美オヤジを誘って囲われて救われる話
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あなたは駅近くの大通りで、車を待っている。
ヴィクトルからのメッセージに抑えきれない思いを大胆に返してしまったあと。
電話越しに彼の声を聞き、一気に全身が熱くなった。
迎えに来ると言ってくれたけど、まだ夢見心地だ。
タクシーがそばに停まり、ジャケット姿の彼が本当に降りてくるまで信じられなかった。
「⋯⋯名無しちゃん!」
あなたを見つけたヴィクトルは、ほっとした表情で向かってくる。
「あ⋯⋯ありがとう、こんな所まで――」
彼は突然あなたを広い腕の中に抱きしめたかと思えば、顔を近づけてキスをした。
「んっ、んん⋯っ!?」
唇を塞がれ、体の力が奪われる。
すぐに全身がとろけていって、ヴィクトルの胸板の安心感とぬくもりに包まれていった。
「⋯⋯ん、はぁ⋯っ」
口をゆっくり離されて息をつくと、彼に見下ろされる。
大人な顔つきは眉をよせ、またきつく抱いてきた。
「もう名無しちゃん。心配させないでくれよ。ほら行こう、一緒に帰るよ」
胸にくっついた頭をよしよしと撫でられて、あなたはさらに全身茹で上がる。路上でこんなふうに人から熱いキスと抱擁を受けたことなんてない。
タクシーの運転手さんにどう見られたか気になったが、ヴィクトルは車内でもずっとあなたの手を握っていたため、そんな考えも消し去ってしまった。
ホテルの部屋に着いて、ヴィクトルは上着を脱ぎシャツ姿になったあと、すぐにあなたを腕の中に囲う。
「名無しちゃん、何があったんだい?」
「⋯⋯えっと⋯⋯」
あなたは朝と雰囲気が変わった彼に鼓動がとくとくと鳴りながらも、何も言えないでいた。
彼との甘い雰囲気を自分のことで壊したくなかった。
ヴィクトルはそんなあなたを問い詰めたりせず、ベッドに腰を下ろして、正面に立つあなたの手を握った。
「じゃあ、話は明日にしよう。今は俺のことだけ、考えてくれる?」
彼が下から乞うように見つめてくる珍しい状況に、あなたはこくりと頷く。
すると優しく引き寄せられて、彼の膝の上にお尻をついた。
ヴィクトルはあなたの唇が恋しいかのように、さっきの続きをする。
しばらく二人は甘い口づけをかわしあい、やがてベッドになだれこんだ。
ーーー
どうしてこんなにすぐに、エロティックな気分になるのか、彼が上手いからなのか分からない。
ただ優しい手つきに撫でられて、じっとあの妖艶に絡みつく瞳で見つめられるだけで、体が開いていく。
シャツの胸元がのぞいたヴィクトルは、あなたの服もはだけさせ、耳や首元にちゅっ、ちゅっとキスを落としている。
「んん、あ」
傍らに寝そべった彼がにやりと笑い、また唇を重ねながら、手はあらわになったブラジャーに伸びた。
彼はあなたの胸を優しく揉み、だんだんとブラをずらしていき、じわりと手の方に吸い付かせる。
「んっ」
そうして顔を近づけ、丸く柔らかな乳房の突起を、舌先で舐め始めた。
「あぁ、ん、ん」
彼の舌のなまめかしい動きを見ているだけで、下半身がきゅうっとなる。
あなたは彼の唇も舌も好きだった。もっともっと、体に触れてほしいと思う。
「ねえ、もうほしいよ」
「うん⋯⋯じゃあしようね。名無しちゃん」
ヴィクトルが起き上がり、瞳を柔らかく細めた。
彼の上半身の体つきから、目をそらせない。
肩幅にそって胸板も広いのに、腰はきゅっと引き締まっている逆三角形だ。腹筋は割れていて、かつ肉感的である。
誰が見てもいい体で、こんな美しい男性がいるのかと圧倒されてしまう。
「ふふっ。そんなに見られると照れるな」
「ん⋯だって⋯⋯素敵だから」
あなたがもらすと、彼は上機嫌に笑う。
もっと驚いたのは、目の前で下も脱いで堂々と裸になったことだ。
男性の全裸を見るのは二人目だから、あなたは真っ赤になり瞳を伏せる。
「んん⋯⋯ちょっと待ってね」
優しく言って彼はゴムをつけ始めた。
ちらりと見てしまった彼のものに、あなたは釘付けになる。
大きいし長いし、こんなのは見たことがない。
その存在感に興奮すると同時に、かなり不安にもなってきた。
「ヴィクトル。もし出来なかったらごめんなさい」
「⋯⋯んっ? いやいや、もしうまくいかなかったら、それは俺のせいだからね。名無しちゃんは心配しないで」
頬をあやすように撫でられる。
行為中なのに会話してくれるのが嬉しかった。
彼の思いやりにもう泣きそうになってくる。
「いれていいよ⋯」
「うん。じゃあ挿れようか。⋯⋯力抜いてね」
彼は下を見ながら慎重に、真面目な顔で試みる。あなたはおっかなびっくりの薄目だが、リラックスを心がけて待った。
すると明らかに大きなものが入ってきて、入り口を広げていく。
「んっ、あぁ」
「⋯⋯ッ、大丈夫、ゆっくりするよ」
指とはやっぱり全く違う。異物感と質量が凄まじい。
「うん⋯⋯んん?⋯⋯名無しちゃん、大丈夫? 先っぽはちゃんと入ったよ」
自分も刺激を受けてるのかやや眉を寄せて、浅く色づいた声でヴィクトルが教えてくれた。
あなたは自然に涙がにじんでしまった。
「本当⋯? もう入ったの⋯?」
「うん入った。ほら、もう半分だ。ああ泣かないで、大丈夫だからね」
「⋯⋯うう、嬉しいよぉ⋯」
あなたは大人の年齢なのに感情があふれてしまった。
あれだけ出来なかったことが、彼に十分ほぐされて安心する雰囲気の中で、もう半分も挿入できたのだ。
感情に押されて彼に抱きつき密着する。
「んっ? おおっ? まって名無しちゃん、」
「ヴィクトルは、大丈夫⋯?」
呼吸を繰り返し、大きな圧迫感に耐えながら尋ねる。
すると彼は薄っすらこめかみに汗がにじんでいたが、にこりと微笑んだ。
「ん⋯⋯? 俺は気持ちいい⋯よ。すごくきついな⋯名無しちゃんの中」
そう明かして照れたように微笑む。
彼はその後、とてもゆっくり大部分が挿入できるまで進んでくれて、馴染むまで動かないでいてくれた。
それがかなり長くても、じっと待ってくれている。
「んあ⋯⋯あぁ⋯⋯」
あなたは浅く息をし、徐々に変化が現れ始める。
両手をつく彼の腰がわずかに前へ揺れてしまったとき、あなたはびくんと下半身を跳ねさせた。
「ああっ!」
「うわっ、ごめんね、大丈夫かい?」
焦った彼は囲んでいた手の片方を外し、あなたの汗ばんだ額の髪をそっと梳いてくれる。
きゅんとして、彼への気持ちが湧き上がってきた。
もうどうなってもいい。どんなふうに激しくされても、愛おしく感じるだろう。
性愛と恋する気持ちのようなものが混ざりあっていく。
「ヴィクトル、して⋯⋯いっぱい動いていいから」
「えっ⋯? 本当に? 無理しちゃだめだよ」
「ううん、してほしいの、ヴィクトルに抱いてほしい」
ぼうっと赤らむ目元で伝えた。
あなたは彼の背に手を回し、自分から腰を浮かせて衝撃に震える。
「んあぁ⋯っ」
「ああ、こら、動いちゃだめ。俺がするからね?」
彼は背をまっすぐに立てる。美しい腹筋が見えて、徐々に揺らす腰つきがいやらしい。
自分のために、動いてくれている。
「あ、んあ、すき、それすき」
「ふふ。どうしたの名無しちゃん。これが好き?」
「う⋯ん、すきぃ、ヴィクトル、すき」
快感が押し寄せ、あなたはうわ言のように繰り返す。好きと言うと、彼のがびくっと反応する気がした。
全部がすごく気持ちいい。
ずっと気持ちよさしか与えられていない。
「あぁ、もうだめっ」
「ん、イク?」
「⋯うん、いく⋯っ」
「わかった。じゃあ一緒にイこうね」
優しく導かれて、これがセックスなんだと実感する。彼だけが教えてくれるもの。心からそう感じた。
それからは互いに動きを合わせて律動していく。
「あ、あ、いっちゃ⋯⋯ッ」
激しくされたわけではないのに、彼のものが前後するだけで刺激が広がり、快感が連なっていく。
あなたは膣の中をきゅうっとせつなく収縮させて、初めて達することを味わった。
「ん、んん⋯⋯ッ!」
お腹を震わせてイッてる様子は彼にも伝わる。
ずっと引きずられないように耐えて徹していたヴィクトルの肉体にも、とうとう限界がきたようだ。
「っ⋯⋯名無しちゃん、俺もイキそうだ⋯⋯ッ」
そう告げられて、脳内がきらめく。ヴィクトルもイッてくれるんだ。自分の中で。
夢みたいに嬉しさが体内を駆け巡る。
「いって、ヴィクトルにもイッてほしいの」
揺らされながらあなたは潤んだ瞳で懇願する。
すると彼は一瞬眉をよせた。そしてもう抑えきれないように、あなたをぐっと抱きしめる。
「ああ⋯⋯そんなこと言われたら、だめだ⋯⋯!」
彼のものが膣の中を跳ねるように動いた感覚がした。
脈打ち、放っているのだと感じる。
薄いゴムを隔てているが、あなたは感じたことのない感動に包まれる。
彼に覆われて強く抱きしめられ、幸福感が広がっていった。
「嬉しい⋯⋯イッてくれたんだ⋯⋯」
ヴィクトルはあなたの上で胸を上下させ、鼓動が伝わる。
ゆっくり顔を起こした彼は、少し照れたような笑みを見せた。
「⋯⋯うん。まったく我慢できなかった。君が可愛すぎてね⋯⋯早々に降参だ⋯⋯はぁまったく」
微笑みぼやく姿も愛おしく思う。
彼はセックス中も、達した後も、甘く持続する温もりで包んでくる。
あなたは幸せの中にいた。
まだヴィクトルと繋がったまま、指を絡ませ、たくさんのキスを降らされた。
ヴィクトルからのメッセージに抑えきれない思いを大胆に返してしまったあと。
電話越しに彼の声を聞き、一気に全身が熱くなった。
迎えに来ると言ってくれたけど、まだ夢見心地だ。
タクシーがそばに停まり、ジャケット姿の彼が本当に降りてくるまで信じられなかった。
「⋯⋯名無しちゃん!」
あなたを見つけたヴィクトルは、ほっとした表情で向かってくる。
「あ⋯⋯ありがとう、こんな所まで――」
彼は突然あなたを広い腕の中に抱きしめたかと思えば、顔を近づけてキスをした。
「んっ、んん⋯っ!?」
唇を塞がれ、体の力が奪われる。
すぐに全身がとろけていって、ヴィクトルの胸板の安心感とぬくもりに包まれていった。
「⋯⋯ん、はぁ⋯っ」
口をゆっくり離されて息をつくと、彼に見下ろされる。
大人な顔つきは眉をよせ、またきつく抱いてきた。
「もう名無しちゃん。心配させないでくれよ。ほら行こう、一緒に帰るよ」
胸にくっついた頭をよしよしと撫でられて、あなたはさらに全身茹で上がる。路上でこんなふうに人から熱いキスと抱擁を受けたことなんてない。
タクシーの運転手さんにどう見られたか気になったが、ヴィクトルは車内でもずっとあなたの手を握っていたため、そんな考えも消し去ってしまった。
ホテルの部屋に着いて、ヴィクトルは上着を脱ぎシャツ姿になったあと、すぐにあなたを腕の中に囲う。
「名無しちゃん、何があったんだい?」
「⋯⋯えっと⋯⋯」
あなたは朝と雰囲気が変わった彼に鼓動がとくとくと鳴りながらも、何も言えないでいた。
彼との甘い雰囲気を自分のことで壊したくなかった。
ヴィクトルはそんなあなたを問い詰めたりせず、ベッドに腰を下ろして、正面に立つあなたの手を握った。
「じゃあ、話は明日にしよう。今は俺のことだけ、考えてくれる?」
彼が下から乞うように見つめてくる珍しい状況に、あなたはこくりと頷く。
すると優しく引き寄せられて、彼の膝の上にお尻をついた。
ヴィクトルはあなたの唇が恋しいかのように、さっきの続きをする。
しばらく二人は甘い口づけをかわしあい、やがてベッドになだれこんだ。
ーーー
どうしてこんなにすぐに、エロティックな気分になるのか、彼が上手いからなのか分からない。
ただ優しい手つきに撫でられて、じっとあの妖艶に絡みつく瞳で見つめられるだけで、体が開いていく。
シャツの胸元がのぞいたヴィクトルは、あなたの服もはだけさせ、耳や首元にちゅっ、ちゅっとキスを落としている。
「んん、あ」
傍らに寝そべった彼がにやりと笑い、また唇を重ねながら、手はあらわになったブラジャーに伸びた。
彼はあなたの胸を優しく揉み、だんだんとブラをずらしていき、じわりと手の方に吸い付かせる。
「んっ」
そうして顔を近づけ、丸く柔らかな乳房の突起を、舌先で舐め始めた。
「あぁ、ん、ん」
彼の舌のなまめかしい動きを見ているだけで、下半身がきゅうっとなる。
あなたは彼の唇も舌も好きだった。もっともっと、体に触れてほしいと思う。
「ねえ、もうほしいよ」
「うん⋯⋯じゃあしようね。名無しちゃん」
ヴィクトルが起き上がり、瞳を柔らかく細めた。
彼の上半身の体つきから、目をそらせない。
肩幅にそって胸板も広いのに、腰はきゅっと引き締まっている逆三角形だ。腹筋は割れていて、かつ肉感的である。
誰が見てもいい体で、こんな美しい男性がいるのかと圧倒されてしまう。
「ふふっ。そんなに見られると照れるな」
「ん⋯だって⋯⋯素敵だから」
あなたがもらすと、彼は上機嫌に笑う。
もっと驚いたのは、目の前で下も脱いで堂々と裸になったことだ。
男性の全裸を見るのは二人目だから、あなたは真っ赤になり瞳を伏せる。
「んん⋯⋯ちょっと待ってね」
優しく言って彼はゴムをつけ始めた。
ちらりと見てしまった彼のものに、あなたは釘付けになる。
大きいし長いし、こんなのは見たことがない。
その存在感に興奮すると同時に、かなり不安にもなってきた。
「ヴィクトル。もし出来なかったらごめんなさい」
「⋯⋯んっ? いやいや、もしうまくいかなかったら、それは俺のせいだからね。名無しちゃんは心配しないで」
頬をあやすように撫でられる。
行為中なのに会話してくれるのが嬉しかった。
彼の思いやりにもう泣きそうになってくる。
「いれていいよ⋯」
「うん。じゃあ挿れようか。⋯⋯力抜いてね」
彼は下を見ながら慎重に、真面目な顔で試みる。あなたはおっかなびっくりの薄目だが、リラックスを心がけて待った。
すると明らかに大きなものが入ってきて、入り口を広げていく。
「んっ、あぁ」
「⋯⋯ッ、大丈夫、ゆっくりするよ」
指とはやっぱり全く違う。異物感と質量が凄まじい。
「うん⋯⋯んん?⋯⋯名無しちゃん、大丈夫? 先っぽはちゃんと入ったよ」
自分も刺激を受けてるのかやや眉を寄せて、浅く色づいた声でヴィクトルが教えてくれた。
あなたは自然に涙がにじんでしまった。
「本当⋯? もう入ったの⋯?」
「うん入った。ほら、もう半分だ。ああ泣かないで、大丈夫だからね」
「⋯⋯うう、嬉しいよぉ⋯」
あなたは大人の年齢なのに感情があふれてしまった。
あれだけ出来なかったことが、彼に十分ほぐされて安心する雰囲気の中で、もう半分も挿入できたのだ。
感情に押されて彼に抱きつき密着する。
「んっ? おおっ? まって名無しちゃん、」
「ヴィクトルは、大丈夫⋯?」
呼吸を繰り返し、大きな圧迫感に耐えながら尋ねる。
すると彼は薄っすらこめかみに汗がにじんでいたが、にこりと微笑んだ。
「ん⋯⋯? 俺は気持ちいい⋯よ。すごくきついな⋯名無しちゃんの中」
そう明かして照れたように微笑む。
彼はその後、とてもゆっくり大部分が挿入できるまで進んでくれて、馴染むまで動かないでいてくれた。
それがかなり長くても、じっと待ってくれている。
「んあ⋯⋯あぁ⋯⋯」
あなたは浅く息をし、徐々に変化が現れ始める。
両手をつく彼の腰がわずかに前へ揺れてしまったとき、あなたはびくんと下半身を跳ねさせた。
「ああっ!」
「うわっ、ごめんね、大丈夫かい?」
焦った彼は囲んでいた手の片方を外し、あなたの汗ばんだ額の髪をそっと梳いてくれる。
きゅんとして、彼への気持ちが湧き上がってきた。
もうどうなってもいい。どんなふうに激しくされても、愛おしく感じるだろう。
性愛と恋する気持ちのようなものが混ざりあっていく。
「ヴィクトル、して⋯⋯いっぱい動いていいから」
「えっ⋯? 本当に? 無理しちゃだめだよ」
「ううん、してほしいの、ヴィクトルに抱いてほしい」
ぼうっと赤らむ目元で伝えた。
あなたは彼の背に手を回し、自分から腰を浮かせて衝撃に震える。
「んあぁ⋯っ」
「ああ、こら、動いちゃだめ。俺がするからね?」
彼は背をまっすぐに立てる。美しい腹筋が見えて、徐々に揺らす腰つきがいやらしい。
自分のために、動いてくれている。
「あ、んあ、すき、それすき」
「ふふ。どうしたの名無しちゃん。これが好き?」
「う⋯ん、すきぃ、ヴィクトル、すき」
快感が押し寄せ、あなたはうわ言のように繰り返す。好きと言うと、彼のがびくっと反応する気がした。
全部がすごく気持ちいい。
ずっと気持ちよさしか与えられていない。
「あぁ、もうだめっ」
「ん、イク?」
「⋯うん、いく⋯っ」
「わかった。じゃあ一緒にイこうね」
優しく導かれて、これがセックスなんだと実感する。彼だけが教えてくれるもの。心からそう感じた。
それからは互いに動きを合わせて律動していく。
「あ、あ、いっちゃ⋯⋯ッ」
激しくされたわけではないのに、彼のものが前後するだけで刺激が広がり、快感が連なっていく。
あなたは膣の中をきゅうっとせつなく収縮させて、初めて達することを味わった。
「ん、んん⋯⋯ッ!」
お腹を震わせてイッてる様子は彼にも伝わる。
ずっと引きずられないように耐えて徹していたヴィクトルの肉体にも、とうとう限界がきたようだ。
「っ⋯⋯名無しちゃん、俺もイキそうだ⋯⋯ッ」
そう告げられて、脳内がきらめく。ヴィクトルもイッてくれるんだ。自分の中で。
夢みたいに嬉しさが体内を駆け巡る。
「いって、ヴィクトルにもイッてほしいの」
揺らされながらあなたは潤んだ瞳で懇願する。
すると彼は一瞬眉をよせた。そしてもう抑えきれないように、あなたをぐっと抱きしめる。
「ああ⋯⋯そんなこと言われたら、だめだ⋯⋯!」
彼のものが膣の中を跳ねるように動いた感覚がした。
脈打ち、放っているのだと感じる。
薄いゴムを隔てているが、あなたは感じたことのない感動に包まれる。
彼に覆われて強く抱きしめられ、幸福感が広がっていった。
「嬉しい⋯⋯イッてくれたんだ⋯⋯」
ヴィクトルはあなたの上で胸を上下させ、鼓動が伝わる。
ゆっくり顔を起こした彼は、少し照れたような笑みを見せた。
「⋯⋯うん。まったく我慢できなかった。君が可愛すぎてね⋯⋯早々に降参だ⋯⋯はぁまったく」
微笑みぼやく姿も愛おしく思う。
彼はセックス中も、達した後も、甘く持続する温もりで包んでくる。
あなたは幸せの中にいた。
まだヴィクトルと繋がったまま、指を絡ませ、たくさんのキスを降らされた。
