休息

翌朝。

「はっくしゅん!!」
「あれ、、ミーアさん、風邪ですか?」
陽輝がまとめた荷物を持ちながらミーアに問う。
「あ、いや、大丈夫大丈夫!」
慌てて言繕うミーア。
「まったく。昨日遅くまで何してたし!温泉に入りすぎて湯冷めしたんじゃない?」
「リン達だって昨日は、なかなかトリコたちの部屋から帰ってこなかっただろっ」
ミーアも負けじと言い返す。
「えへへ、、お互いさまだし!さ、チェックアウトの時間だし!」

旅館の出口に向かうとトリコとサニーもいた。
「あれ、ゼブラは?」
リンが1人足りないことに気がついた。
「いやー、それが、、気が変わったからもう行くっつって、昨日の夜遅くに1人で先に行っちまってさぁ、、」
「そういうところが美しくねぇんだよっ」
トリコが答え、サニーが小さく悪態をつく。

、、、結局、どっか行っちゃったんだ、、まったくあいつらしい、、、結局、お礼言えずじまいだったな、、

「ま、ゼブラに関してはいつもの事だ、お前たちはもう真っ直ぐ帰るのか?」
「うん!明日からまた仕事だし!トリコ~一緒に帰るし~!」
リンがウキウキしながらトリコに絡みつく。
「お前は俺と一緒に帰るだろ?」
陽輝を見てサニーが聞く。
「はい!帰る場所は同じですからね!」

「私もこれからすぐ帰って明日の店の仕込みしなきゃ!」

そう言ってそれぞれが帰路についた。
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