MHA短編
名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
よく晴れた昼下がり。
ポカポカ陽気の休日。
苗字名前は彼氏である上鳴電気の部屋へ遊びに行っていた。
学校が寮制の為、すぐ行き来出来る事と一緒にいれる時間が長い事は苗字にとってとても喜ばしい事であった。
「ねぇねぇ!電気!このゲームここまで進んだ!電気はどれくらい進んだ?あ!おんなじくらいだね!へへ!電気と一緒ー!」
苗字は素直な性格である。そして上鳴電気が大好きだ。彼女にとって 上鳴電気 は最優先すべき存在であった。
「名前、ここどう進めた〜?躓いちまった…」
「んーとね!こうだよ!!」
上鳴に聞かれると苗字はすぐさまやってみせた。
「おーっ!なるほど…。ありがとな!名前!」
「えへへ!電気大好き!」
「全く…しゃーねーなぁ!俺も大好きだぜ!」
第三者が見たらムカついて睨みつけてしまうくらいのイチャつきぶりである。
上鳴はベッドを背もたれにし胡座をかきながら、苗字は上鳴の太ももに頭を乗せながらゲームをしていた。
次第に苗字はウトウトと眠くなり始めていた。
「………。」
「…。眠かったら寝てもいいからな。」
上鳴はそう言うと、苗字のおでこの髪を柔らかく搔き上げるように撫でた。 その優しい仕草に苗字はさらにウトウトしてきていた。
「ふふ…。きもちい。」
にへと、笑いながら眠りに落ちていく苗字に上鳴は胸を高鳴らせた。とても可愛いと思った。それと同時に愛しいとも思った。
「……。おやすみな。」
そう呟くと、苗字のおでこから鼻先、頰と口付けていった。
「……ちゅ。」
上鳴は少し考えたが、考えるのをやめ口にも唇を落とした。
可愛い奴。そう思いながら髪を柔らかく撫でていると上鳴も次第に眠くなり、ゆっくりと意識を飛ばした。
ハッと上鳴が起きた時には既に夕飯の時間だった。
焦って苗字を起こす。
「おい名前!やべーって!夕飯の時間!!もうみんな集まってる!」
「な、なんだってー!!」
苗字は驚いて飛び起きた。
それが原因でゴッツーンと2人はあたまをぶつけてしまった。
「っつ〜…。電気ごめ〜ん……。」
「っっ。お、俺こそイキナリ起こして悪かった…。」
頭を抑え、ふ と笑い合ったあと、急いで寮の共有スペースに向かった。
クラスメイトには
遅い!何してたんだ2人で!
とからかわれてしまった。
夕飯後、上鳴、苗字共に素敵な昼寝だったとSNSでやりとりをした。
後に昼寝をしたせいか眠れず、夜中まで通話をしていて後日授業中に居眠りをし、2人して怒られたのであった。
1/1ページ