マンマ・ミーア!
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───……そうだ、あの時、ギアッチョは確かにそんな話をしていた。
リーダーはエライことをやっちまったが、その後、綺麗さっぱり、無かったことにした。
無かったことにすればいい。
ワインをぶちまけたことを?
いいや、ワインはシャツに巨大な地図を描いてしまった。
答えは決まっている。シャツそのものが、この世に存在しなかったことにすればいいのだ。
「さらばァ、故郷よ、さらばァ───」
調子よく古いカンツォーネを歌いながら、濃い緑色のビニルを広げた。
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