16巻
LEVEL.304 出発
みんなの祈り/クリアの左手
「今回のクリアとの戦いは、今まで共に戦った仲間にも、連絡をしておいた。全ての者が、お主達の勝利を願い… そして、この決戦は知らずとも、かつてパートナーであった魔物の身を思う者は多い。我々にできることが「祈り」しかないのが悔しいが、どうか…頼む…」p.4-6
・「これは…キャンチョメ達を襲った術ではない!! 飛んでくるもの、そのものに「意志」を感じるのだ!!」p.17
・「計画を「J」へと変更、ハッチを開けろ。行くぞウマゴン。友の危機を救うのだ」p.19-20
LEVEL.305 頼もしき仲間
骨の翼竜/ロックン・ロール
「ウマゴン!! 一気にたたみこめ―!!!」「メルメルメ~!!」
「グル!!グル!! グル!!グル!! グル!グル! グル!!グル!! グル!グル! グル!!グル!! グル!!グル!! グル!!!グル!!! グル―ビ―ッ!!!」
「ハッハッハ、寝るのは早いぞ鳥の骨!! ロックン・ロールは始まったばかりだ!!」p.31-33
・「仲間か… まさかこの短期間で「シン」を会得してるとはな… バードレルゴよ…無様なままで終るんじゃないぞ…」p.37
LEVEL.306 修行で得たもの
消滅のエネルギー/生への執念
〈お前はアフリカの野生で学び、強くなったんだ… たくさんの獣に追われた…来る日も、来る日も… そこで得たもの、それが…「生」への執念!!!〉p.49
〈そうだ、ウマゴン、お前には最後まで助けたい者がいる。死ぬわけにはいかんよな…こんなところで…〉p.51
・奴は体が軽くなるにつれて、どんどん速度が増している!!! このまま戦いの時間が長びけば…ウマゴンは自らの術により、体が崩壊し、死ぬ!!!
・〈生をあきらめたら、そこで「死」が待っている! 生きるための思考を止めた時点で「負け」だ!! たとえ、逃げきれた後に、強烈な肉体疲労で動けなくなろうと、生きていれば「勝ち」だ!!〉p.50
LEVEL.307 友の道
ガッシュとの信頼/クリアの右手
「何!!? ウマゴン!そっちにも逃げ口はない!! このまま突っ込んでも消滅するだけだ!!」p.59
「メル!! メルメルメルメルメル!!」
「そうか… 忘れてはいけなかったな…ウマゴン… 私達には… 友がいた!!!」p.60-63
・「敗れたら敗れたで、バードレルゴの元となった力の塊は僕の体に戻るまでだ…」p.66
・「現れろ、全てを無に帰すセウノウスの重砲よ」p.71
・これよりクリアの砲撃空域に入る!! ウマゴンの速さとティオの盾! 持てる力を出し尽くし、一気に突破する!!!
LEVEL.308 みんなを守る
修行の成果/二つの盾
〈わかる。クリアの砲弾の位置、軌道。自分の呼吸のリズムもしっかり… 自分が集中してるのがわかる。焦りも動揺もない… 私の力で…みんなを守る!!!〉p.84
・「恵!!何発こようと全部ハネ返すわよ!!! クリアのバカ野郎に辿り着くまで、ガッシュにはケガ一つ負わせない!!!」p.92
LEVEL.309 また…明日
嬉しい明日/ティオ帰還
〈マルスから逃げてた時、明日がとても怖かった… でもガッシュが、私に楽しい明日をくれた。クリアの力に怯えてた時も…〉
〈だから、また目が覚めたら、ガッシュが楽しい明日を作って、待ってくれてる… そうでしょ、ガッシュ?〉p.107
・「大丈夫。私が全部 受け止める。それに、ガッシュと清麿には、万全の状態でクリアの元に行ってほしいの。こんなところでケガしちゃいけないし、心の力も減らしちゃいけない」p.102
LEVEL.310 最強の味方
もう一つの魔力/完全体へ
「チッ… まだ時期が早いが、僕の体を完全体に近づけるか…」
「我が体に戻れ…ザレフェドーラに分けた、力の塊よ…」p.127
・「クリアの出した術の力が完全に消えた!? これは…ブラゴ!! ブラゴの魔力なのだ!!!」p.117
・「今なら気持ちよく殴れそうだ…」p.121
LEVEL.311 生涯の友
よくがんばった/ウマゴン帰還
〈シュナイダー… もし、あなたがこの魔界の王様を決める戦いで王様になれなくても、あなたが助けたいと思える人を本当に助けられたら… 力一杯助けられたら、それはとても幸せなことよ… 精一杯がんばって、どんなに苦しくっても… あなたはきっと笑顔で… 王様になるよりも、幸せな心で…〉p.162-163
・「ウマゴン…許せ。お主とは、魔界の王の座をかけて、正々堂々と戦いたかった… クリアのような者に…あのような者の為に思いを遂げられず体が崩れてゆくなど、悔しくてたまらん… 許せ…ウマゴン… 許せ…」p.133-134
LEVEL.312 ブラゴの作戦
凄まじい輝き/歯をくいしばり力をたくわえ
「こいつ、ムカツクぜ。これだけ圧倒的な力の差を見せつけても…目が死んでねえ… まだオレ達を倒せると思ってる目だ… クソムカツク目だ!」p.158
・「今はお前を「必ずぶっ倒す」ために、お前をオレだけでぶちのめしたい気持ちを押さえ、今回の作戦である「共闘」を最優先した」p.163
LEVEL.313 「思い」を一つに
この程度か/思いが強ければ強いほど
〈奴らの動きががらりと変わった!! なぜあんなにも奴らの息が合う!? 清麿の指示はわかるが、その指示は、手や指でわずかに示唆する程度! それだけで、なぜああも正確に息を合わせることができる!?〉p.173
・「これは理屈ではない、「本能」だ。だからこそ人間はお互いを刺激し合い成長し進化してきた。あとはお互いの「思い」を一つにすること」p.175