「…カルボナーラァア?」
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「ねーえー!もう待てなァい」
語尾にハートマークでも付きそうな白々しいトーンで、ナナシが何度めかの呼びかけをする。
「誰か持って行け」
沈黙を破ったのはリゾットだった。
「たまにはお前が動いたらどうだ?」
煙とともに不機嫌な声を吐き出したのはプロシュートだった。彼がリゾットに対してこういう物の言い方をするのも珍しい。
眉間にシワを寄せたリゾットが部屋を見渡し、ソルベとジェラートが興じていたトランプの一列をざっと手でさらった。
「アッソ(エース)が行け」
数枚を捨て、少ないそれをシャッフルすると以外の全員に一枚ずつ飛ばした。
ギアッチョとイルーゾォが顔の前で、プロシュートとメローネとホルマジオが顔の脇で、ペッシが鼻っ柱でトランプをキャッチする。
ソルベとジェラートに三枚残ったうちの一枚ずつを引かせる。
「「「SHOW DOWN」」」
ポーカーの合図を皆が口にしていた。
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