店休日

、、、、
「はぁ、美味しかった!ご馳走様でした!」

「あっ、、ねえさ、、いや、ミーアさん!ここ、俺が払うっす!」

財布を出そうとするミーアを急いで制した。

「え?いや、いいよ、自分で払うよ。そういうのは、ほんとに好きな女の子とデートした時にしてやれよ」

「俺は!偶然会っただけかもしれないし、もう店出たらミーアさん、行ってしまうのかもしれないっすけど、、デートだと思ってるんで!!払わせてくださいっす!!てか、払います!!今すぐ払ってきます!!待っててください!」

「あっ、ちょっ、、、参ったな、、」
強引に話を進めるとそのままの勢いでレジへと走って言ってしまった。

「ありがとうございました~~~」
店員に見送られて店を出る2人。

「、、ほんとに良かったのか?」
「いいんす!ミーアさんに初めて会ったあの日から俺、かっこ悪いとこしか見せられてないんで!手、上げようとしたし、、ほんっと、最低っすよね、、女の子に手を上げるなんて、、」

「んまぁ、あの脅しは私には意味がなかったけどな!」

ニヤリと笑って背中を叩く。

「それ、言わないでくださいよぉぉっ、男として色々と情けないっす、、」

「まぁまぁ!とりあえず、礼は言っとくよ。ありがとう、ご馳走様!オススメの店、美味かったぞ!」
そう言ってニカッと笑ってみせた。

思わずドキッとして、赤面するヤマト。

「礼、といえば、もう1個、言わないといけない事があったな、、、」

「?」

「私が体調崩した日の事」

「、、、あ、行ったら店が終わってて、具合悪そうにしてたあの日の事っすね!」

「そうそう!ヤマトたちが小松に知らせてくれたんだろ?」

「言ってどうにかなるとも思ってなかったっすけど、一応、と思って伝えておいたんす」
あの日のことを少しづつ思い出すように話す2人。

「おかげであのあと、小松がお粥と薬持ってきてくれてさ、助かったよ、ありがとな!」

「それならよかったっす!役に立てれたんすね、俺!」
嬉しそうに笑うヤマト。

「あ、でも、そういえば、あの時もゼブラさんといましたよね?」

「!!!」

自分が口火を切ったのに、突然あの日の事が頭の中に蘇る。

「あれ、、顔、赤いっすよ、大丈夫っすか!?」

「だっ、大丈夫!大丈夫!!あ、あの日な、たまたまだよ、たまたま!ほら、あいつ、私の店によく来るからさ!」




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