「…カルボナーラァア?」
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「ねー『誰でもいいから』今買ってきたボディソープ持ってきてぇ」
全員が揃うリビングに、バスルームから呼びかけるナナシの声が響いた。
全員がテーブルを睨む。
茶色い紙袋がひしゃげて中からボトルが見えていた。
「どんな男も虜にするセクシィな香り♪」「とろける泡にカレもウットリ★」などと書かれた可愛らしいボトルが嫌みたらしくそこにいる。
無言の牽制が続き、誰も動こうとしない。
「ねぇ、早くゥ」
わざとらしく甘えた声がまた呼びかける。
『わざとだ。コイツ絶対わざとだ』
そんな事には全員が気づいていた。
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