店休日

、、、
買い物が終わる頃にはすっかり日も落ちて、夕焼け雲が広がっていた。

「買い忘れはないかな、、よし、ヤマト、ありがとな!荷物、あとは持って帰れるから、こっちにちょうだい」

「ほんとに大丈夫っすか?結構重たいっすよ?あれだったら、店まで、、」
心配そうに言うヤマトにミーア大きく笑った。

「心配すんな、いつもこれを持って店まで帰ってるんだから、大丈夫だよ、ほら、ちょうだい!」

「、、うっす、、」
少し寂しい気持ちを隠しつつ、名残惜しむようにミーアに荷物を手渡す。

「今度、店に来た時、今日のお礼にサービスしてやるよ!」

「ほんとっすか!!行きます!!」

「待ってるよ!じゃあな!」
手を振りつつ歩き出す。

大きなリュックに見えないミーアの背中をずっと見つめていた。

奢った時の素直なお礼と笑顔、車に轢かれそうになった時の引いた腕、荷物を渡した時に触れた指先。
ヤマトは今日のミーア、全部を思い出していた。

「、、、やば、、思ったよりめちゃくちゃ女の子じゃん。反則だろ、あれ、、好きになるところだった、、、てか、もう手遅れか?、、近いうちにミーアさんの店、行こ、、、」

ヤマトは脳裏に浮かぶミーアの屈託のない笑顔を思い出しながら、顔がだんだんと熱くなるのを感じていた。


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