巨体の人外に助けられて世話される話
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赤髪のナザルは、敷地内の芝生にある小屋の前に立っていた。
日に焼けた筋肉質な体に柄シャツを羽織り、騎士団には不似合いなアクセサリーを身につけている。
サングラスを頭にかけた彼は、茶色い瞳で看板をじっと見つめた。そこには、あなたとルドガーの小屋であることが記されている。
「なんだよこれ、くっだらねえな⋯」
鼻で笑ったあと、しばらくして小さくため息をつく。
そして踵を返すと、白いズボンのポケットに両手を突っ込み、飄々と目的地へ向かっていった。
そんな彼と本部棟の廊下で出くわしたのは、機嫌よさそうに歩いていたあなただ。
「あれっ、ナザルさん! こんにちは〜。どこ行くんですか?」
「団長室だよ。あんたは?」
「私もですよ。一緒に行きましょうよ」
明るく誘うと彼はにこっと気の良い笑みを浮かべた。
「ちょっとしたデートみてえだな。へへっ、名無し。邪魔な奴らがいないって最高じゃねえ?」
「もうナザルさんってば。普通に喋れないんですか?」
「喋ってんじゃねえか。なんだよ、2人きりでもあんたを口説くの禁止か?」
「当たり前でしょう。私は普通にお話したいんです、あなたと」
びしっと小柄な体で向き合うと、彼は愉快そうに笑っていた。
「俺と普通に話したい女なんていねえよ。女が俺に用があるのは俺のカラダだろ?」
「あっそうですか。私は違います。ナザルさんとお友達になりたいから」
もう彼の口ぶりに慣れていたあなたが微笑むと、彼は怪訝に眉をひそめた。
「変なやつだな。俺と友達になってどうすんだよ。俺は女友達っていううさんくさい言葉が大嫌いなんだよなー」
妙なこだわりがあるところはルドガーみたいである。
「そういやさ、名無し。あんたすげえな。獣のルドガーとあんなに長く一緒にいたんだろ? 何が面白いわけ?」
にやにや尋ねられたけれど、あなたの顔つきは勝手に緩んでいく。
「なにって、全部ですよ。ブラッシングしたり、森を散歩したり。彼と一緒にいるだけで楽しいんですよ〜」
ついのろけてしまうと、同じ獣のナザルには理解されず呆れられた。
「よくわかんねえ。ぜってえつまんねえわそんなの。半日で飽きるだろ」
「そんなことないですって! ⋯そうだ、ナザルさんもセロさんにブラッシングとかしてもらったことあります? 気持ちいいんじゃないですかね」
興味からつい踏み込んで聞いてしまった。するとナザルは大笑いした。
「はっはっはっ! 頼むから鳥肌立つこと言わないでくれよ、きもちわりーな」
「そんなぁ、セロさん大きなブラシもお風呂のとき貸し出してくれましたよ? 持ってるんじゃないですか」
「知らねえ。商売道具だろ。⋯⋯そうだ、あんたがやってくれるっつうなら、俺は大歓迎なんだけどな――」
やたらと色気づいた横目を送られたとき、ちょうど団長執務室に着いた。
あなたが扉を叩き、「失礼しまーす」と言って中に入ると、そこにはすでにセロがいた。
応接間のソファでくつろぐ彼は、あなた達を見て、のんびり手をあげる。
「よっ! おいなんだよ二人して。名無し、大丈夫か? またセクハラされてねえか? あの呪文ぶちこんどけよ」
「はい分かってます〜」
「お前らなぁ⋯⋯結託すんじゃねえよ」
ぐちぐち言いながら黒の首輪を彼が煩わしそうに触った。
これはミザロによると、ある程度の任務をこなし、きちんと認められれば外されることになってるらしい。
三人で世間話をしていると、なんと四人目の意外な男が現れた。
濃色の軍服を来たルドガーで、あなたは驚いて見上げる。
するとナザルが馴れ馴れしく彼に話しかけた。
「よぉルドガー、お前もいんのかよ。またなんかヤベえことしたのか?」
「知らん。団長に呼び出された」
眉間にシワを寄せてこちらへ来ると、彼はあなたを見た途端に優しい顔つきになった。
「名無し、お前も呼ばれたんだな」
「うん! 一緒だね」
思いがけず会えたことが嬉しく、微笑みあって隣に招く。
もうすっかり緊張感を失った人間2人と獣2人の組み合わせだ。
この中ではお喋りなほうではないルドガーが、突然セロのほうを向いた。
「おい。この前の話だが、お前と正式に契約をしよう。お前の作ったお湯は素晴らしかった。ありがとうな、セロ。おかげで名無しとゆっくり楽しむことができた。貴重な時間だ」
黒角の生えた褐色肌の屈強な男が、素直にお礼を言い出したので全員がざわつく。
とくに後ずさっておののいたのはセロである。
「あっ? いきなりどうしたお前、こええんだけど。もしかしてなんか裏があんのか? いやお前は表しかねえか」
一人で突っ込む間もルドガーは精悍な顔立ちを変えない。普通に褒めただけだからだ。
「本心を述べただけだ。金は本来かかるはずだった12000フロン払おう。お前は腕がある魔術師だからな」
そこまで言うと、セロは一瞬言葉に詰まった。他人に真正面から認められるのは、彼にはとてもめずらしいことだった。
「お前っ⋯⋯! 素直ないい奴じゃねえかよ! 気に入ったぜ、しょうがねえ、知り合いからダチ一歩手前ぐらいに来た仲だからな、特別に10000フロンにしてやるよ!」
「本来それが適正じゃねえのかセロ」
「うるせえお前は黙っとけ!」
厳しくたしなめ、完全にセロは浮かれていた。あなたもルドガーも、穏やかな笑みでそれを眺めている。
しかし、やはりセロはセロである。
上機嫌なお喋りがとまらない。
「おい見たかナザル。やっぱ俺って才能の塊なんだわ。だからな、お前も俺と一緒に銭湯やらねえか? 今ならすげえ流行る気がする」
「やるわけねえだろ面倒くせえ。⋯あっ、女限定ならいいけどな」
「あのな、限定なんて最初から客を減らすようなもんだ。商売ってのは全員に満遍なく受けてこそ――」
彼の長話と講釈が始まり、ナザルの大きく開いた足の貧乏ゆすりの音が、だんだんこちらまで聞こえてきた。
「そろそろ黙れ。毎回毎回、生活系魔術師のお前の詭弁に付き合ってる暇はねえんだよ。いいから魔術師団で功績をあげろ。使役獣の俺にみじめな暮らしさせんじゃねえ」
低い声で吐き捨てるような物言いが、血気盛んなセロの癪に障った。
彼は立ち上がって彼に詰め寄る。
「⋯⋯はっ? なんだ生活系魔術師って。お前俺を馬鹿にしてんのかっ? この世界はなぁ、生活系の方々に支えられてんだぞ! つうかお前のそのド派手な服、いつも誰が買ってやってると思ってんだよ! 調子のんじゃねえぞ獣のぶんざいでッ」
「ちょ、ちょっとセロさん、落ち着いてくださいよ!」
なんかやばそうな雰囲気だとあなたが止めに入ろうとするも、二人の濃い間には入り込めない。
「ハッ、お前の稼ぎはほとんど俺のおかげだろうが、セロ!」
「違います〜、俺が何個副業やってると思ってんだよ!」
「そんなのやってるから本業がくすぶってんだろ全部やめちまえ!」
鬱憤のたまったナザルがついに立ち上がり、トドメを刺した。
「お前なんかな、俺がいなきゃ魔界で生きてなんかいけねえよ! 腐れ縁で今までいてやっただけだ、この先は分かんねえけどな! その平凡でちっちぇえ頭に叩き込んどけ!!」
そう言い放ったとき、その場はしんとなった。
あなたがゆっくりセロを見やると、彼の形相は見たこともないほど怒りに満ち叫びそうな感じだった。
まずい。二人の仲に亀裂が――。
するとルドガーが立ち上がり、セロの襟首を後ろから掴む。彼は上に持ち上げられ、「ぐるじぃっ」と服を引いてじたばたした。
「おい。ならば、お前の主が死んでもいいのか?」
「⋯⋯あぁ? そんなんで死ぬか。ばかばかしい」
「タスげてッ、まじで死ぬッ、ナザル゛ッ」
セロのうめく声が響き渡り、あなたは究極的に迷ったがルドガーの暴挙を邪魔しなかった。
ナザルはルドガーを鋭く睨みつける。
そこにはいつもの飄々とした眼差しはなく、苛立ちや憎しみすら混ざって見えた。
ナザルは立ち上がり、セロの上半身を無理やり掴んでひきはがした。
セロは深呼吸をし、首をさすって命拾いをした。
「はあ、はあ、獣を信じた俺が馬鹿だった。サンキューなナザル」
「ばっかじゃねえのお前。もう付き合ってられねえよ」
「⋯なんだとてめぇ! つうかなんで俺がお礼言ってんだよ! もうやだ獣と付き合うの、つうか名無し、お前が率先して止めろや!」
「あっすみません」
結果にはなで下ろしたが、ルドガーをちらっと見ると彼はまだナザルの様子をじっとうかがっている。
微妙な空気の中、ドアがタイミングよく開いてくれた。
外から入ってきたのは、金髪長身の騎士団長だけでなく、後ろには魔術師長ミザロの姿もある。
「なんの騒ぎだ? お前らは静かに待つことも出来ないのか」
その重い一言だけで、彼は皆を黙らせた。
すぐにまた違った緊張感を走らせるのは、さすが団長キリングだった。
日に焼けた筋肉質な体に柄シャツを羽織り、騎士団には不似合いなアクセサリーを身につけている。
サングラスを頭にかけた彼は、茶色い瞳で看板をじっと見つめた。そこには、あなたとルドガーの小屋であることが記されている。
「なんだよこれ、くっだらねえな⋯」
鼻で笑ったあと、しばらくして小さくため息をつく。
そして踵を返すと、白いズボンのポケットに両手を突っ込み、飄々と目的地へ向かっていった。
そんな彼と本部棟の廊下で出くわしたのは、機嫌よさそうに歩いていたあなただ。
「あれっ、ナザルさん! こんにちは〜。どこ行くんですか?」
「団長室だよ。あんたは?」
「私もですよ。一緒に行きましょうよ」
明るく誘うと彼はにこっと気の良い笑みを浮かべた。
「ちょっとしたデートみてえだな。へへっ、名無し。邪魔な奴らがいないって最高じゃねえ?」
「もうナザルさんってば。普通に喋れないんですか?」
「喋ってんじゃねえか。なんだよ、2人きりでもあんたを口説くの禁止か?」
「当たり前でしょう。私は普通にお話したいんです、あなたと」
びしっと小柄な体で向き合うと、彼は愉快そうに笑っていた。
「俺と普通に話したい女なんていねえよ。女が俺に用があるのは俺のカラダだろ?」
「あっそうですか。私は違います。ナザルさんとお友達になりたいから」
もう彼の口ぶりに慣れていたあなたが微笑むと、彼は怪訝に眉をひそめた。
「変なやつだな。俺と友達になってどうすんだよ。俺は女友達っていううさんくさい言葉が大嫌いなんだよなー」
妙なこだわりがあるところはルドガーみたいである。
「そういやさ、名無し。あんたすげえな。獣のルドガーとあんなに長く一緒にいたんだろ? 何が面白いわけ?」
にやにや尋ねられたけれど、あなたの顔つきは勝手に緩んでいく。
「なにって、全部ですよ。ブラッシングしたり、森を散歩したり。彼と一緒にいるだけで楽しいんですよ〜」
ついのろけてしまうと、同じ獣のナザルには理解されず呆れられた。
「よくわかんねえ。ぜってえつまんねえわそんなの。半日で飽きるだろ」
「そんなことないですって! ⋯そうだ、ナザルさんもセロさんにブラッシングとかしてもらったことあります? 気持ちいいんじゃないですかね」
興味からつい踏み込んで聞いてしまった。するとナザルは大笑いした。
「はっはっはっ! 頼むから鳥肌立つこと言わないでくれよ、きもちわりーな」
「そんなぁ、セロさん大きなブラシもお風呂のとき貸し出してくれましたよ? 持ってるんじゃないですか」
「知らねえ。商売道具だろ。⋯⋯そうだ、あんたがやってくれるっつうなら、俺は大歓迎なんだけどな――」
やたらと色気づいた横目を送られたとき、ちょうど団長執務室に着いた。
あなたが扉を叩き、「失礼しまーす」と言って中に入ると、そこにはすでにセロがいた。
応接間のソファでくつろぐ彼は、あなた達を見て、のんびり手をあげる。
「よっ! おいなんだよ二人して。名無し、大丈夫か? またセクハラされてねえか? あの呪文ぶちこんどけよ」
「はい分かってます〜」
「お前らなぁ⋯⋯結託すんじゃねえよ」
ぐちぐち言いながら黒の首輪を彼が煩わしそうに触った。
これはミザロによると、ある程度の任務をこなし、きちんと認められれば外されることになってるらしい。
三人で世間話をしていると、なんと四人目の意外な男が現れた。
濃色の軍服を来たルドガーで、あなたは驚いて見上げる。
するとナザルが馴れ馴れしく彼に話しかけた。
「よぉルドガー、お前もいんのかよ。またなんかヤベえことしたのか?」
「知らん。団長に呼び出された」
眉間にシワを寄せてこちらへ来ると、彼はあなたを見た途端に優しい顔つきになった。
「名無し、お前も呼ばれたんだな」
「うん! 一緒だね」
思いがけず会えたことが嬉しく、微笑みあって隣に招く。
もうすっかり緊張感を失った人間2人と獣2人の組み合わせだ。
この中ではお喋りなほうではないルドガーが、突然セロのほうを向いた。
「おい。この前の話だが、お前と正式に契約をしよう。お前の作ったお湯は素晴らしかった。ありがとうな、セロ。おかげで名無しとゆっくり楽しむことができた。貴重な時間だ」
黒角の生えた褐色肌の屈強な男が、素直にお礼を言い出したので全員がざわつく。
とくに後ずさっておののいたのはセロである。
「あっ? いきなりどうしたお前、こええんだけど。もしかしてなんか裏があんのか? いやお前は表しかねえか」
一人で突っ込む間もルドガーは精悍な顔立ちを変えない。普通に褒めただけだからだ。
「本心を述べただけだ。金は本来かかるはずだった12000フロン払おう。お前は腕がある魔術師だからな」
そこまで言うと、セロは一瞬言葉に詰まった。他人に真正面から認められるのは、彼にはとてもめずらしいことだった。
「お前っ⋯⋯! 素直ないい奴じゃねえかよ! 気に入ったぜ、しょうがねえ、知り合いからダチ一歩手前ぐらいに来た仲だからな、特別に10000フロンにしてやるよ!」
「本来それが適正じゃねえのかセロ」
「うるせえお前は黙っとけ!」
厳しくたしなめ、完全にセロは浮かれていた。あなたもルドガーも、穏やかな笑みでそれを眺めている。
しかし、やはりセロはセロである。
上機嫌なお喋りがとまらない。
「おい見たかナザル。やっぱ俺って才能の塊なんだわ。だからな、お前も俺と一緒に銭湯やらねえか? 今ならすげえ流行る気がする」
「やるわけねえだろ面倒くせえ。⋯あっ、女限定ならいいけどな」
「あのな、限定なんて最初から客を減らすようなもんだ。商売ってのは全員に満遍なく受けてこそ――」
彼の長話と講釈が始まり、ナザルの大きく開いた足の貧乏ゆすりの音が、だんだんこちらまで聞こえてきた。
「そろそろ黙れ。毎回毎回、生活系魔術師のお前の詭弁に付き合ってる暇はねえんだよ。いいから魔術師団で功績をあげろ。使役獣の俺にみじめな暮らしさせんじゃねえ」
低い声で吐き捨てるような物言いが、血気盛んなセロの癪に障った。
彼は立ち上がって彼に詰め寄る。
「⋯⋯はっ? なんだ生活系魔術師って。お前俺を馬鹿にしてんのかっ? この世界はなぁ、生活系の方々に支えられてんだぞ! つうかお前のそのド派手な服、いつも誰が買ってやってると思ってんだよ! 調子のんじゃねえぞ獣のぶんざいでッ」
「ちょ、ちょっとセロさん、落ち着いてくださいよ!」
なんかやばそうな雰囲気だとあなたが止めに入ろうとするも、二人の濃い間には入り込めない。
「ハッ、お前の稼ぎはほとんど俺のおかげだろうが、セロ!」
「違います〜、俺が何個副業やってると思ってんだよ!」
「そんなのやってるから本業がくすぶってんだろ全部やめちまえ!」
鬱憤のたまったナザルがついに立ち上がり、トドメを刺した。
「お前なんかな、俺がいなきゃ魔界で生きてなんかいけねえよ! 腐れ縁で今までいてやっただけだ、この先は分かんねえけどな! その平凡でちっちぇえ頭に叩き込んどけ!!」
そう言い放ったとき、その場はしんとなった。
あなたがゆっくりセロを見やると、彼の形相は見たこともないほど怒りに満ち叫びそうな感じだった。
まずい。二人の仲に亀裂が――。
するとルドガーが立ち上がり、セロの襟首を後ろから掴む。彼は上に持ち上げられ、「ぐるじぃっ」と服を引いてじたばたした。
「おい。ならば、お前の主が死んでもいいのか?」
「⋯⋯あぁ? そんなんで死ぬか。ばかばかしい」
「タスげてッ、まじで死ぬッ、ナザル゛ッ」
セロのうめく声が響き渡り、あなたは究極的に迷ったがルドガーの暴挙を邪魔しなかった。
ナザルはルドガーを鋭く睨みつける。
そこにはいつもの飄々とした眼差しはなく、苛立ちや憎しみすら混ざって見えた。
ナザルは立ち上がり、セロの上半身を無理やり掴んでひきはがした。
セロは深呼吸をし、首をさすって命拾いをした。
「はあ、はあ、獣を信じた俺が馬鹿だった。サンキューなナザル」
「ばっかじゃねえのお前。もう付き合ってられねえよ」
「⋯なんだとてめぇ! つうかなんで俺がお礼言ってんだよ! もうやだ獣と付き合うの、つうか名無し、お前が率先して止めろや!」
「あっすみません」
結果にはなで下ろしたが、ルドガーをちらっと見ると彼はまだナザルの様子をじっとうかがっている。
微妙な空気の中、ドアがタイミングよく開いてくれた。
外から入ってきたのは、金髪長身の騎士団長だけでなく、後ろには魔術師長ミザロの姿もある。
「なんの騒ぎだ? お前らは静かに待つことも出来ないのか」
その重い一言だけで、彼は皆を黙らせた。
すぐにまた違った緊張感を走らせるのは、さすが団長キリングだった。
