祭りのあとの静けさ
ゼブラが目線をミーアの足元にうつすと、少し擦れて赤くなったところが見えた。
「、、、んなもん履くからだろ、お前はいつものでいいんだよ、いつもので」
呆れたようにため息をつく。
「ヤマトは似合ってるって言ってくれたぞ!」
少しムッとしてゼブラを睨む。
「けっ、そうかよ、そりゃよかったな」
不貞腐れた顔で言い返すゼブラ。
花火の火があと少しで燃え尽きそうだった。
落とさないように細心の注意を払う。
「おっとと、、」
ゼブラの持つ花火もあと少しで落ちそうだった。
「よし、勝てる!」
ミーアが意気込んだその時。
ピタッ
「ひゃっ!?」
頬に冷たく濡れた感触。
「な、なんだ!?」
慌ててそれを確認すると、ゼブラが何かを自分の頬に当てているのが見えた。
耳元でシュワシュワと音がする、
「ラムネ?」
「一口しか飲んでなかったんだろ」
ゼブラはこちらを見ずにそう答えた。
「ぇ、、、買っててくれたのか、、?」
頭を回転させようとしていると、忘れていた手元の花火から小さな火の玉が
ポトリ。
と地面に落ちた。
「っあ"ーーーーっっ!!!」
「俺の勝ちだな」
ニヤリと笑うゼブラ。
「今のはずるい!!勝ちじゃない!!もう1回勝負だ!!」
「しねぇよ、めんどくせぇ、帰るぞ」
「?」
「?じゃねぇ、自分の店に帰るんだろ、さっさと立て。それとも足の痛みが消えるまでずっとここにいるつもりか?」
「あ、、いや、、自力で帰るつもりだったし、、」
燃え尽きた花火を手に持ち、不貞腐れた顔でゆっくりと立ち上がる。
「はぁ、、、。そういう傷はな、1度立ち止まると痛みが増すんだよ。歩けねぇだろ」
そんなはずはない、と1歩踏み出すと激痛が指に走った。
「っいったっ、、、っっなんでぇ!?さっきまで大したこと無かったのに、痛くて歩けない、、っ」
「それとも、、、ヤマトに助けを求めるつもりだったか?」
「いやいやっ、しないよそんな事!さっき別れてもう帰っただろうし!今更助け求めたところで迷惑だって断られるだろ」
「、、、ほんっとに感の悪いやつだな、てめぇは」
その一言にきょとんとした顔をするミーア。
「、、まぁいい。店、帰るんだろ?」
「う、うん。明日は店やるつもりだし」
そう答えた瞬間、ふわりと身体が浮いた。
「!?!?」
「じっとしてろ。ちょっとでも動いたら放り投げるからな」
「はっ、、はい、、」
背中と足にゼブラの大きな手を感じる。
「お、おんぶでもいいんだけど、、」
「、、てめぇがいつもの格好ならそうしてる」
「あ、そっか、、浴衣だったわ、、、」
出店もシートを貼り終えて人の姿もない静かな道。
何故かまだ香る花火の煙の匂い。
「、、、んなもん履くからだろ、お前はいつものでいいんだよ、いつもので」
呆れたようにため息をつく。
「ヤマトは似合ってるって言ってくれたぞ!」
少しムッとしてゼブラを睨む。
「けっ、そうかよ、そりゃよかったな」
不貞腐れた顔で言い返すゼブラ。
花火の火があと少しで燃え尽きそうだった。
落とさないように細心の注意を払う。
「おっとと、、」
ゼブラの持つ花火もあと少しで落ちそうだった。
「よし、勝てる!」
ミーアが意気込んだその時。
ピタッ
「ひゃっ!?」
頬に冷たく濡れた感触。
「な、なんだ!?」
慌ててそれを確認すると、ゼブラが何かを自分の頬に当てているのが見えた。
耳元でシュワシュワと音がする、
「ラムネ?」
「一口しか飲んでなかったんだろ」
ゼブラはこちらを見ずにそう答えた。
「ぇ、、、買っててくれたのか、、?」
頭を回転させようとしていると、忘れていた手元の花火から小さな火の玉が
ポトリ。
と地面に落ちた。
「っあ"ーーーーっっ!!!」
「俺の勝ちだな」
ニヤリと笑うゼブラ。
「今のはずるい!!勝ちじゃない!!もう1回勝負だ!!」
「しねぇよ、めんどくせぇ、帰るぞ」
「?」
「?じゃねぇ、自分の店に帰るんだろ、さっさと立て。それとも足の痛みが消えるまでずっとここにいるつもりか?」
「あ、、いや、、自力で帰るつもりだったし、、」
燃え尽きた花火を手に持ち、不貞腐れた顔でゆっくりと立ち上がる。
「はぁ、、、。そういう傷はな、1度立ち止まると痛みが増すんだよ。歩けねぇだろ」
そんなはずはない、と1歩踏み出すと激痛が指に走った。
「っいったっ、、、っっなんでぇ!?さっきまで大したこと無かったのに、痛くて歩けない、、っ」
「それとも、、、ヤマトに助けを求めるつもりだったか?」
「いやいやっ、しないよそんな事!さっき別れてもう帰っただろうし!今更助け求めたところで迷惑だって断られるだろ」
「、、、ほんっとに感の悪いやつだな、てめぇは」
その一言にきょとんとした顔をするミーア。
「、、まぁいい。店、帰るんだろ?」
「う、うん。明日は店やるつもりだし」
そう答えた瞬間、ふわりと身体が浮いた。
「!?!?」
「じっとしてろ。ちょっとでも動いたら放り投げるからな」
「はっ、、はい、、」
背中と足にゼブラの大きな手を感じる。
「お、おんぶでもいいんだけど、、」
「、、てめぇがいつもの格好ならそうしてる」
「あ、そっか、、浴衣だったわ、、、」
出店もシートを貼り終えて人の姿もない静かな道。
何故かまだ香る花火の煙の匂い。
