不良と不良
予想は的中。
しばらくして、傷だらけの2人がフラフラしながら店に帰ってきた。
「ゼブラ!ブランチ!!お前らっ、、どうしたんだよ」
トリコが驚いた顔で二人を見た。
「はぁ、、ったく。どうせ、、止めるヤツがいないからって思いっきり喧嘩してきたんだろ、そこ、座って」
ミーアは、呆れた顔で二人を椅子に座らせると、さっき取り出した救急箱を持ってきて、手際よく手当をした。
「で?、、気は済んだか?」
「、、、、」
「、、、、」
2人は目も合わさず、不貞腐れた顔をしている。
「まるでガキだな、まったく。ちょっと待ってな」
そう言うと厨房へと向かった。
しばらくして、いい香りのする食事が運ばれてきた。
「はい」
2人の前にそれを置く。
「なんや、これ」
ブランチが不思議な顔でその食事を眺めた。
「喧嘩して腹減っただろ。ゼブラも。さっき、食事の途中だったからな。作り直したから、食べな」
トリコと小松は顔を見合せて、ホッとしたように笑った。
ぱくっ
モグモグモグっ
ごくんっ
ガツガツっ
ずるるっ
ぱくぱくっ
一言も発すことなく、食事を食べ尽くしていく。
、、、、
「っはぁぁ!!ごっそーさん!!美味かったァ!!」
先に声を上げたのはブランチだった。
「そりゃ良かった。んで、さっきの食材だけど、奥にあるから、一緒に来てくれる?」
「了解っ」
すっかり機嫌の良くなったブランチは、ウキウキとミーアについて行く。
、、、、
ガラっ
薄暗くひんやりとした食品庫。
「これと、、これだったな!あと、生息場所が分かるものはメモしとく」
そう言って、リストにあった食材を渡す。
「お、サンキュー!助かったわ」
「どういたしまして。昔、世話になったからな。これくらいどうってことないよ」
さっきの鬼の形相とは違い、ニカッと笑ってみせるミーア。
「、、あいつ、よくこの店、くるんやってな」
「あいつ、、?ゼブラの事か?うん、まぁ、時々な」
ブランチの不意な問いに答えるミーア。
「ふーん、、、("あいつ"でよくゼブラだと分かったし、随分嬉しそうな顔してんな、、)ま、ええわ。あいつ、かなりお前が気に入っとるみたいやったけど」
「んなわけあるか。来る度に喧嘩になるし、私の料理、うまいって、言ったこと一回もないのに。腹が膨れりゃなんでもいいんだよ、あいつは」
口を尖らせ愚痴るミーア。
「そうかぁ?そんなふうには見えんかったけどな。さっきも今も美味そうに食うとったで?」
ニヤリとミーアを見る。
「たしかに、食べっぷりは見てて気持ちいいよ。何をどれだけ出しても必ず完食していくしな!料理人としては嬉しいよ!」
心から嬉しそうに笑う。
「ふーん、、料理人としては、ねぇ?」
「っ、、な、なんだよっ」
ブランチの態度に少し戸惑うミーア。
「お前とゼブラ、よォ似とるからなぁ。お似合いなんちゃうかな、おもて」
ドキンと心臓が高鳴った。
「な、何を言うかと思ったらッ、似てねぇよっ!ふざけんなっ!あげた食材返せっ」
取り上げようと手をふりかざす。
「おっと。それは困るわ~」
しばらくして、傷だらけの2人がフラフラしながら店に帰ってきた。
「ゼブラ!ブランチ!!お前らっ、、どうしたんだよ」
トリコが驚いた顔で二人を見た。
「はぁ、、ったく。どうせ、、止めるヤツがいないからって思いっきり喧嘩してきたんだろ、そこ、座って」
ミーアは、呆れた顔で二人を椅子に座らせると、さっき取り出した救急箱を持ってきて、手際よく手当をした。
「で?、、気は済んだか?」
「、、、、」
「、、、、」
2人は目も合わさず、不貞腐れた顔をしている。
「まるでガキだな、まったく。ちょっと待ってな」
そう言うと厨房へと向かった。
しばらくして、いい香りのする食事が運ばれてきた。
「はい」
2人の前にそれを置く。
「なんや、これ」
ブランチが不思議な顔でその食事を眺めた。
「喧嘩して腹減っただろ。ゼブラも。さっき、食事の途中だったからな。作り直したから、食べな」
トリコと小松は顔を見合せて、ホッとしたように笑った。
ぱくっ
モグモグモグっ
ごくんっ
ガツガツっ
ずるるっ
ぱくぱくっ
一言も発すことなく、食事を食べ尽くしていく。
、、、、
「っはぁぁ!!ごっそーさん!!美味かったァ!!」
先に声を上げたのはブランチだった。
「そりゃ良かった。んで、さっきの食材だけど、奥にあるから、一緒に来てくれる?」
「了解っ」
すっかり機嫌の良くなったブランチは、ウキウキとミーアについて行く。
、、、、
ガラっ
薄暗くひんやりとした食品庫。
「これと、、これだったな!あと、生息場所が分かるものはメモしとく」
そう言って、リストにあった食材を渡す。
「お、サンキュー!助かったわ」
「どういたしまして。昔、世話になったからな。これくらいどうってことないよ」
さっきの鬼の形相とは違い、ニカッと笑ってみせるミーア。
「、、あいつ、よくこの店、くるんやってな」
「あいつ、、?ゼブラの事か?うん、まぁ、時々な」
ブランチの不意な問いに答えるミーア。
「ふーん、、、("あいつ"でよくゼブラだと分かったし、随分嬉しそうな顔してんな、、)ま、ええわ。あいつ、かなりお前が気に入っとるみたいやったけど」
「んなわけあるか。来る度に喧嘩になるし、私の料理、うまいって、言ったこと一回もないのに。腹が膨れりゃなんでもいいんだよ、あいつは」
口を尖らせ愚痴るミーア。
「そうかぁ?そんなふうには見えんかったけどな。さっきも今も美味そうに食うとったで?」
ニヤリとミーアを見る。
「たしかに、食べっぷりは見てて気持ちいいよ。何をどれだけ出しても必ず完食していくしな!料理人としては嬉しいよ!」
心から嬉しそうに笑う。
「ふーん、、料理人としては、ねぇ?」
「っ、、な、なんだよっ」
ブランチの態度に少し戸惑うミーア。
「お前とゼブラ、よォ似とるからなぁ。お似合いなんちゃうかな、おもて」
ドキンと心臓が高鳴った。
「な、何を言うかと思ったらッ、似てねぇよっ!ふざけんなっ!あげた食材返せっ」
取り上げようと手をふりかざす。
「おっと。それは困るわ~」
