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高木
ではすぐ行きますと返事が返ってくるね
寺まで来たけど、何をする?
――――――
永良
門はしまってるんだっけ?
――――――
高木
そうだね
――――――
永良
開けられなさそう?
――――――
高木
うーん、
開けられるけど音はたっちゃいそう、かな
――――――
永良
じゃあ普通に何も知らない風を装って、すいませんと声を上げて尋ねようかな…??
あ!その前に聞き見してもいい?
――――――
高木
よいよ〜
――――――
永良
52で成功
――――――
高木
では門の中から特に音はしませんでした。声をかけても返事はありません
――――――
永良
じゃあそのまま開けます〜!
――――――
高木
では枢木さんは腕力に任せて門を開けました。それなりの音が辺りに響いたよ
――――――
永良
力こそパワー
――――――
高木
お寺には
・表門(山門・正門)
・本堂(本尊を祀るお堂)
・庫院(事務所兼住職の住居)
・法堂(説法や法話を行う施設)
・僧堂(僧侶たちが作善修行をする施設)
・東司(トイレ)
があるよ
――――――
永良
お堂に向かいます。
女の子の体の一部があるはず
――――――
高木
◯本堂
古びてはいるが立派な木造の建物。
中へ入るとところどころ修繕されたような跡があり、広い堂内は豪奢な装飾などはなく建物の外観や大きさに比べると質素に感じられる。
畳が敷き詰められた部屋の奥にある仏壇だけが異様な輝きを放っている。
――――――
永良
やばい…
ありがと😊
周囲に人がいないか確認しつつ、いなければ
異様な輝きが気になるので、近づいてよく見ます。
――――――
高木
枢木さんしかいませんね
◯仏壇
全体に黒の漆塗りが施され、装飾には金箔が用いられている。
建物と同じく古い物のようだが豪奢であり手入れが行き届いている。
扉は閉まっているが鍵などは見当たらない。
扉を開くと内部まで金箔が貼られておりその中に『光明くんへと書かれた手紙』とその隣に『手のひら大の木箱』が置いてある。
――――――
永良
じゃあその手紙を読みます!すまんな、榊くん…
――――――
高木
≪光明くんへと書かれた手紙≫
光明くんへ
私の日記を読んでくれただろうか。
最近の日記は、念のために君以外には分からない場所へ隠しておいた。
日記と一緒に君への頼み事を手紙にして書いておいたので、読んでほしい。
危険を伴う事だけれど君にしか出来ないことだから、頼んだよ。
君なら成し遂げてくれると信じている。
剛丞信より
――――――
永良
日記ェ……
木箱は、開けても平気なやつかな…?
とりあえず、永瀬チャレンジします。
で榊くんにつなげてもらおう
――――――
高木
では幸運の半分でどうぞ〜
――――――
永良
18ー!!!
――――――
高木
では永瀬は電話に出ます。榊にかわる?
――――――
永良
代わってもらいます!
――――――
高木
はい、榊がかわりにでます
――――――
永良
枢「榊くん、君宛の手紙を見つけた。申し訳ないけど読ませてもらったよ」
と言って、全文を読み上げます。
枢「心当たりはあるかい?」
と最後に聞きます
――――――
高木
榊「日記は枢木さんが見せてくれたもの、ですかね…?最近の日記の隠し場所は多分…庫院にある信さんの私室のベッドの下だと思います…」
――――――
永良
枢「そうか。ありがとう。とりあえずその日記も回収してそちらに向かうよ」
――――――
高木
榊「庫院には信さんがいると思います、よろしくお願いします」
――――――
永良
枢「わかった。気をつけていくよ」
と言って、書院に向かいます。
――――――
高木
◯庫院
本殿より門寄りにある一階建ての日本家屋。
――――――
永良
中に人がいるのは外からでもわかる?
――――――
高木
外からは何も見えないね。
――――――
永良
もう気づいてるかもと思うので、お邪魔しますと言って中に堂々と入ります。
警戒はしつつ
――――――
高木
外観は質素で、内観も同じく質素だが事務所も兼ねているのか玄関入ってすぐの空間にはカウンターがある。
カウンターには売り物のおみくじやお守りが並べられている。
その後ろに扉があり、向こう側が居住スペースになっていることが予想できる。
声をかけても返事はありません
――――――
永良
住居スペースに入る扉の前で聞き耳を立てます
――――――
高木
どうぞ〜
――――――
永良
20〜
嵐の前の静けさか…??
――――――
高木
では物音はなく静まり返っていますが、人の気配を感じます
――――――
永良
返事してくれ怖いから
枢「お邪魔します。すいません、突然お邪魔して。榊くんに代わって、例のものを取りに来ました」
と中に入ります
闇取引してる気分
――――――
高木
◯居住スペースには居間、寝室、風呂場、炊事場があり生活感が見て取れる。
入ってすぐは居間になっていて誰もいません。
が、寝室から坊主が出てきます。
剛丞「…招いてもいないのに随分と無礼な方ですね。例のもの、とは?」
――――――
永良
枢「それについては大変申し訳ないと思っています。あなたからのお守りも彼に渡すましたよ。例のものとは、ベッドの下にあるもののことです」
――――――
高木
剛丞「ベッドの下……?申し訳ありませんが何のことだかわかりませんね…。お引き取り願えますか」
怪訝な目で見ます
――――――
永良
枢「榊くんからのお願いなんです。お願いします。
少しだけでもいいので寝室の中を見せていただきたい」
人じゃないとわかってるけど心理学を振ってみたいです
――――――
高木
心理学いくつでしたっけ!
――――――
永良
85ww
――――――
高木
たっか
振ってくるわ
――――――
永良
おねしゃす
――――――
高木
心理学→なんだこいつ、と思われてるのではないか、と感じました
――――――
永良
くさ
――――――
高木
剛丞「榊くんからなら本人に直接取らせますよ、彼なら明日も来るでしょうから。あまりしつこいようなら警察を呼びますよ」
――――――
永良
おまわりさん私です
――――――
高木
このひとおまわりさんです
――――――
永良
枢「私服で来てしまったからなおさらですが、私は警察です。
警察の調査としてもお願いです。榊くんは明日ここには来れないでしょう。なんなら今連絡して確認していただいても構いません」
使えるものは使うぞ〜!もう逮捕されてもおかしくないからな!
前半文章端折りすぎてたごめん
――――――
高木
剛丞「でしたら貴方の上司に苦情の電話を入れますよ。何故榊くんは明日来られないのです?彼に一体何を…」
――――――
永良
枢「彼が容疑者として上がりました。その疑いを私は晴らしたいと思っています。私は犯人とあったにも関わらず逃してしまった。彼じゃないことはわかってる」
――――――
高木
剛丞「…それで、私のベッドと何の関係があると言うのですか」
――――――
永良
くぅ〜痛い……どうしよ…
枢「あなたの昔書かれたものにそれを証明することが書かれているからです。警察はこの事件を解決したがっていない。不気味がって、だから彼をこのまま逮捕してしまうかもしれない。それは私の考えるものではありません。
少しでも手がかりが欲しい。それがあなたのベッドの下にある。お願いです」
――――――
高木
剛丞「仰っている意味がまるで理解出来ません、何かがあるのだとしたらこちらで確認してお渡しできるものであると判断したらお渡しします。それでよろしいですか?」
――――――
永良
えええー!こいつ二重人格なのかな?大丈夫?
――――――
高木
www
――――――
永良
でもここまで来てしまったので…取りに行くか……死守しよう…
枢「それでも構いません。ありがとうございます」
――――――
高木
剛丞「では確認しておきますので今日のところはお引き取りください」
――――――
永良
今じゃないと無理!!!!
――――――
高木
今か〜
――――――
永良
永瀬チャレンジします!
――――――
高木
お?どうぞ
――――――
永良
34成功!
――――――
高木
出ますが、何を伝えますか?
――――――
永良
榊くんに代わってもらいます
――――――
高木
はい、また榊に代わりました
――――――
永良
枢「すまないが剛丞さんと今話してたんだが、君からも話してもらっていいかな?落ち着いて話してくれればいいから」
とスピーカーにして彼からもお願いしてもらいます
最初からこうすればよかった
――――――
高木
具体的に何を話させますか?
――――――
永良
榊くんもベッドの下のものが必要であるということ。榊くんからもお願いして欲しい。枢木は何が必要かわかってるので渡して欲しいってことを言ってもらえたら最高
信じて!!!
――――――
高木
話して欲しくないこととかはある?
――――――
永良
怪我してることとか枢木が轢いちゃったこととか、実は枢木も容疑者とか、探偵事務所にいることとか、剛丞さんがヤキって知ってることは言わないで欲しい
特に前半
――――――
高木
了解
では榊はスピーカー越しにそれらを避けて、枢木さんと同じようにあまり要領の得ない話をします。
それを聞いて、どうしても枢木さんが帰らないと判断した剛丞は今確認をしてくるから待っているよう言います
――――――
永良
感謝!!
待ちます!!!
――――――
高木
では1時間ほどして剛丞が戻ってきます
剛丞「あなた方の探し物はどこにもありませんでしたよ」
――――――
永良
うそやんけ
ええ
心理学お願いします…
――――――
高木
おっけ〜
心理学→嘘だな、と思いました
――――――
永良
うそやんけ
――――――
高木
うそじゃないもん、メイ見たもん
――――――
永良
ww
枢木は拉致があかないと思って彼を押しのけて寝室に入ってベッドの下を見に行きます
もう苦情とか怖くないもん
――――――
高木
ではそこには何もありませんでした
――――――
永良
失敗したんか〜
ゴミ箱の中とかは?
――――――
高木
ゴミ箱の中には紙屑が入っていますね
――――――
永良
拾います
なんか書いてある??
――――――
高木
書いてありますがバラバラになっていて文章としては読めません
――――――
永良
剛丞の日記と同じような筆跡とかはわかる?
――――――
高木
うーん目星かアイデアの5分の1でどうぞ
――――――
永良
2が出た
神よ
愛してる
――――――
高木
わろた
でもまぁ分かるのは筆跡が一致していることくらいですかね
――――――
永良
なにかが燃えた匂いとか他に本棚?机の上とかにそれらしいものはない?
――――――
高木
≪寝室≫
書き物机、衣装箪笥、ベッドだけの部屋。
書き物机には墨と硯、筆がおいてあるがその隣には万年筆も置いてある。
燃えたにおいはとくになく、本棚もありません。
――――――
永良
んー、ゴミ箱を抱えて足早に帰ります。
お邪魔しましたと言って、苦情なんて怖くないんだぜ……
――――――
高木
了解です、剛丞はそのまま見送りました
――――――
永良
バッドエンド嫌だ…
高迫はいるのかな?むしろ警察が勢ぞろいとかしてない?大丈夫?
――――――
高木
あ、そうだね、外に出ると高迫がいるよ
寺の中を探し回っていたみたいですね
時刻は20時すぎです
――――――
永良
ごめんな
でも、問答無用でそのまま事務所まで連れて行きます
――――――
高木
はい。エルクに全員集合ですね?20時半です
――――――
永良
榊くんには手紙を渡して、枢木はゴミ箱の中の紙を復元したいと思います。高迫には日記を読んでもらって現状を把握してもらいたいです!!
永瀬さんこういうの得意そうだし手伝ってくれないかな…チラッ
――――――
永良
木箱はまだ開けずに置いときます
――――――
高木
永瀬さんは手伝わないですね。そろそろ就寝です。
榊は手紙を受け取ります。高迫に日記を読ませるならその間は動けません。
紙屑を復元することは不可能ですね…
――――――
永良
まじか〜……
やっちゃった感……
なんとなく、ワードだけでも……!!
――――――
高木
うーんとね、紙屑はほんの一部分でほかの日記と同じようなこと単語があるのは分かるけどそれ以上は分からないね
――――――
永良
あああ!!くそおおお!!剛丞……!!
じゃあ、木箱の中身を確認したいと思います。
――――――
高木
≪手のひら大の木箱≫
中には懐紙に包まれた何かが入っている。懐紙には「決して触れるべからず」と書かれている
――――――
永良
うーん
そう言われると開けたくなる…
榊くんに確認します。
枢「榊くん。これはきっと日記に書かれてた少女の一部だ。君の血縁かもしれない。見るなら、開けるのは君の方がいいかもしれない」
と言って木箱を渡します
様子が見える位置に立って一緒に確認するかどうか様子を見ます
――――――
高木
榊に見せた日記は図書館のものだけだよね?一部のことは知らないと思うぞい
――――――
永良
あーそうだったー!!!!
その日記な内容も伝え…ます…
――――――
高木
ふんふん、では榊は先祖に花城という名はないことを伝えますね
――――――
永良
え〜!誰なの〜!!!
恥ずかしい
――――――
高木
www
どうする?一人で見る?榊にも見せる?
――――――
永良
一人で見ます…
――――――
高木
はい
包みをひらくと、小さな白い枯れ木のようなものが入っている。
――――――
永良
骨か
――――――
高木
枢木さんはそう見当づけることが出来ますね
――――――
永良
はい…
かじったりしたらスーパーパワー手に入れられないかな…
――――――
高木
わろた
――――――
永良
うーん…どうしよう…
あとは剛丞を倒す…?
高迫の様子は?
――――――
高木
まだ一冊も読み終えていないのでは……
――――――
永良
ええー説明した方が早いなら口頭で全部説明します
――――――
高木
はい。では高迫も事情を把握しました
――――――
永良
では高迫の意見を聞こう…!
剛丞のことどう判断する?
――――――
高木
ズァッ
――――――
永良
ズァッ
――――――
高木
う〜んとね
鬼である剛丞は悪い奴じゃない、鬼である剛丞が榊を使って他の鬼を殺す意味がわからない。人まで殺されているし意味がわからない(二度目)
手紙にあった剛丞からの頼み事が「鬼を殺すこと」なら直接伝えているのだしわざわざ日記にしたためる必要もないし、「鬼を殺すこと」を命令した剛丞が忘れる訳ないので何か別のことだったのでは?
という感じです
――――――
永良
なるほど……じゃあこのままでいいってことか…?
高迫くんに逮捕されちゃう…好感度が…
――――――
高木
ちなみに高迫は枢木さんのことを犯人だとは全く思ってないぞ!
――――――
永良
高迫……しゅき……
榊くんは轢きましたけれども…
――――――
高木
そうですね。
どうする?どうする??鏑木の解読まで待つ?
――――――
永良
じゃあ待ちます。
みんな休んで。鏑木は解読頑張ってくれ……
――――――
高木
では3月7日の6時、解読を終えた鏑木が枢木さんを起こして日記の内容を伝えます
――――――
永良
ごめんな…
ありがちょ
――――――
高木
≪右側のとても古い日記≫
「1491年」
あれから1年が経った。
この地に現れた八岐大蛇を退ける為に鬼の力を怪しい異人から受け取った、あの日から……。
あの日のことも記録をしていくべきだろう。まだ記憶の新しいうちに書いておこうと思う。
八岐大蛇と呼ばれる8つの頭を持った巨大な怪物が人々を襲い大地を蹂躙していた。人々が困り果てていたある日、私のまえに1人の異人が現れこう言った。
「七匹のヤキを貸そう、さすれば七つの頭を抑え込むことができる」
「それでは、あと一つの頭はどうするのでしょう」
「お主が成せ。鬼となり、人の子を護るのだ」
そうして私は鬼となり、七匹のヤキと共に八俣遠呂智の魂を幽へと封じ込めその巨躯は崩れ去った。
それから七匹の鬼は闇夜に隠れながらも土地を護り、私は鬼人となり人々を護り続けようと誓った。
――――――
永良
これじゃん!この骨大事にしないといけないやつじゃん。
剛丞殺しちゃダメなやつ…
榊くんが逆に八岐大蛇を復活させようとしてるんでは…?
枢「鏑木さん、どう思います?」
――――――
高木
鏑木「正直もう頭が回らないよ、これを読む限りでは剛丞という人は人を護ろうとしているんだろう?鬼も人を護る存在なのだとしたら、剛丞が鬼を殺したがる理由が分からないね…」
――――――
永良
枢木「ですよね…。ありがとうございます。ゆっくり休んでください…」
――――――
高木
鏑木「出来ることはこれくらいしかないですから…。八岐大蛇というのも気になりますし、もしまた解読しなければならない本があれば言ってくださいね」
――――――
永良
枢木「本当にありがとうございます」
――――――
高木
という感じですね
――――――
永良
了解ですー!
ううむ、どうしたものか…私が殺人鬼なら両方殺してしまうけど…
とりあえず八岐大蛇について八鬼市と関連のあることがないか、水害とかについてのネットで探せないかな
――――――
高木
では図書館でどうぞ!
――――――
永良
62
しつぱい
――――――
高木
では日本神話などについての記事しか目につきませんでした
――――――
永良
枢木の図書館技能の成功率の低さ
じゃあ、みんなが起き始めたら、榊くんも連れて高迫と一緒に寺に行ってなにがしたいのか剛丞さんに聞きに行こうかな…
木箱を持って
――――――
高木
はい
では、貴方達は八鬼寺へと向かうが、そこにいるはずの人の姿は消え去り侘しい空気だけがそこにあった。
その日から八鬼市での悍ましい事件がニュースで取り上げられることはなくなるだろう。
――――――
永良
なんでー!!
――――――
高木
しかし彼はいずれこの事件とともに忘れ去られ、大蛇はより深い暗闇に人を誘い込み喰らう。
鬼人の最期を終ぞ知ることはない。
【バッドエンド 鬼人の最期】
――――――
永良
ごめん剛丞さん…🙏🙏🙏