EX1話『ロックでカツ!太鼓マスター』
EX1話-4
タイコスタジアムにて——
ついにやってきたチャンピオンシップ当日。
ロックデ『イエーイ!(ついにこの時が来たな!)』
ロックデ『イエイイエイ!イエーーイ!!(今のかっちゃんならきっとやれるぜ!頑張れよ!!)』
かつ『全力でぶちまけていっくドーーン!!!』
いよいよ、かつの出番が回ってきた。
アナウンス『続いては、かっちゃん選手の登場です。』
かつ『ヘイ、エヴリバディ!かっちゃんだドーン!』
かつ『ボクもみんなも太鼓大好き!でも、ボクの太鼓は一味違うドン!』
かつ『ただの太鼓じゃつまらない!ロックなヘビメタと、とっておきの音色でキメるドン!』
かつ『アツい演奏いっくドーン!ヒアウィードーーン!!』
【演奏】
新曲(仮)『喝!勝つ!ヘビメ太鼓 / かっちゃん feat. マスブチ』

いよいよ運命の結果発表。
アナウンス『皆様、お疲れ様でした。いよいよ結果発表です。まずは10位から順に発表いたします……』
かつ『次々と発表されていくドン。ドキドキだドン…!』
3位まで発表されたが、かつの名前はまだ出てこない。もしかしたら優勝か、それとも…?
アナウンス『さあ、残るは1位と2位。それでは、2位から発表します!』
アナウンス『総合2位は…』
果たして…?
アナウンス『かっちゃん選手です!』
かつ『カッ…!』
アナウンス『そして、名誉ある総合優勝は…』
アナウンス『どんちゃん選手です!おめでとうございます!!』
惜しくも兄に敗れ、準優勝だった。
かつ『あと一歩、惜しかったドン…』
かつ『結局、どんちゃんには負けたドン。主役はまだまだ早かったドン…』
かつ『あ、どんちゃん!』
どん『かっちゃん!良い勝負だったドン!』
どん『かっちゃんの演奏もシゲキ的で楽しかったドン!』
かつ『そ、そうカッ!?それほどでもないドン…』
かつ『ボクは負けたんだドン。やっぱり悔しいドン…』
水マリ子『かっちゃん、元気出して!』
かつ『水マリ子ちゃん!』
水マリ子『どんちゃん、かっちゃん、どっちの演奏もステキだったよ!』
水マリ子『勝ち負けより、個性のほうが大事。みんな違って、みんないいのよ!』
どん『そうだドン、かっちゃん!』
どん『勝つことよりも、まずは思いっきり楽しむことだドン!結果は後からついてくるドン!』
どん『みんなで盛り上がれば、誰もが主役だドン!!』
水マリ子『私もみんながエンジョイしてるのを見るのが好き!』
水マリ子『かっちゃん、そんなにツンツンしてないで、もっと楽しみましょうよ!』
かつ『はっ…その通りだドン!!』
どん『これからも兄弟として、一番身近なライバルとして…』
どん『そして「仲間」として、励んでいくドン!!』
かつ『わかったドン!!これからもよろしくだドン!!』
水マリ子『私はいつでも味方よ!これからもお互い頑張りましょうね!!』
かつ『水マリ子ちゃんもありがドン!励みになるドン!!』
どん『この後、打ち上げをやるドン!おいしいものもいっぱい出るからぜひ来てほしいドン!』
かつ『いいのカッ!?やったドーン!今からいっくドーーン!!』
「第一」より「唯一」。いつかは勝ちたいという気持ちは残しつつも、これからは自分の個性を優先して思い切り楽しもう、と思い直したかつであった。
