ゼブラに言われた言葉が胸のど真ん中貫いてさ、あー、私、何やってんだって、悔しくて悔しくて仕方なかった。初めてあんたが残してった料理を片付けながら涙が止まんなかったよ」
伏せ目がちに飲み残した酒の入ったグラスを触る。
「そんで、もう1回、修行して、気持ち入れ直そうって、思った、、、誰にも言わずに行ったのは、言うとここに留まりたくなるから」
「、、、、ごくっ」
三杯目はミーアの話を聞きながら、少しゆっくりと喉を通っていく。
「最初、店を始めた時は、1人だった。だけどさ、トリコや、小松、、ヤマト、リン、陽輝、サニー、ココ、、、ゼブラも。それに常連の客たちに出会えて、ここがほんとに大好きな場所で、私の居場所で。私もご飯作るのが大好きで食べに来てくれるみんなが笑顔になってくれてさ、、そんな事考えてたら離れたくなくなるんじゃないかって、甘えてしまいそうになるんじゃないかって、、だから、誰にも言わずに行った、、、」
「、、、」
「だからさ、さっき、俺のせいかって聞いてきたけど、そうじゃない。ゼブラのせい、じゃなくて、むしろゼブラのおかげだ!」
目の端に涙を溜めてゼブラに笑う。
たった1口のアルコールに酔った赤い顔で。
ミーアが少し嬉しそうにそう言った。
ごくっごくっ
「ぷはっ、、、ん、まぁまぁだな、だが、あいつにしてはいい酒寄越してきた、、悪くはねぇ」
ゼブラは一気に飲み干すと次の1杯をまたグラスに注いだ。
「、、、、度数、高そうだなー、、ま、少しくらいなら、、っごくっ」
口に広がるアルコールの甘み。
ふんわりと体が軽くなり、喉がぎゅぅっと熱くなった。
「うぇぇ、、、」
顔が一気に赤くなる。
「ほんっとに弱ぇな、一口でそれかよ」
面白いものでも見るようにゼブラはミーアをみて笑った。
今にもトロンと瞼が落ちてきそうだった。
「うん、一口が限界、、、」
呂律もうまく回らなくなる。頭が重くて思わずテーブルにつっぷした。
「おいコラ、まだ寝るんじゃねぇぞ」
「ふぇ?なんで?」
ふにゃりとした顔でゼブラを見るミーア。
「、、、お前には聞きたい事が山ほどある」
ゼブラのあまり見ない表情に、一瞬酔いが覚めた気がした。
「き、、聞きたい事?、、」
アルコールのせいなのか、なんなのか、心臓がドキドキと音を立てて早くなる。
ごくっごくっごくっ
ぷはっ
2杯目を飲み干して、更にグラスに次を注ぐ。
「、、、なんで黙って行った?」
「、、、、」
「俺のせいか?」
「、、、、ぐぅ、、、」
「おい、寝るなっつってんだろっ起きろ!調子に乗ってんじゃねぇっ」
アルコールに負けて寝そうになるミーアの頭をペチリと軽く小突く。
「イテッ、、、」
「俺のせいならハッキリそう言え」
「、、、いや、、、そうじゃなくて」
寝たフリで誤魔化そうとしたのをあっさりと見破られる。
そして観念したように話し始めた。
「あの日、、ゼブラに言われた言葉が胸のど真ん中貫いてさ、あー、私、何やってんだって、悔しくて悔しくて仕方なかった。初めてあんたが残してった料理を片付けながら涙が止まんなかったよ」
伏せ目がちに飲み残した酒の入ったグラスを触る。
「そんで、もう1回、修行して、気持ち入れ直そうって、思った、、、誰にも言わずに行ったのは、言うとここに留まりたくなるから」
「、、、、ごくっ」
三杯目はミーアの話を聞きながら、少しゆっくりと喉を通っていく。
「最初、店を始めた時は、1人だった。だけどさ、トリコや、小松、、ヤマト、リン、陽輝、サニー、ココ、、、ゼブラも。それに常連の客たちに出会えて、ここがほんとに大好きな場所で、私の居場所で。私もご飯作るのが大好きで食べに来てくれるみんなが笑顔になってくれてさ、、そんな事考えてたら離れたくなくなるんじゃないかって、甘えてしまいそうになるんじゃないかって、、だから、誰にも言わずに行った、、、」
「、、、」
「だからさ、さっき、俺のせいかって聞いてきたけど、そうじゃない。ゼブラのせい、じゃなくて、むしろゼブラのおかげだ!」
目の端に涙を溜めてゼブラに笑う。
たった1口のアルコールに酔った赤い顔で。
