「「「カルボナーラ」」」
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「たしか……」
そう、カルボナーラに関してだけは微妙な太さにやたら五月蠅いのだ。
メローネはいつもの事なのだが(彼が好きなのはいつだってリングイネ(小さな舌)。「小さな舌がオレの舌に絡みつくのがたまらない!」のだそうだ)他の奴らはどうだ。
プロシュートはスパゲッティー、イルーゾォとギアッチョはカッペリーニ。
ソルベとジェラートは手打ちのタリアテッレが大好きだ。
いっそ、この馬鹿げた争いにリゾットが参加してくれていればいいのに。
「リーダー権限」の大義名分のもと、リゾット好みのものを作って出せば済む問題なのだ。
『ふざけんなよ……』
ナナシは膝をついた姿勢のまま、ついに涙さえ流さんほどの絶望に駆られた。
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