「「「カルボナーラ」」」
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今日はいつにも増して皆がギラギラとナナシを見ていた。
リゾットはさほどでもないようだが、あのプロシュートにソルベやジェラートまでもだ。
ナナシ自身、何かしただろうかと少し考えてみたのだが思い当たる節は───。
あれか。
ギアッチョとの、ピアスの一件だ。
何かの本で空腹は人を苛立たせると読んだことを思い出す。
少しでもどうにかならないかと、ナナシはクククとぎこちなく首をリビングに向けて声をかけた。
「みんな、今日のお昼は何が食べたい?」
この質問をした事を盛大に悔いるのに時間はかからなかった。
「「「カルボナーラ」」」
ほぼ全員の声が揃っていた。
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