ラバー・ゲイジ
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ホルマジオ。
ソルベとジェラート。
厳密に言えば、自分と一緒に居たわけではないイルーゾォとギアッチョも含まれるのだ。
容疑者が多すぎる。
───やっぱり。もしかして。
証明しようのない懐疑は晴れず、頭にドブ色の煙を立ち込めさせる。
「あぁ!!」
ペッシは改めて、各個人の行動を把握し尽くせるはずがないと痛感した。
放り投げたペンからキャップが取れ、低いテーブルの下へ転がり込む。
かつて街中の道という道を頭に叩き込むために読み込んだ地図が、脇のラックに入っていた。
「……そうか、そうだ」
ペッシはキャップのないペンに飛びつき、地図を引っ張り出して場所を記し始めた。
『アメティスティーノ……
……イミグナントホテル、
……』
何カ所か書き出した手が止まる。
「ナナシが最後に行った場所」
地図の上の仮説結論をグルグルと囲んで立ち上がり、厚手のジャンパーを手に取った。
→ドミノ ージエンドオブエデンー
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