ハロウィン
名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「「デッド・オア・トリート」」
アジトで仮眠をとっていたメローネの首に鉄爪と銃口が突きつけられていた。
「………うるさいなぁ」
身じろいだメローネの金糸の髪が鉄の爪に触れ、何本かハラリと切れた。
この調子なら、この変態を抹殺できるかもしれない。
日々悲惨な目に逢わされている(性的な意味で)ナナシとしては、確実に仕留めておきたいところである。
去年は煮えたぎったホットチョコレートをぶちまけ、下半身を再起不能にしてやろうと企てた。しかし返り討ちに合い、(二人とも)体中をベロベロ嘗め回された、という悲惨な思い出がある。
今年は、今年こそは、何としても。
……と、ナナシの太ももに固くて太い何かが触れた。
「ギャア!」
見ると、ガーターのところに男根型(実寸大にしてもデカすぎ)の大きなキャンディ。
白い。
しかも先だけがピンクい。
「どうぞ、トリート♪」
『死ぬか、菓子か』そう言っておいて菓子を貰ったからには手を出せない。それがルール。
至極残念そうにナナシはは男根型のキャンディをトリートバックにしまった。
「これはオマケ。……サプリメント」
ラベルの貼っていない白い円筒形のプラスチック容器を差し出される。
嫌ーな顔をしてナナシとホルマジオは一応受け取ったが、自分で服用する気など更々無かった。
「あーあ、殺り損なったねー」
「去年よりマシだろ」
『仮装』と称してナナシの下着をつけていたメローネをデリンジャーで殴り倒す。
再び『眠りに落ちた』変態の枕元にキャンディとヌガーをおいて二人は仮眠室を後にした。
「ついでに、あそこだな」
ジャックザリパーは長い爪で鏡を指した。
→