巨体の人外に助けられて世話される話
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それからすぐ、セロが実際にお湯をためてくれる日がやって来た。
あなたとルドガーは週末の夕刻に、入浴セットを持って小屋を訪れる。
するとそこには、湯番のように作業着を着たセロがいた。
湯気の立つお湯を、石桶の外から長い棒でかき回している。
「わあ、すごいですねセロさん! 本物の温泉みたい!」
「悪いがさすがに温泉は出ねえ。でも見てみろよ、お前らのために入浴剤も用意したんだ。一個150フロンな」
商魂たくましい彼に勧められ、あなた達はいくつかの種類を買った。
だがルドガーが袋に鼻を当てて匂いを確かめている。
「これは安全か?」
「当たり前だろう。俺自作の愛用品だぞ」
ルドガーは訝しんでいたが、あなた達二人はさっそくお風呂を楽しもうと準備する。
だが魔術師セロはまだ何か言いたいことがあるようだ。
「なあ俺さ、考えたんだけど。この立派な浴場を騎士達に開放しないのはもったいねえよ。どうだ、俺が係員やってやるから、一緒に儲けねえか?」
童顔寄りの黒髪青年が、悪そうな顔で勧誘してくる。
あなたは引いていたが、ルドガーはこういう口のうまい者達に慣れているのだろう。
迫力の強面でセロを見下ろした。
「ふざけるな。ここは俺が名無しのために作った風呂場だ。誰が騎士どもに使わせるか。金なんてどうでもいい、俺たちが二人でゆっくり過ごす以上の価値などない」
きっぱりと主張し、あなたのことを新たに惚れさせる。
セロは舌打ちして悔しがっていたが、ルドガーはお湯を作ってくれたセロに一応感謝の気持ちもあるのか、続けて言った。
「お前達もこういうものを作ればいい。それで商売をしろ。ナザルがやってくれるんじゃないか?」
彼にしてはソフトな提案だ。
しかしセロはあからさまに顔をしかめた。
「あいつが? やるわけねーじゃん。面倒くさがりで俺の素晴らしい商才を全く理解しない奴だぞ? ……はあ、あいつも少しはお前みたいに合理的な頭があればいいんだけどなぁ。ここまで単純なのは嫌だけど」
ただでは転ばないセロがため息を吐くと、ルドガーの血管は少し浮き出ていた。
しかし自分の研究能力においては前向きなセロは、「よっしゃまた商品自作すっか!お前ら見てるとどんどんアイディアわいてくるわ」などと怪しげなことを言い、満足気に帰って行った。
あなたとルドガーは顔を見合わせ、ひとまず入浴の準備をする。
「なんだかセロさんとナザルさんの関係って、不思議だねえ。あんまり仲よくないのかな」
「さあな。少なくとも俺たちより仲がいい獣と人間のペアはいないだろう」
ルドガーがシャツを脱ぎ、逞しい背中を晒しながら述べる。
確かにそうかも、とあなたはくすりと笑み、自分も脱衣していた。
ルドガーは約束通り、濃い青毛の大型獣へと姿を変えた。
換毛期が終わったばかりで獣毛はつやつやである。
「嬉しい~久しぶり! 気持ちいいよ~」
「お、おい。さっそく毛の中にうずまるな。お前が見えなくて落ち着かなくなるだろ」
うろたえる大きな獣に、あなたは愛おしさがつのる。
さっそく湯気がのぼる桶に入ろうとするのだが、あなたは自分の姿を疑問に思った。
「ねえねえルドガー。どうして私、タオル巻いてるの? 裸じゃダメなの? 鍵閉まってるし、ちゃんと外の扉にも看板つけてるよ、『名無し&ルドガーの大浴場』って」
恥ずかしげもなく事実を言ってしまったが、番同士なのにこの恰好の違和感もぬぐえない。
だがルドガーははっきりと首を振った。
「お前はそれを巻いていろ。一糸まとわぬ姿はなんというか……獣の俺のそばにいてほしくない」
「ええっなんでよ、危なくないでしょう別に」
「いいんだ。お前の隣には人化したオスの俺でいい。今はこのほうが健全だ」
細かいこだわりがある彼に、少し首を傾げたが、結局あなたは納得をした。
お湯はたっぷりあるため、まず簡単に自分の体を洗う。
それから小さな桶にお湯を汲み、ルドガーの体にかけていった。
「名無し……正直お前に濡れた姿を見られるのは、すごく恥ずかしい。きっと格好悪いぞ」
「そんなことないよ。……可愛いー! なんか子供みたいになった!」
獣の彼は手も足腰もかなり強く筋肉質なため、毛が濡れてもほとんど小さくなっていない。
狼のようにとがった鼻先は凛々しく、金色の大きな瞳はやけにセクシーにも見えた。
「ねえ泡気持ちいい? セロさん、獣用のソープまで用意してくれたんだよね。感謝だねえ」
「そうだな。肌に優しくてよさそうだ」
彼がこんなものを持っているのは、もしかしてナザルも使っているのではないかと想像した。
「あなたを洗うの楽しすぎる!」
「ははっ。お前がはしゃぐ姿は本当に可愛らしいな。……そうだ、人化した俺のことも洗ってくれていいんだぞ」
「ちょっ、何言ってるのよ、えっち!」
あなたが赤くなると、獣の彼は楽しそうにくつくつと喉を鳴らした。
座ってくれていた彼をお湯で流し、いよいよ二人でお風呂に入る。
そのとき、ルドガーは浴槽のそばでまたしゃがんだ。
「名無し、俺がこのまま入ったら、きっとお湯がたくさんあふれてお前が押し流されてしまうかもしれない。だから俺の背に乗れ。掴まったまま、桶の中に入ろう」
あなたはその提案に目を丸くした。
彼に掴まったことなんてないし、ほんとにいいのだろうかと。
「ルドガー、私が上に乗ったりして嫌じゃないの? あなたは誇り高い獣なのに」
「嫌なものか。危ないことはしたくないが、お前には何されても平気だ。ほら掴まれ」
男らしく誘導されて、あなたは感激に包まれる。
なんだか彼にも自分をさらに深く認めてもらった気がした。
そうっとまたがって両手で体を掴んでいると、突然前後がぐわんっと二度傾き目線が一気に高くなった。
「わ、わ、わっ」
あなたが前かがみになって掴まろうとすると、彼の耳の後ろの黒い波のような角が、勇ましく目の前に現れた。
はっと言葉を失う。
ここからの視界は、幻想的で神秘的で、簡単には触れられない特別なものに感じた。
「ルドガー……後ろ姿も恰好いいね」
「そうか? 乗ってるお前が見えないのは残念だな」
「ふふ。誰か乗せたことあるの?」
「あるわけがない」
一瞬失礼なことを聞いたかと思ったが、彼は笑い交じりに即答した。
自分が初めてなんだ。
そのこともやたらと嬉しくなった。
感慨深いのもつかの間、彼は数歩だけ歩き、浴槽に足を踏み入れる。
そして、ゆっくりな動作にも関わらず、湯が一気に外に押し流された。
「わああああすごいよ~っ」
まるでこういう遊戯のようにあなたは迫力ある風呂の入り方を楽しむ。
彼が落ち着いて腰を下ろした頃には、湯も半分ほどになっていた。
だが彼の胸元、あなたの肩までちゃんと浸かっていてちょうどいい。
あなたはルドガーの顔の横に座り、上にまとめた髪をまた整えて、ほっと熱い息を吐いた。
「はあ~気持ちいいねえ。このお湯最高じゃない?」
「ほんとだな。熱すぎず、ぬるくもない。ちょうどいい人肌だ。あいつ、結構やるな」
彼も素直に褒めていたため、あなたは笑った。
本当に温泉に来たみたいな景色と居心地だ。
「ありがとう、ルドガー。こんな贈り物、ほんとうに嬉しいよ」
「お前のアイディアだ。俺もありがとうな、名無し。お前とこの姿で入るのが、こんなに楽しいと知らなかった」
そう言われて、頬を染めたあなたは、彼の頬にちゅっと口づけをする。
そして瞳を見つめて微笑むと、ルドガーも柔らかな表情であなたの頬にそっと鼻先をこすりつけた。
二人の幸せな時間って、まだあるんだなぁ。
もうすべて見つけたような気がしていたが、ルドガーと過ごすたびに、いろんな発見をするみたいだ。
「なあ。そろそろ戻ってもいいよな。お前がのぼせてしまう」
「えっ?」
そう言って、獣としてのお風呂を満喫したルドガーは、突如褐色肌の男の姿に変貌した。
あなたはこの瞬間にもう弱くなってしまい、顔を真っ赤にしたまま固まる。
「だからどうしていきなり戻るのよっ」
「何が悪いんだ。さっきまでこれだっただろう」
「そうだけど、ほんわかしてたところに急にドキっとしたらおかしいでしょう!」
あなたが言い訳して逃げようとする体を、長い両腕に簡単に捕まえられてしまう。
吸い付くような広い肩に後ろから囲われて、身動きが取れなくなった。
「名無し……髪を結んでいるのも可愛いな」
「そ……そう?」
「ああ。うなじが見える。美味そうだ」
「……っ」
なんだかわざと雰囲気を作ってるんじゃないかと怪しむ。
獣の自分が危険だと彼は散々言っていたくせに、どっちが危険なのだろう。
「やっぱりあなたのほうが危険だね」
「……くくっ。そうか? なぜ?」
ルドガーはあなたの首筋にちゅっとキスをし、その後は大事に胸の中に抱えた。
あなたはわりと長く顔が火照ってしまったけれど、彼の力強い肉体がそばにあれば、心配はいらないのかもしれない。
あなたとルドガーは週末の夕刻に、入浴セットを持って小屋を訪れる。
するとそこには、湯番のように作業着を着たセロがいた。
湯気の立つお湯を、石桶の外から長い棒でかき回している。
「わあ、すごいですねセロさん! 本物の温泉みたい!」
「悪いがさすがに温泉は出ねえ。でも見てみろよ、お前らのために入浴剤も用意したんだ。一個150フロンな」
商魂たくましい彼に勧められ、あなた達はいくつかの種類を買った。
だがルドガーが袋に鼻を当てて匂いを確かめている。
「これは安全か?」
「当たり前だろう。俺自作の愛用品だぞ」
ルドガーは訝しんでいたが、あなた達二人はさっそくお風呂を楽しもうと準備する。
だが魔術師セロはまだ何か言いたいことがあるようだ。
「なあ俺さ、考えたんだけど。この立派な浴場を騎士達に開放しないのはもったいねえよ。どうだ、俺が係員やってやるから、一緒に儲けねえか?」
童顔寄りの黒髪青年が、悪そうな顔で勧誘してくる。
あなたは引いていたが、ルドガーはこういう口のうまい者達に慣れているのだろう。
迫力の強面でセロを見下ろした。
「ふざけるな。ここは俺が名無しのために作った風呂場だ。誰が騎士どもに使わせるか。金なんてどうでもいい、俺たちが二人でゆっくり過ごす以上の価値などない」
きっぱりと主張し、あなたのことを新たに惚れさせる。
セロは舌打ちして悔しがっていたが、ルドガーはお湯を作ってくれたセロに一応感謝の気持ちもあるのか、続けて言った。
「お前達もこういうものを作ればいい。それで商売をしろ。ナザルがやってくれるんじゃないか?」
彼にしてはソフトな提案だ。
しかしセロはあからさまに顔をしかめた。
「あいつが? やるわけねーじゃん。面倒くさがりで俺の素晴らしい商才を全く理解しない奴だぞ? ……はあ、あいつも少しはお前みたいに合理的な頭があればいいんだけどなぁ。ここまで単純なのは嫌だけど」
ただでは転ばないセロがため息を吐くと、ルドガーの血管は少し浮き出ていた。
しかし自分の研究能力においては前向きなセロは、「よっしゃまた商品自作すっか!お前ら見てるとどんどんアイディアわいてくるわ」などと怪しげなことを言い、満足気に帰って行った。
あなたとルドガーは顔を見合わせ、ひとまず入浴の準備をする。
「なんだかセロさんとナザルさんの関係って、不思議だねえ。あんまり仲よくないのかな」
「さあな。少なくとも俺たちより仲がいい獣と人間のペアはいないだろう」
ルドガーがシャツを脱ぎ、逞しい背中を晒しながら述べる。
確かにそうかも、とあなたはくすりと笑み、自分も脱衣していた。
ルドガーは約束通り、濃い青毛の大型獣へと姿を変えた。
換毛期が終わったばかりで獣毛はつやつやである。
「嬉しい~久しぶり! 気持ちいいよ~」
「お、おい。さっそく毛の中にうずまるな。お前が見えなくて落ち着かなくなるだろ」
うろたえる大きな獣に、あなたは愛おしさがつのる。
さっそく湯気がのぼる桶に入ろうとするのだが、あなたは自分の姿を疑問に思った。
「ねえねえルドガー。どうして私、タオル巻いてるの? 裸じゃダメなの? 鍵閉まってるし、ちゃんと外の扉にも看板つけてるよ、『名無し&ルドガーの大浴場』って」
恥ずかしげもなく事実を言ってしまったが、番同士なのにこの恰好の違和感もぬぐえない。
だがルドガーははっきりと首を振った。
「お前はそれを巻いていろ。一糸まとわぬ姿はなんというか……獣の俺のそばにいてほしくない」
「ええっなんでよ、危なくないでしょう別に」
「いいんだ。お前の隣には人化したオスの俺でいい。今はこのほうが健全だ」
細かいこだわりがある彼に、少し首を傾げたが、結局あなたは納得をした。
お湯はたっぷりあるため、まず簡単に自分の体を洗う。
それから小さな桶にお湯を汲み、ルドガーの体にかけていった。
「名無し……正直お前に濡れた姿を見られるのは、すごく恥ずかしい。きっと格好悪いぞ」
「そんなことないよ。……可愛いー! なんか子供みたいになった!」
獣の彼は手も足腰もかなり強く筋肉質なため、毛が濡れてもほとんど小さくなっていない。
狼のようにとがった鼻先は凛々しく、金色の大きな瞳はやけにセクシーにも見えた。
「ねえ泡気持ちいい? セロさん、獣用のソープまで用意してくれたんだよね。感謝だねえ」
「そうだな。肌に優しくてよさそうだ」
彼がこんなものを持っているのは、もしかしてナザルも使っているのではないかと想像した。
「あなたを洗うの楽しすぎる!」
「ははっ。お前がはしゃぐ姿は本当に可愛らしいな。……そうだ、人化した俺のことも洗ってくれていいんだぞ」
「ちょっ、何言ってるのよ、えっち!」
あなたが赤くなると、獣の彼は楽しそうにくつくつと喉を鳴らした。
座ってくれていた彼をお湯で流し、いよいよ二人でお風呂に入る。
そのとき、ルドガーは浴槽のそばでまたしゃがんだ。
「名無し、俺がこのまま入ったら、きっとお湯がたくさんあふれてお前が押し流されてしまうかもしれない。だから俺の背に乗れ。掴まったまま、桶の中に入ろう」
あなたはその提案に目を丸くした。
彼に掴まったことなんてないし、ほんとにいいのだろうかと。
「ルドガー、私が上に乗ったりして嫌じゃないの? あなたは誇り高い獣なのに」
「嫌なものか。危ないことはしたくないが、お前には何されても平気だ。ほら掴まれ」
男らしく誘導されて、あなたは感激に包まれる。
なんだか彼にも自分をさらに深く認めてもらった気がした。
そうっとまたがって両手で体を掴んでいると、突然前後がぐわんっと二度傾き目線が一気に高くなった。
「わ、わ、わっ」
あなたが前かがみになって掴まろうとすると、彼の耳の後ろの黒い波のような角が、勇ましく目の前に現れた。
はっと言葉を失う。
ここからの視界は、幻想的で神秘的で、簡単には触れられない特別なものに感じた。
「ルドガー……後ろ姿も恰好いいね」
「そうか? 乗ってるお前が見えないのは残念だな」
「ふふ。誰か乗せたことあるの?」
「あるわけがない」
一瞬失礼なことを聞いたかと思ったが、彼は笑い交じりに即答した。
自分が初めてなんだ。
そのこともやたらと嬉しくなった。
感慨深いのもつかの間、彼は数歩だけ歩き、浴槽に足を踏み入れる。
そして、ゆっくりな動作にも関わらず、湯が一気に外に押し流された。
「わああああすごいよ~っ」
まるでこういう遊戯のようにあなたは迫力ある風呂の入り方を楽しむ。
彼が落ち着いて腰を下ろした頃には、湯も半分ほどになっていた。
だが彼の胸元、あなたの肩までちゃんと浸かっていてちょうどいい。
あなたはルドガーの顔の横に座り、上にまとめた髪をまた整えて、ほっと熱い息を吐いた。
「はあ~気持ちいいねえ。このお湯最高じゃない?」
「ほんとだな。熱すぎず、ぬるくもない。ちょうどいい人肌だ。あいつ、結構やるな」
彼も素直に褒めていたため、あなたは笑った。
本当に温泉に来たみたいな景色と居心地だ。
「ありがとう、ルドガー。こんな贈り物、ほんとうに嬉しいよ」
「お前のアイディアだ。俺もありがとうな、名無し。お前とこの姿で入るのが、こんなに楽しいと知らなかった」
そう言われて、頬を染めたあなたは、彼の頬にちゅっと口づけをする。
そして瞳を見つめて微笑むと、ルドガーも柔らかな表情であなたの頬にそっと鼻先をこすりつけた。
二人の幸せな時間って、まだあるんだなぁ。
もうすべて見つけたような気がしていたが、ルドガーと過ごすたびに、いろんな発見をするみたいだ。
「なあ。そろそろ戻ってもいいよな。お前がのぼせてしまう」
「えっ?」
そう言って、獣としてのお風呂を満喫したルドガーは、突如褐色肌の男の姿に変貌した。
あなたはこの瞬間にもう弱くなってしまい、顔を真っ赤にしたまま固まる。
「だからどうしていきなり戻るのよっ」
「何が悪いんだ。さっきまでこれだっただろう」
「そうだけど、ほんわかしてたところに急にドキっとしたらおかしいでしょう!」
あなたが言い訳して逃げようとする体を、長い両腕に簡単に捕まえられてしまう。
吸い付くような広い肩に後ろから囲われて、身動きが取れなくなった。
「名無し……髪を結んでいるのも可愛いな」
「そ……そう?」
「ああ。うなじが見える。美味そうだ」
「……っ」
なんだかわざと雰囲気を作ってるんじゃないかと怪しむ。
獣の自分が危険だと彼は散々言っていたくせに、どっちが危険なのだろう。
「やっぱりあなたのほうが危険だね」
「……くくっ。そうか? なぜ?」
ルドガーはあなたの首筋にちゅっとキスをし、その後は大事に胸の中に抱えた。
あなたはわりと長く顔が火照ってしまったけれど、彼の力強い肉体がそばにあれば、心配はいらないのかもしれない。
